フランスのおすすめ美術館12選
”芸術の都”を堪能しよう
フランスの美術館
芸術の都、パリ。フランスに行くなら、目的の一つに入れたいのが美術館ですよね。
街全体が芸術作品とも言えるような美しい国フランスには、ルーブル美術館やオルセー美術館、ポンピドゥー・センターなど、美術ファンには堪らない美術館が多くあります。
モネやピカソが愛したパリの街を、彼らの作品ともに堪能する旅に出ませんか?
今回は、フランスのおすすめ美術館12選をご紹介。
フランスに行く前に、行きたい美術館をチェックしておきましょう。
「アート診断」
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1.ルーヴル美術館
パリで必ず訪れたい美術館人気No.1!
ルーヴル美術館
世界三大美術館の1つに数えられ、年間来場者数800万人を誇る超大型の美術館です。ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や古代ギリシャの彫像「ミロのヴィーナス」など、世界的に有名な作品が数多く展示されています。国王の宮殿をそのまま使用しているので、美術館自体にも注目してみてくださいね。
ルーブル美術館(Musée du Louvre)
住所 Place du Carrousel, 75001 Paris, France
開館時間 (月、木、土、日)9:00〜18:00(水、金)9:00〜21:45
休日 火曜日、1/1、5/1、12/25
料金 €15
2.オルセー美術館
パリで必ず訪れたい美術館人気No.2!
オルセー美術館
印象派の代表作を収蔵した、パリの中心地に位置する美術館。自然光を取りいれた館内の空気感はパリの中心地にいながらほっと一息つける素敵な空間が広がります。
19世紀の画家をはじめとする作品が充実しており、ルノワール、モネ、マネなどの印象派作品やポスト印象主義は呼ばれるセザンヌ、ゴーギャン、ゴッホの作品、アンリ・ルソー、マティスなどの20世紀初頭の作品まで鑑賞することができます。大時計の裏にあるカフェやレストランも、フランスらしいエレガンスや粋な雰囲気が感じられるくつろぎの空間で、料理の質も高い。無料のクロークルームを活用して、優雅に鑑賞したい美術館です。
オルセー美術館(Musée d’Orsay)
住所 62 rue de Lille 75343 Paris cedex 07 France
開館時間 (火、水、金〜日)9:30〜18:00(木)9:30〜21:45
休日 月曜日、5/1、12/25
料金 €12
3.ヴェルサイユ宮殿美術館
ブルボン王朝の威光を現代に伝える
ヴェルサイユ宮殿美術館
1682年から1789年までの100年余りの間、王宮として使用され、フランスの政治の中心であったのがヴェルサイユ宮殿です。当代きっての建築家マンサールやル・ブラン、造園家のル・ノートルが手がけた最も豪華で美しい宮殿と庭園は1979年に世界遺産に登録されました。
6000点の絵画、1500点の彫刻など、中世から20世紀までブルボン王朝の華麗な宮廷文化を伝える膨大な逸品がコレクションされており、宮殿、庭園、グラントリアノン、マリー・アントワネットの離宮に展示されています。近年ではジェフ・クーンズや村上隆といった現代美術アーティストの作品を宮殿内に展示した企画展も開催されており、賛否両論を巻き起こしています。
ヴェルサイユ宮殿美術館
住所 Château de Versailles,78008 Versailles
開館時間
・ベルサイユ宮殿 9:00~18:30(11~3月 17:30まで)
・大トリアノン宮殿 12:00~18:30(11~3月 17:30まで)
・ドメーヌマリーアントワネット 12:00~18:30(11~3月 17:30まで)
休日 毎週月曜日、1/1(祝)、5/1(祝)、12/25(祝)料金 時期・訪問先で異なるためHP参照
4.ポンピドゥー・センター 国立近代美術館
パリで現代アートを楽しむなら
ポンピドゥー・センター 国立近代美術館
パブロ・ピカソやアンリ・マティス、アンディ・ウォーホルなど20世紀を代表する近代芸術家の作品を間近で鑑賞することができる美術館です。広々としたスペースに約6万点以上の彫刻や絵画、ポップなデザインの花瓶や椅子などが展示されています。
ピカソの作品「女性の頭部」や「若い女性の肖像」を見ることもできます。
ユニークな雑貨を扱っているショップや、アート関連の書籍を多く置いている本屋などもあります。近代アートに興味がある方におすすめです。
ポンピドゥーセンター国立近代美術館(Centre Pompidou)
住所 Place Georges Pompidou | Place Georges Pompidou, 75004 Paris, France
開館時間 (月、水、金〜日)11:00〜22:00(木)11:00〜23:00休日:火曜日、5/1
料金 €12
5.オランジェリー美術館
モネの「睡蓮」を堪能
オランジェリー美術館
こちらの美術館は、印象派の著名な画家クロード・モネの大作「睡蓮」が部屋の壁一面に展示してある睡蓮特別展示室があることで有名です。展示室の中央にあるベンチに座って、じっくりと作品を鑑賞することができます。
また印象派の作品だけでなく、近代美術の巨匠であるパブロ・ピカソやポール・ゴーギャンなどの名画も、収められています。
オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)
住所 Jardin des Tuileries Place de la Concorde
開館時間 9:00〜18:00
休日 火曜日、5/1、7/14、12/25料
料金 €9
6.モネの邸宅と庭園
モネ好きなら絶対に訪れたい
モネの邸宅と庭園
フランス、・パリの郊外、セーヌ川とエプト川が合流するノルマンディー地方の入り口にジベルニーという小さな村があります。モネは1883年から1926年までをこの村で過ごしました。
邸宅と庭園はモネの死後、その息子によって美術アカデミーに寄贈され、1980年にクロード・モネ財団として一般公開されました。
花咲き乱れる美しい庭園はモネ自らが設計したもので、「睡蓮」の世界を思わせる景色が広がっています。
モネの家は淡いピンク色の外壁や内部の調度品も当時のままに修復され、画家の息遣いを感じることができます。モネの作品はありませんが、モネ自身が集め た貴重な日本の版画コレクションが展示されています。
モネの邸宅と庭園(MAISON ET JARDIN DE MONET)
住所 84, rue Claude Monet 27620 GIVERNY
開館時間 3月24日~11月1日
休日 会期中無休(冬季休館)
料金 €9.5 (オランジェリー美術館との共通チケットあり)
7.パリ市立近代美術館
巨大壁画と20世紀美術をじっくり堪能
パリ市立近代美術館
セーヌ川沿岸のパレ・ド・トーキョーの東翼に位置するパリ市近代美術館は、1920年代から現代までのアーティストの作品を集めた美術館です。
無料の常設展示では、2階展示室のラウル・デュフィによる世界最大な壁画『電気の妖精』やマティスによる『ダンス』の連作などをはじめ、キュビズムからシュールレアリズムを経て現代に至るまでの20世紀美術史の大作を見ることができます。
パリ市立近代美術館
住所 11 Ave. du President Wilson 75116 Paris
開館時間 10:00〜18:00(木~22:00)
休日 月曜日
料金 無料(企画展により有料)
8.ギメ美術館
東洋の至宝がずらり
ギメ美術館
ギメ美術館は、実業家であり東洋学者でもあるエミール・ギメの収集品を展示している美術館です。東洋をより一層神秘的に演出するため、光の効果を利用して斬新な展示をしています。中国や韓国、中央アジア、日本などの作品を鑑賞できます。
各国ごとにブースが分かれていて、自分好みの美術品をじっくり見られるようになっています。インドブースの「踊るシバ神」像など、珍しい芸術品もたくさんあります。
ギメ美術館(Musee National des Arts Asiatiques-Guimet)
住所 6 Pl. d’Iena 75116 Paris
電話番号 (01)-5652-5300
開館時間 10:00〜18:00
休日 火曜日、1/1、5/1、12/25
料金 €7.5
公式HP http://www.guimet.fr
9.ロダン美術館
ロダンの住宅兼アトリエを改築した
ロダン美術館
「近代彫刻の父」とも呼ばれる巨匠オーギュスト・ロダンの住居兼アトリエを改築した建物が、ロダン美術館です。詩人ダンテの代表作『神曲』をもとにした作品「地獄の門」は必見ですよ。
美術館の敷地内にはとても美しい庭園があり、こちらにもロダンの彫像が置かれています。豊かな自然のなかで、芸術に触れることができるスポットです。
ロダン作品をメインに展示する美術館ですが、ゴッホ作「タンギー爺さん」もこの美術館の収蔵品。近くに来た際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ロダン美術館(Musée Rodin)
住所 Par courrier Musée Rodin, 19 boulevard des Invalides, 75007 Paris
電話番号 0144-186-110
開館時間 (月、火、木〜日)10:00〜17:45(水)10:00〜20:45
休日 月曜日、5/1、12/25
料金 €10、(庭園のみ€4)
10.ピカソ美術館
ピカソ作品の数5000点以上!
ピカソ美術館
20世紀を代表する画家パブロ・ピカソの作品が約5000点以上収められているピカソ美術館。描かれた時期ごとにフロアが分かれているので、作品を鑑賞しながらピカソの人生を追うことができます。
第2次世界大戦中に描かれた「縞の帽子」や恋人をモデルにした「ドラ・マールの肖像」など、さまざまな作品を間近で見ることができますよ。
ピカソ美術館(musee picasso)
住所 5 rue de Thorigny 75003 Paris
電話番号 0185-560-036
開館時間 (火〜金)11:30〜18:00(土、日)9:30〜18:00 ※最終入館は17:15まで
休日 月曜日
料金 €12.5
11.ケ・ブランリ美術館
世界の民族文化・芸術を堪能
ケ・ブランリ美術館
ケ・ブランリ美術館は、アジアやオセアニア、アフリカ、アメリカ大陸などの非西洋的の芸術品が展示されている美術館です。
2006年、創設者の一人である元フランス大統領ジャック・シラク氏の「すべての芸術はその誕生から平等であり自由である」という熱意を原動力に開館に至りました。この試みは、ヨーロッパ初の脱西洋中心主義からの脱皮を示す大きな一歩でした。
「パプアニューギニアの笛を吹く肖像」や「アフリカ・マリの仮面」など魅力的な作品が数多く展示されています。エッフェル塔のすぐ近くにあり、セーヌ川沿いを散歩がてら寄ってみてはいかがでしょうか。
ケ・ブランリー美術館(Musee de Quai Branly)
住所 37 Quai Branly 75007 Paris
開館時間 (火・水・日)11:00〜19:00(水~土)11:00〜21:00
休日 月曜日,5/1、12/25
料金 €8.5
12.パリ装飾芸術美術館
煌めくクリスチャン・ディオールの世界
パリ装飾芸術美術館
1905年に開館したパリ装飾芸術美術館は、10年におよぶ内装工事と作品の修復を終え、2006年の9月に再オープンしました。
中世から現代まで、人々の生活の中で慈しまれながら使われていたものが展示されています。多くのデザイナー、クリエーター達もインスピレーションを受けに訪れるという美術館です。
創業者であるクリスチャン・ディオールが生み出したドレスはもちろん、絵画や彫刻、布地、磁器などムッシュ ディオールに影響を与えた美術品や調度品も紹介しています。パリを訪れたらぜひ立ち寄ってほしい美術館です。
パリ装飾芸術美術館(Musée des Arts Décoratifs)
住所 107 rue de Rivoli, 75001 Paris
開館時間 11:00〜18:00(木〜21:00)
休日 月曜日
料金 €13(装飾美術館+モード・テキスタイル美術館+広告博物館)
ヨーロッパ諸国への渡航には欧州渡航情報・認証システム「ETIAS(エティアス)」の取得が必要になります。渡航1ヶ月前からの申請を推奨します。
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