2019/03/09

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油絵の具の種類と選び方・おすすめ10選

自分にあった油絵の具を探そう!
油絵の具の選び方&おすすめ10選

筆のタッチやナイフで凸凹したタッチを作れるのが特徴的な油絵。

厚みのある力強い絵が描けたらかっこいいですよね。

油絵は何度も何度も重ね塗りをすることによって厚みや深みを表現していくため、絵の具の選び方がとても重要です。

油絵セットを買う場合でも、メーカーによって絵の印象はかなり違ってきます。

そこで今回は初心者から上級者まで幅広く使えるおすすめの油絵の具をメーカー別にご紹介します。

 

油絵の具とは?

まずはじめに油絵の具の特徴からご紹介します。

油絵の具は、顔料と乾性油を掛け合わせて作られた絵の具のことです。

油分が多いため他の絵の具よりもツヤ感が強いという特徴があります。

そして乾くまでに時間がかかるため、表面を削ったり凹凸を作るなど、幅広い表現をお楽しみいただけます。

また油絵の具に使われる顔料は、大きく分けると「無機顔料」と「有機顔料」の2つに分類されます。

特徴の違いは

無機顔料:落ち着いた色調・色数が少ない・比較的安価
有機顔料:鮮やかな色調・色数も多い・高価なものもある

などが挙げられます。

それぞれ用途によって使い分ける必要があります。

 

アクリル絵の具との違い


ソース

  • 乾きがゆっくり
  • 臭いがあり、取り扱いが大変
  • 乾いても見た目が変わらない
  • 多彩な技法があり、自由度が高い
  • 深みがある

油絵の具はアクリル絵の具と比べてこのような違いがあります。

他の絵の具に比べて、重たく・力強い印象の絵を描くことができます。

重厚な絵が描きたければ油絵に挑戦するのもいいかもしれませんね。

 

油絵の具の種類と選び方

1.初心者はセットで購入しよう


ソース

油絵の具には様々なメーカーやブランドがあります。

一つ一つ自分のお気に入りを揃えるのも楽しいですが、初めての方にはセットを購入することをおすすめします。

原色を掛け合わせることで表現することができるので、初めは基本の色だけでも十分に楽しめると思いますよ!

最初に10〜12色の油絵セットを買って、そこから欲しい色を買い足していくのが良いと思います。

2.慣れてきたら、単色を覚えて使いこなそう!

油絵の具は個別に買うとなると種類がたくさんあって迷ってしまいます。

それぞれ使い方や特徴が異なるので、代表的なものだけでも覚えておくと便利ですよ。

「白」


ソース

ジンクホワイト:混色しても変色することがないので、どの色とも混色できます。また透明感が強く、微妙な明度の調節に使うことができます。

シルバーホワイト:最もポピュラーなホワイトです。乾燥が早いので、絵の土台として塗り重ねるのにも向いています。

チタニウムホワイト:最も強い質感のホワイトです。下の色を完全に隠してしまう強さがあり、白さを強調したい時に効果的です。

「赤」


ソース

カドミウムレッド:鮮やかで発色の良い不透明なです。一般的な赤に一番近い色と言えます。

バーミリオン:重圧で鮮やかな朱色です。他の赤に比べて高価なので余裕があれば購入するぐらいが良いです。

クリムソンレーキ:透明度が深みのある赤です。ワインのような色味を表現することができます。

「青」


ソース

ウルトラマリン:透明色で濃く深みのある青です。

コバルトブルー:彩度が高く鮮やかな青です。半透明な色味を表現することができます。

セルリアンブルー:コルドバブルーに比べてやや明るい青色です。

「黄」


ソース

カドミウムイエロー:発色が高く、鮮やかなで不透明なイエローです。ペール・ライト・ディープ・オレンジなど数種類の異なる色のトーンが販売されています。

イエローオーカー:一般的な黄土色です。他の色と混色して調節することも◎安価なので手に入れやすいです。

「緑」


ソース

ビリジャン:透明度が高く、濃い色の緑です。一般的な緑色なので初めての方は揃えた方が良いと思います。

コバルトグリーン:青と緑を組み合わせたような緑色です。

「褐色」


ソース

ローアンバー:「ロー」には成熟していないという意味が含まれています。やや明るい褐色です。

ローシェンナ:ローアンバーよりもやや赤みのある褐色です。

バーントアンバー:「バーント」には焼いたという意味が含まれており、ローアンバーよりも濃い褐色となっています。

「黒」


ソース

ピーチブラック:焼いた植物から作ったもので、やや青みのある冷たい黒を表現できます。

アイボリーブラック:動物の骨を焼いて作ったもので、最もオーソドックスな黒色です。

ランプブラック:すすから作られたもので、ピーチブラックよりも青みの強い色合いです。

 

おすすめの油絵の具メーカー

ホルベイン


ソース

100年以上の歴史と伝統をもつ大手文具メーカーの「ホルベイン」。

多種多様な絵の具を販売しているためどんなニーズにもしっかり応えてくれます。

初心者からプロの方まで幅広く使える絵の具なので、どれを買おうか迷ったらとりあえずホルベインの絵の具を買ってみるのもいいかもしれません。

特徴
最高ランクの耐光性
深い色調と透明感
濁りにくく鮮やかな混色

 

クサカベ


ソース

「クサカベ 」は1928年創業の老舗メーカーです。

他のメジャーな油絵の具よりも価格が低めなので、初めての方でも気軽に揃えることができます。

色数も168色としっかりバランスよく揃えられているので、とりあえず色数を豊富に揃えたい、と考えている方にもピッタリのメーカーと言えます。

特徴
豊かな表現力
落ち着いた発色
すぐに固まらない
人に優しい素材を使用

 

マツダ

ソース

「マツダ」は1948年創業の大手画材メーカーです。

色数が他の油絵の具メーカーに比べて、かなり少ないですが、発色がよく上品な粘りが人気の秘訣となっています。

絵画の終盤の仕上げや決め色にぴったりの素材と言えます。

黄変する心配がなく、半永久的に鮮やかな色が残るので本格的に油絵を始めたい人におすすめです。

特徴
美しい発色
変色せず、色の効きが強い
濁りにくく鮮やかな混色

 

マイメリ

ソース

「マイメリ」はイタリア・ミラノで創業した大手画材メーカーです。

マイメリの油絵は「顔料と溶剤以外は何も入れない」という確固たる信念の基に作られており、数多くのアーティストから絶大な支持を受けています。

他のメーカーと比べて少し値段は高いですが、お値段以上の価値がある油絵だと言えます。

特徴
明るく柔らかい、まろやかな発色
優れた色彩と高い耐候性
高い純度と品質

 

おすすめの油絵の具10選

1.ホルベイン油絵具12色セット 

H905


ソース

初心者でも始めやすいお手軽価格!

こちらは歴史のある老舗メーカー「ホルベイン」の油絵セットです。

166色という豊富なラインナップのため、自分の欲しい色を簡単に買い足すことができます。

高品質な深みのある色調が幅広い層から支持されています。

価格 ¥4,887
セット数 12色
メーカー ホルベイン

 

 

2.ホルベイン高品位油絵具ヴェルネ12色セット

V192


ソース

高品質・ハイクオリティーな油絵の具

こちらもホルベインからの油絵セットですが、高品位油絵具であるヴェルネなので他の油絵の具よりも透明感ときめの細やかさを感じることができます。

混色しても濁りにくく、高い彩度と強い着色力があるところも魅力ですね。

油絵を描いている人なら一度は使って欲しい商品です。

価格 ¥10,751
セット数 12色
メーカー ホルベイン

 

3.クサカベ油絵具専門家用油絵具セット12色セット 

A-12


ソース

練りの固さが力強さをしっかり表現

落ち着きのある色味が特徴の「クサカベ」 。

品質にもこだわりが強く、油絵の具はどれも厳選された材料によって作られています。

やや固練りなので、厚塗りにすれば力強い印象に仕上げることができます。

価格も比較的リーズナブルなのでこれから油絵の具を揃える人にもおすすめです。

価格 ¥5,271
セット数 12色
メーカー クサカベ 

 

4.クサカベギルド12色セット


ソース

強い発色で印象的な仕上がりに!

クサカベ の油絵の中でも高級ラインと言われる「クサカベギルドシリーズ」。

純度がかなり高く、顔料それ自体のもつ強い発色が得られることが最大の特長です。

少々値は張りますが、本格的な油絵を描く人にとってはかなりおすすめの商品と言えます。

価格 ¥26,107 
セット数 12色
メーカー クサカベ 

 

 

 

5.マツダ 専門家用油絵具12色セット


ソース

ノビのある爽やかな筆感触

老舗の大手画材メーカー「マツダ」による、12色入りの油絵セットです。

油絵は明るく印象的な発色と、ノビのきく爽やかな筆触りが特徴となっています。

お手ごろな価格に加えて、黄変する心配がない高品質商品なので、幅広い層におすすめの商品と言えます。

価格 ¥6,696
セット数 12色
メーカー マツダ

 

6.マツダ スーパー油絵具 12色セット

S−3


ソース

何年経っても色褪せない高品質絵の具

「日本の油絵具は効きが悪い」という定説を覆したのがこちらのマツダ スーパーシリーズ。

全色にポピーオイルを使用しているため、マツダ・スーパー油絵具は長年経っても変色、退色がなく、プロからも高い評価を受けています。

また、厳選したヨーロッパの顔料を使用しているため、非常に綺麗な発色の仕上がりとなります。

価格 ¥12,960 
セット数 12色
メーカー マツダ

 

 

7.マイメリクラシコ油絵具 13色セット


ソース

最新のテクノロジーが生み出した新素材

最新の研究と技術から生まれた、優れた耐候性と鮮やかな発色が特徴の油絵です。

素材にこだわったマイメリの中でもフレッシュで瑞々しい色合いが特徴となっています。

油絵に慣れてきた方にぜひおすすめしたい画材です!

価格 ¥10,773
セット数 13色
メーカー マイメリ 

 

 

8.ウィンザー&ニュートンアーティスト・オイルカラーチューブ12色セット


ソース

王室御用達の上品な油絵の具

イギリス王室御用達の最高級ブランド「ウィンザー&ニュートン」。

スムーズな使い心地と高い着色力は多くの画家を虜にしてきました。

「アーティスト・オイルカラー」シリーズは全120色の多彩なラインナップを持っているため、自分の描きたい色を忠実に再現することができます。

手ごろなお値段となっているため、初心者の方にはぜひお試しいただきたい商品です。

価格 ¥5,280
セット数 12色
メーカー ウィンザー&ニュートン

 

9.ターレンスレンブラント油絵具10色セット 

T01C310


ソース

本場のヨーロッパでベストセラーの人気商品

こちらの「レンブラント」シリーズは本場ヨーロッパで長年ベストセラーとなっている最高級油絵具です。

ホワイトや明るい中間色に「サフラワーオイル」を使っているため、変色や劣化を防いでくれます。

厳選された原料とこだわり抜いた高い品質が多くのアーティストからも愛される人気の理由と言えるでしょう。

価格 ¥4,848
セット数 10色
メーカー ターレンス

 

10.ターレンス ヴァンゴッホ油絵具10色セット

T02C410


ソース

ヴァンゴッホの名に恥じない良質な油絵の具

こちらもオランダの人気メーカー「ターレンス」の油絵です。

乾燥時間が全色均一に揃っているため、計画的な制作ができることや、顔料の含有率が高く、着色力に優れているなど、使いやすいメリットがたくさんあります。

高品質かつリーズナブルな価格なので、油絵初心者から上級者まで幅広い層から支持を得ています。

価格 ¥2,788
セット数 10色
メーカー ターレンス

油絵の道具と選び方の解説を知りたい方はこちら



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