2019/03/24

パステルパステル画画材絵画選び方
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画材「パステル」とは?種類と使い方・おすすめパステル8選をご紹介

近年、水彩やアクリルに並んで人気となっているパステル。

画用紙一枚で簡単に始められ、アクリルや油絵に比べて簡単に書き上げることができるのが魅力です。

小さなお子さんでも描くことができるので、親子で一緒に描くのも楽しいですね!

簡単に始められるパステルですが、種類や特徴に違いがあるので、本格的に始めるとなると結構奥深いものです。

今回はこれからパステルを始めようと考えている方、もっとパステルを深く知りたい方のために、パステル選び方と特徴をまとめてみました。

記事を参考にして自分だけの素敵な作品を描きあげてくださいね!

 

パステルとは?

パステルとは、粉末の顔料を粘着剤で棒状に固めた画材です。

色鮮やかなパステルを削って粉にして使うことで、美しく、柔らかな風合いの絵を描くことができます。

パステルは絵の具と違って混色をすることができません。

色を作るというよりも、たくさんの色の中から自分が使いたい色を選びながら描き進めていくため、あらかじめある程度パステルの色数を用意しておく必要があります。

準備は非常に簡単で、水やパレット、筆なども使わないため、持ち運びもコンパクトです。

こすったり、のばしたり、ぼかしたり、他にも様々な方法で絵を描くことができ、大人から子供まで幅広くお楽しみいただけるアートとなっています。

定着力が弱く劣化してしまうのを防ぐために、フィキサチーフという定着剤をつけて後処理をすることも忘れないでくださいね。

 

パステルとクレヨンとの違い

クレヨンはワックス・オイル量が多い分、テカテカした色合いが特徴的です。

クレヨンは様々な画材に描くことができますが、パステルは基本的には画用紙に描きます。

そのほかにも以下のような違いがあります。

・発色が良い
・テカリのない優しい色合い
・粉っぽい
・色の伸びがいい
・色を重ねやすい
・フィキサチーフを使って保存する

 

パステルの種類

パステルは大きく分けて「ソフトパステル」「ハードパステル」「オイルパステル」「パンパステル」の4種類に分類されます。

見た目は似ていますが、硬さや発色など特徴にそれぞれ違いがあるため、それぞれ描きたいものによって使い分けることが必要です。

ソフトパステル


ソース

少ない顔料で固められた柔らかめのパステルです。

伸びがよく、発色がより強く鮮明なのが特徴です。広い面をムラなく塗るのに向いています。

ハードパステル


ソース

やや硬めの比較的割れにくいパステルです。

安価で扱いやすいため、一般的に「パステル」というときはハードパステルを指していることが多いです。

クロッキーやエスキース等を描くときによく使われます。

オイルパステル

ワックスと油分を多く含むパステルです。

クレヨンに近く、油絵のような厚く深みのある表現できます。

他のパステルよりも定着力があるのが特徴です。

パンパステル


ソース

パンパステルは、一見化粧品のような見た目の可愛らしいパステルです。

また他のパステルと比べて発色がとても鮮やかで色の伸びが良いのも特徴です。

また色を混ぜたり、重ねたりしても綺麗に色味を表現できます。

少し高価なところが難点ですが、満足のいく仕上がりが期待できます。

 

パステルの選び方

描きたいものによって色数を決める


ソース

パステルは重ね塗りによって色の深みを表現することはできますが、絵の具と比べて混色し難い画材です。

そのため、ある程度色数を揃えて描き始めることが理想です。

メーカーによっては200色や500色などのかなり充実したセットを出しています。

色数は多い方が表現の幅は広がると言えますが、最初からそこまで揃えなくても、12色〜30色ほど揃えておけば十分にパステルを楽しむことができると思います。

 

APマーク・CEマークで安全性をチェック

画材の安全性を簡単にチェックできるマークとして「APマーク」と「CEマーク」があげられます。

パステルは粉末状にして使うものなので、空気中で吸い込み、体内に入ってしまうことがあるのです。

自分が使っている画材が身体に影響を与えるものなのか安全なものなのか、買う前にぜひ一度お確かめください。

・APマーク


ソース

ACMI(米国画材・工芸材料協会)により定められた評価基準に適合した、人体に対して害のない製品に付与されるマーク。

・CEマーク


ソース

安全や健康を保護する安全規格に合致した製品に付与されるマーク。
主にヨーロッパを中心に使用され、主に子供用として利用できる製品に表示される。

 

CLマーク・セントアンドリュースクロスには注意が必要!

APマークとCEマークのように安全を保証してくれるマークもありますが、逆に長時間使用してしまうと危険であるということを示しているマークもあります。

「CLマーク」と「セントアンドリュースクロス」は画材が毒性が強いことを示しているため、こちらのマークがついている商品にはくれぐれも注意が必要です。

・CLマーク
毒性があることを示す。
しかし絶対に使用が禁止されている訳ではなく、正しく使えば安全だということを保証しているマーク。
 
・セントアンドリュースクロス
有毒であることを示す。
カドミウムなど、有機化合物が含まれているものに多い。
 
安全性をうたう大手の画材メーカーでもパステルの色によって危険性が異なることがあるので、注意が必要です!

 

主なメーカーと特徴


ソース

パステルの大手メーカーはヨーロッパに集中しており、色数・質などレベルの高いものが取り揃えられています。

日本のパステルメーカーの数はヨーロッパほど多くはありませんが、質で劣っている訳では全くありません。

例えば老舗メーカー「ゴンドラパステル」などは国内でかなりのシェアを誇り、初心者からアーティストにいたるまで、幅広く愛されているブランドです。

ここでは有名メーカーを中心に、それぞれのソフトパステルの特徴をご紹介していきます。

パステルを買う際の参考にしてみてくださいね。

 

ターレンス

ソース

最高級絵具ブランドとして広く知られている、オランダ・ロイヤルターレンス 。

その技術を生かした発色の良いパステルです。

色数は203色。価格はそれほど高くないため初心者の方でも手に入れやすい画材です。

 

ゴンドラ


ソース

「ゴンドラパステル」は創業90年の歴史を持つ老舗のパステルメーカーです。

日本で唯一のソフトパステル専門メーカーとして、一本一本手作業で作られています。

にっぽんの色を表現できる美しいパステルです。

色数は242色。プロからアマチュアまで幅広くお使いいただけます。

 

ホルベイン


ソース

「ホルベイン」のパステルは日本人の手に合わせた、使い易いサイズで作られているのが特徴です。

発色性や耐光性にこだわり、変色を抑えたパステルとなっています。

また有害物質が含まれていないため、小さなお子さんでも安心して使用できます。

色数は250色。価格は比較的安価で、多くの画材屋さんで取り扱っています。

 

シュミンケ


ソース

「シュミンケ」ドイツ発祥の最高級絵の具メーカーです。

なめらかな描き心地で、よく伸び、発色も鮮やかです。

品質が最高な分、お値段が少し高いのでパステルに慣れてきた方におすすめです。

色数は400色と多く、多彩な表現をお楽しみいただけます。

 

セヌリエ


ソース

「セリヌエ」はフランス発祥の絵の具メーカーです。

シュミンケ同様、品質にこだわり抜いた最高級な素材が魅力です。

パステル自体がとても柔らかく、綺麗な発色を表現できます。

ただ、流通量が少なく、手に入れるのが難しいのが難点です。

色数は525色とかなり多く、パステルをより深く楽しみたい人におすすめです。

 

ラウニー


ソース

「ラウニー」はイギリス発祥のメーカーです。

シュミンケやセリヌエに比べるとやや硬い質感ですが、厳選された顔料と独自の技術で製造されたパステルには絶対的な安心と信頼があります。

ラファエロ作品の修復に使用されたことでも有名です。

色数は186色。価格は高品質なわりにそれほど高価ではないので、買い換えを検討している方におすすめのパステルです。

 

おすすめのパステル8選

1.ターレンス レンブラントソフトパステル30色

ロイヤルターレンス社が誇る「レンブラントソフトパステル」

6,780円 (税込)

品質にこだわり抜いた最高級パステル

最高級絵の具ブランドとして知られるオランダのロイヤルターレンス。

その技術がパステルに受け継がれ、発色・質感ともに最高級の仕上がりとなっています。

また全203色という多彩な色展開をしているため、自分の欲しい色を的確に表現できます。

より深くパステルを楽しみたいという人にぜひ使ってもらいたいパステルです。

価格 ¥6,780
種類 ソフト
色数 30色
メーカー ターレンス

 

2.ホルベイン ソフトパステル24色

ホルベイン ソフトパステル 24色セット

3,426円 (税込)

お子さんにおすすめ!安心・安全なソフトパステル

長時間の厳しい品質テェックに耐え抜いた、安心・安全のソフトパステルです。

体への有害性をとことん取り除いたパステルのため、お子さんでも安心してお使いいただけます。

また粉の粒子が細かいので、紙の上でしっかり伸びます。

カラーが豊富で持ちやすいフォルムなので初めての方でも使いやすいパステルとなっています。

価格 ¥3,416
種類 ソフト
色数 24色
メーカー ホルベイン

 

3.シュミンケ ソフトパステル紙箱入り30色

シュミンケ ソフトパステル 30色紙箱セット

19,440円 (税込)

一度は使ってみたい!ソフトパステル最高峰

高純度な最高級顔料だけを使い、必要最低限の結合剤で作られたシュミンケのソフトパステル。

「まるでバター」と言われるほど表面も内部も均等に柔らかく、滑らかな描き心地です。

さらに製造についても伝統的な方法が用いられており、ラベルも1つ1つ手で貼っているというこだわりがあります。

質が高い分少し価格は高めですが、人生で一度は使ってみたいと思わせてくれるパステルです。

価格 ¥19,440
種類 ソフト
色数 30色
メーカー シュミンケ

 

4.ぺんてる クレヨン 専門家用パス PTA-50D 49色

ぺんてる クレヨン 専門家用パス PTA-50D 49色(白2本入り)

4,457円 (税込)

チョークアートでも大活躍!ぺんてるオイルパステル

クレヨンでお馴染みの画材メーカー「ぺんてる」。

クレヨンに質感が似ているオイルパステルですが、クレヨンよりもテカリがなく、柔らかい色合いが楽しめます。

近年人気のチョークアートをする時にも使えるので、様々なシーンで楽しめます。

全体的なデザインもかっこいいので、置いておくだけでも気分が上がりそうですね。

価格 ¥4,457
種類 オイル
色数 49色
メーカー ぺんてる 

 

5.ホルべイン オイルパステル 100色セット

ホルベイン オイルパステル 100色セット

15,870円 (税込)

幅広い中間色が作れる!本格オイルパステル

使いやすさをとことん追求したホルベインのオイルパステル。

1本1本プラスチックのケースで包まれているため、他の色と接触して色移りすることを防いでくれます。

また、発色が鮮明で幅広い中間色が作れるので作品にメリハリを作り出せるのも魅力です。

ワンランク上の表現を求めている方のにおすすめしたいパステルです。

価格 ¥15,870
種類 オイル
色数 100色
メーカー ホルベイン 

 

6.サクラクレパス クレパス ハイクオリティ50色

サクラクレパス クレパス ハイクオリティ 50色

2,264円 (税込)

親子でしっかり楽しめる!本格派オイルクレパス

クレパスでお馴染みのサクラクレパスですが、こちらは少し贅沢なハイクオリティーオイルクレパスです。

お子さんが使うにも大満足な色数ですが、大人が使っても十分楽しめる発色や味わいが魅力です。

柔らかい質感で伸びが良いので綺麗なグラデーションエオ作ることできます。

親子でいつもより本格的なお絵かき体験をしてみてはいかがでしょうか?

価格 ¥2,264
種類 オイル
色数 50色
メーカー サクラクレパス

 

7.ターレンスヌーベル カレーパステル 12色セットB

ターレンス カレーパステル ヌーベル 24色セットB

2,082円 (税込)

力強さをしっかり表現!ハードパステル入門セット

コンテの持ち味にパステルの長所をプラスして作られたヌーベルのカレーパステル。

ハードタイプと言っても硬すぎず、程よい滑らかさ・軽やかさを持っています。

もちろんハードパステル特有の力強いタッチもしっかり表現してくれます。

折れにくく、手にもつきにくいので非常に扱いやすいパステルとなっています。

価格もお手ごろなので、ハードパステル入門にぴったりです!

価格 ¥2,082
種類 ハード
色数 12色
メーカー ターレンス

 

8.ホルベイン パンパステル 20色セット ペインティング 

ホルベイン パンパステル 20色セット ペインティング

11,135円 (税込)

パステルの新時代!可愛い見た目と鮮やかな発色

これまでスティックパステルでは表現できなかったことを簡単に作り出してくれる魔法アイテム、パンパステル。

ファンデーションのようなきめの細かい粉末が表現の幅をグッと広げてくれます。

力加減不要でさらっと描き進めることができます。

発色・伸びも抜群に良いので、パステルに慣れてきた人は一度試してみることをおすすめします!

価格 ¥11,135
種類 パン
色数 12色
メーカー ターレンス
 

まとめ

パステルの基本からおすすめ商品までをご紹介してきました。色々種類がありますが、自分にぴったりのパステルと出会えるといいですね。絵を描く楽しみは無限大。皆さまが楽しいパステルライフを過ごせますように祈っています!

 

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