2021/07/16

SDGsサスティナブル
MAGAZINE

最近話題の「サスティナブル」とは?持続可能な社会を目指す取り組みを解説

最近よく耳にする「サスティナブル」という言葉。”サスティナブルな社会”とは、環境に優しい、持続可能な社会のことを指します。

レジ袋の有料化など身近な取組みが増えている今、サスティナブルな生活は当たり前の時代になってくることは間違いありません。

改めてサスティナブルの意図を再確認し、私たちの生活を見直してみましょう。

 

サスティナブルとは?

「サスティナブル」という言葉の意味 

サスティナブルとは、「sustain(持続する)」と「able(~できる)」をつなげてできた造語です。

「sustainable」と表記し、そのまま訳すると「持続することができる」「持続可能な」という意味になります。

この言葉には、環境破壊によって命あるもの全てに影響が出て生活できなくなってしまう前に、あらゆる生命の未来と地球を守っていこうという意味があります。

1987年、国連が「Sustainable Development(持続可能な開発)」という概念を提唱したことが始まりとされています。

 

「SDGs」(持続可能な開発目標)をきっかけに広まった 

SDGsとは、2015年に開催された国連サミットにて採択された国際的な目標です。

「Sastainable Development Goals(持続可能な開発目標)」を略した言葉で、現代の問題を解決していくと共に人や環境に配慮した世界を築くための取組みを目指しています。

以前からサスティナブルという言葉はありましたが、日本にはあまり浸透していませんでした。

しかし最近では日本でもSDGsの取組みが積極的になってきており、サスティナブルという言葉を認知する人も増えてきています。

 

サスティナブルな社会とは?

持続可能な社会のこと 

目先の便利や人類の身の利益を優先してきた今までの生活を続けていくと、環境汚染などを進行させて私たちやその子孫は豊かな生活を送るのは難しいだろうと言われています。

つまり、これからは環境保全を前提に発展していく必要があるということです。

サスティナブルな社会とは、資源を無駄にせず負荷を最低限に抑えて、ずっと美しい地球を保てるように生活し続けていく社会のこと。

今では世界各国で、多くの会社や組織がサスティナブルな社会を目指して環境に配慮した取組みを行っています。

 

現状の問題点

産業革命以降、世界では驚くほど科学技術が発展してきました。

交通、食べ物、衣類、建物…全てにおいて私たちのよりよい生活の為に生み出され、進化を遂げた技術や生産物は、私たちに豊かさと満足を与えてくれました。

しかし、これらを生み出すために多くの自然や動物が犠牲になり、CO2の排出量を増やし続けてきたことを忘れてはいけません。

 

世界の二酸化炭素排出量

世界の二酸化炭素排出量は年々増える一方で、2019年には年間3兆6440億トンの二酸化炭素を排出しています。

この現状を変えなければ早い段階で資源が底をつくだけでなく、地球温暖化などの異常気象によって人類は地球に住めなくなると考えられています。

日本はサスティナブル後進国と言われており、活動が遅れているため、現状を把握し迅速に行動していくことが求められているのです。

 

未来を守るために今仕組み化していきたい社会のあり方

サスティナブル

私たちが目指すべき姿は、適切な経済活動を行いながら同時に地球の未来となる資源を守り、生命の危機を感じる必要のない社会を築いていくことです。

2021年4月、気候変動に関するサミットで日本は2030年までに2013年度比46%の温室効果ガス排出削減の目標を発表しました。

この目標を実現させるために、私たちは改めてライフスタイルを見直していく必要があります。

 

サスティナブルな企業の取り組みの具体例 

再生原料を使用した衣服

ファッション分野は、以前から売れ残りの服の廃棄や服を作る過程での環境破壊など、環境へ大きな負荷をかけていると問題視されていました。

しかし、「H&M」のように最新の技術によって環境循環型の新素材を開発し、新しい可能性を見出しているブランドが増えてきています。

H&Mは2030年までに100%サスティナブルな素材を使用するという目標を掲げており、流行とモードを取り入れたアイテムを発表しました。

これはリサイクル=デザイン性に欠けるといった概念を覆す大きなきっかけとなる可能性を秘めています。

さらに今まで不可能とされていた服から服への再生利用を可能に。

認知度が高いブランドだからこそ、その影響力は大きいと言えます。

 

省エネルギーの自動車

燃料電池自動車(FCV)は、酸素と水素を結び付けてできた電気によりモーターを動かして走る車です。

従来のガソリン自動車の2倍以上のエネルギー効率を持ち、走行時に二酸化炭素を排出しないことから「究極のエコカー」とも言われています。

代表的な国産車はトヨタの「MIRAI(ミライ)」とホンダの「クラリティFUELCELL」。

ガソリン車がガソリンスタンドでガソリンを補給するように、水素ステーションで水素を補給します。

認知度や生産数、水素ステーションの設置数など課題はあるものの、環境改善につながる技術開発商品として大きな期待が寄せられていると言えるでしょう。

 

自然栽培でつくられる野菜やお米 

自然栽培とは、野山で育つ植物のように肥料や農薬を一切使用せず植物や野菜などを育てる栽培方法です。

有機栽培には一部認められている農薬がありますが、自然栽培はそれにすら頼らず栽培するため、農薬で水質汚染や土壌汚染といった問題は起きません。

自然栽培を中心とした「ナチュラルハーモニー」が運営するウェブショップ「mai」では、自然栽培で育てられた野菜や米、100%有機原料でつくったお菓子を販売しています。

人の手や副産物を極限に抑えて自然の力で育った野菜や米は、大地の栄養をしっかり蓄えた自然にも私たち人間にも優しい食材と言えるでしょう。

 

環境にやさしい建材を使って建てる住宅 

環境に優しい建材として注目されているのは無垢材です。

「無垢スタイル」という住宅会社は、天然の無垢材を使用した住宅を提供しており、国土交通省によって長寿命住宅と認定されています。

無垢材に限らず、木材は製造過程においてコンクリートや鉄のように多くの二酸化炭素を排出することはなく、炭素を蓄えて大気中の二酸化炭素濃度の上昇を抑制します。

耐久性にも優れ、取り壊した後は家具や紙などに再生可能という、環境に優しい建材を使ったまさにサスティナブルな住宅です。

 

自然とのふれあいやローカルフードなどを身近に感じる旅行ツアー 

実際に大自然の力を五感で体験すれば、私たちの意識や行動がサスティナブルな方向へシフトしやすくなるかもしれません。

「サスティナブルツーリズム」や「エコツアー」は、ありのままの観光地を未来に残すことを背景に、地域の文化や自然環境に触れ合えるツアーです。

一つの例として、ベルトラ株式会社では原生林を舞台としたトレッキングや、茅葺屋根の民家での田舎暮らし体験など自然や地元の人たちと触れ合えるエコツアーを数多く提供しています。

自然保護と地域復興を両立させつつ、観光客に一般的なツアーでは味わえない体験をしてもらえるエコツアーは、今後ますます広がりを見せるでしょう。

 

私たちが日常生活でできるサスティナブルな取り組み

不要になった衣服や家電をリサイクル・リユースする

3Rに含まれるリサイクルとリユース。

リサイクルは、一度使ったものを同類の製品、または違う製品の素材やエネルギー源として再生利用させることです。

より有効に再生させるにはごみの分別が必須ですが、大量に吐き出され続けているごみの処理問題の解決につながる活動として地道に続けることが大切です。

リユースは、使わなくなったものを捨てずに修理などをしてまた使える状態にすること。

フリーマーケットやバザー、リサイクルショップに出品すれば新たな使い道が見いだせて、ポジティブな循環が実現できます。

ひとつひとつは小さいことでも、積み重ねによって成果につながる活動ですからぜひ心がけたいですね。

 

質のいい商品を購入し長く大切に使う

つい安い商品を選んで、すぐに壊れ、また新しいものに買い替える…こうした習慣は大量消費・大量生産を助長させます。

値段は多少高いものの、耐久性に優れた素材でしっかり管理された製造過程によって生産された商品を長く使うことで、結果的に消費サイクルを遅らせることにつながるのです。

海外では、職人が作ったものを大切に使い、自分の子供たちなど後世に伝えていく文化が根付いていますが、国内でも少しずつこうした価値観が根付きつつあります。

長持ちさせようと大切に使うことで物に対する愛情が深まり、精神的な豊かさを得られるのも大きなポイントです。

 

買い物の時は過剰包装をしない 

2018年に国連環境計画が提出した報告書によれば、日本人が一人当たり捨てるプラスチック包装の排気量が、アメリカに次いで世界で2番目に多いということが分かっています。

日本では、食料品や日用品など普段使うものですら過剰包装になっていることが少なくありません。

ビニール袋はなるべくもらわず、エコバッグやマイバッグを使って買い物の荷物を運ぶよう一人一人が心掛けることで、環境への負荷を減らす効果を生み出せるでしょう。

 

移動時は公共交通機関を使い自動車の排気ガス削減を 

自動車から排出される排気ガスには、大気汚染や酸性雨の原因となる窒素化合物、光化学スモッグを引き起こす炭化水素などがあります。

よくニュースで耳にするPM2.5 も排気ガスに含まれており、排気ガスの排出量を抑えることが自然や空気を汚染する原因を減らすことにつながります。

国内ではすでに自然環境を守るためにマイカー規制を行っている地域も一部出てきており、排気ガス抑制の意識や生活スタイルが徐々に広がってくる可能性も。

交通網が発達しているエリアに住んでいるなら、できるだけ公共交通機関を利用し排気ガス削減を目指しましょう。

 

節電節水を心がける 

節電や節水もサスティナブルな生活を築くためには重要です。

電気を作り出している火力発電は、石油や石炭、天然ガスを燃やして発電しており、二酸化炭素を多く排出しています。

電気と接点がないように思う水も、河川から水を送る時や浄水場などの工場で電気を使っていますので、節水すれば節電も可能となりエネルギー消費の削減になります。

地球上の水はほとんど海水で、私たちが利用できる水は約0.01%と限られているのだとか。

スイッチを押せば電気がつく、蛇口をひねれば水が出る日本は生活環境に恵まれていますが、だからこそ節電や節水を習慣化していきたいですね。

 

フードロスを減らす 

日本のフードロスが問題になっているのは皆さんもご存じかと思います。

賞味期限までの3分の1の期間内までに小売企業に納品できなければメーカーへ返品や廃棄される「3分の1ルール」は、フードロスを生む原因のひとつ。

まだ食べられる食材や料理を簡単に捨ててしまうと、食材だけでなく食材の生産にかかるコストも無駄にすることになるのです。

食材の買い過ぎを防ぐ、適切な保存方法をする、余った料理はリメイクしてみるといった簡単なことから意識していくと、シンプルながら豊かな食生活を楽しめるでしょう。

 

ゴミをできるだけ出さない 

環境省によると、国民1日1人あたりが出すごみの量は918gだそうです。

ごみが多いほど焼却する量が増え、二酸化炭素の排出量も増加します。

ごみを減らすには、上記で紹介したリユースを積極的に行うことが有効です。

マイタンブラーを持つ、シャンプーや洗剤類は詰め替え用を購入するなど日常生活でごみを出さないことを意識することは、ごみの処理量を減らし、空気汚染や土壌汚染を抑えることにつながるでしょう。

限りある資源の無駄遣いとなってしまわないよう、小さくてもできることから始めることが大切です。

 

サスティナブルなおすすめ商品

プラスチックを利用しない歯ブラシ

歯ブラシは世界中で大量に使い捨てられるプラスチック製品として、深刻な環境問題の原因となっています。

歯科医の監修のもとで商品を設計・販売しているTHE HUMBLE CO.は、“Stop plastics.”をモットーにサスティナブルな歯ブラシを開発。

ブラシは植物由来のナイロン製で、持ち手部分には耐久性・抗菌性のある竹材を採用しました。

生分解性の高い素材を使い、焼却しても有害なガスが出ないよう配慮されています。

誰の手にも馴染んで磨きやすいという、北欧ブランドならではの優れたデザインも魅力の一つです。

THE HUMBLE CO.(ザ・ハンブル・コー) ハンブルブラッシュ 大人用ブラック

693円 (税込)

商品寸法 (長さx幅x高さ) 15 x 1.5 x 1.5 cm

THE HUMBLE CO. のバンブーハブラシは環境に配慮した最高のパッケージです。

 

何回でも使えるおしゃれなコーヒーカップ

プラスチック製コーヒーカップの廃棄問題を解決するべく、誕生したEcoffee Cup

カップ本体はバンブーファイバーやトウモロコシ繊維、コーンスターチ、アミノ酸由来の樹脂などを原料としており、人体に有害な成分を含んでいません。

また竹は成長が早く、サスティナブルな資源として注目されています。

洗って繰り返し使える上に、シリコン製のキャップ・ホルダー付きで利便性も抜群。

色やデザインのラインナップが豊富で、つい目移りしてしまいますよね。

人にも環境にも優しいコーヒーカップでどんどんリユースしましょう。

Ecoffee Cup(エコーヒー カップ) カップ ソーサー

2,530円 (税込)

キャップとホルダーを外せば食器洗浄機対応で、繰り返し使えます。
環境に配慮し、かつ実用的でスタイリッシュなコーヒーカップです。

 

天然由来100%の無添加シャンプー・トリートメント

ニュージーランド生まれのブランド・エティークは、シャンプー・トリートメントを固形のバーに凝縮。

これにより、従来の液体製品のようなプラスチックパッケージが不要となりました。

原材料から包装に至るまで、とことんサスティナブルにこだわった仕様です。

さらに天然由来100%の美容成分が詰まっており、髪と頭皮に嬉しい無添加・ノンシリコンであるところも見逃せません。

髪本来の美しさを取り戻しながら、環境問題にも貢献することができます。

シャンプー & トリートメント エティーク 天然由来100%

2,985円 (税込)

エティーク独自の製法で、水を使わず、 厳選した天然由来の美容成分のみを固形バーへギュッと凝縮。そのため、髪や頭皮へのやさしさを考えた天然由来成分のもつ魅力をそのままに、バーへ込めることができました。

 

環境にやさしいジュート素材で作られたトートバッグ

ジュートとは麻の一種であり、燃えても有害物質を出さず、土に還りやすい性質です。

また、活発な光合成によって二酸化炭素を吸収してくれるので、地球温暖化の抑制も期待できる一品です。

エコでおしゃれな風合いが人気のジュートは、丈夫で通気性に優れており、バッグの素材にぴったり。

トートバッグとしてはもちろん、エコバッグとして活用すればレジ袋の削減に繋がります。

エコバッグ ジュート

1,200円 (税込)

サイズ:縦約37.5cm、横約31cm、マチ約14cm

シンプルで素材感が楽しめるナチュラルテイストのジュートバッグです。

 

まとめ 

サスティナブル

産業や経済の発展のために自然環境に負荷をかける生活から、自然と共存し資源を守りながら暮らす生活へのシフトは、世界的な流れです。

私たちにできるサスティナブルな取組みはたくさんあり、一人一人が意識しながら生活すれば、失われかけている動物や自然を守ることができます。

そしてその行動は、やがてやってくる私たちの未来を守ることにもなるでしょう。

小さな心がけが大きな変化を起こす、そんなサスティナブルな世の中を作っていきたいですね。

 

 

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