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Gペンのおすすめ7選!種類と選び方を初心者にも分かりやすく解説

漫画やイラストをアナログで描く際の代表的なアイテム・Gペン。

比較的細目の丸ペンとは違い、Gペンは太めのものが多く少年漫画のような動きのある表現が可能なため、漫画の作画では一番一般的に普及しているペンの種類になります。

デジタルのイラスト作画が普通になりつつある現代ですが、漫画は特に、アナログにしかできない表現がたくさんあります。

今回はアナログで漫画を描く時に重宝するGペンの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

 

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Gペンとは?


ソース

Gペンはつけペンの中でも特に漫画の作画に適したペンです。

漫画の神様・手塚治虫が愛用していたことでも知られています。

つけペンの種類には他にも「丸ペン」「カブラペン」「スクールペン」などありますが、Gペンの一番の特徴はその「強弱のつけやすさ」でしょう。

力加減でペン先の開きが変化するため、力を入れると太い・優しく描くと細い線を引くことができます。

作家の個性も出やすく1本で多彩な表現ができるので、現在も多くの漫画家に愛用されています。

 

Gペンの種類と選び方

漫画用のGペンにも様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。

Gペンを選ぶときにチェックしたいポイントをまずは見ていきましょう。

ブランドや素材のほか、セットになっている本数などから選び方のコツをご紹介します。

 

メーカー・ブランドで選ぶ


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Gペンは製造しているブランドによって特徴が変わります。

国内のブランドとして「ゼブラ」「日光」「タチカワ」の三つのそれぞれ魅力と、そのほか海外メーカーについて掘り下げていきます。

各ブランドの特徴やメリットを踏まえて、自分に合ったGペンを探してみてくださいね。

 

強弱がつきやすい「ゼブラ」

ゼブラのGペンは強弱がはっきり出やすいという特徴を持っています。

硬さに加えて絶妙なしなり具合があり、Gペンを出しているブランドのなかでも跳躍的な線を描くことが可能です。少年漫画や戦闘もののシーンにぴったりでしょう。

ただし力を入れると太く線が出やすいため、強弱を上手につけられるようになるまでは慣れが必要です。

ある程度のテクニックが必要となるため、初心者や使いなれていない方にとっては扱いにくさを感じるかもしれません。メリハリのある線を描くときなどにおすすめですよ。

 

安定した線が引ける「日光」

安定性が得られるのが日光のGペンです。上記のゼブラに比べるとしなり具合が弱く細い線を描きやすい傾向があります。

丸ペンほどの細い線は描けませんが、一定の太さを保ってくれるので安定しています。

逆に強弱のつけにくいGペンですので、シーンや書きたい構図に合わせて使い分けてもいいでしょう。子供向けイラストなど丸みのあるイラストなどに向いたGペンです。

 

ゼブラと日光の中間的な存在「タチカワ」

タチカワはゼブラと日光の中間くらいの使い心地です。ある程度の硬さとしなりの両方が欲しい方にぴったりでしょう。

ペン自体が個性があるというわけではなく、ペンをコントロールしやすく初心者でもなじみやすいペンです。

紙への引っ掛かりが少なく、筆圧の調節も難しくありません。アナログのつけペンになれていない方の練習にも適していますよ。

ちなみに、日光とタチカワは同じ立川ピン製作所が製造しています。同じ製造元ではありますが、日光の方が柔らかくタチカワの方がやや硬いと覚えておきましょう。

 

その他「海外メーカー」

日本のメーカーだけではなく海外のメーカーを合わせてチェックしておくと、さらに選択肢を増やしてあげることもできます。とくにイギリスの「レオナルド」はGペンだけではなく万年筆でも親しまれており、軽やかなしなり具合が特徴的です。

しかしレオナルドは引っ掛かりが気になることもあるため、ある程度つけペンに慣れてからの方いいでしょう。そのほかドイツの「ブラウゼ」も人気がありくせのない安定した描き心地が特徴です。

 

表面加工(メッキ)の種類で選ぶ

続いて見ていくのは素材です。

つけペンタイプのペンには表面にメッキが施されていることが一般的となります。

素材によって耐久性に違いがあるため、でそれぞれの特徴とメリットを見ていきましょう。

 

最も一般的な「クローム」

クローム
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漫画を描く際にぴったりなのが「クローム」です。

またGペンの素材の中ではスタンダードで、鉄にメッキを施しているため硬くさびにくいことが特徴的です。がりがりとした描き心地が好きで愛用される方も珍しくありません。

ただし柔軟な線が描けるようになる前ではある程度慣れやテクニックが必要でしょう。

比較的安価でメンテナンスも難しくないため寿命が長くGペンではクロームが主流ですよ。

 

耐久性に優れた「チタン」


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耐久性にすぐれているのが「チタン」です。

特殊なメッキを施し強い筆圧の人でもペン先が開いてしまう心配がありません。

ハードGペンなどはほとんどの場合チタンが用いられています。

プロの漫画家さんなどもチタン製のものを使っていることが多く、熟練の職人によって製造され描き心地も常に向上しています。

Gペンの進化型とも言われていて、コストはクロームに比べてかかりますがプロも愛用するほどの高いパフォーマンス性を誇ります。

 

ハードGペンに使われる「ボロンメッキ」

ボロンメッキ
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「ボロンメッキ」はゴルフクラブ等にも使用される素材で、従来のGペンよりもかなり耐久性の高い素材です。

鋭利な先端化摩耗しにくいこともメリットの一つでしょう。細くて均一で長い間使用することができます。

耐久性が高い分ペン先が開いてしまったり、筆圧によってはそんさせるような心配がないため長らく愛用される素材でもあります。筆圧に負けないペン先としてハードGペンによく用いられていますよ。

 

柔らかい書き心地の「ニューム」

ニューム
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ニュームは柔らかい書き心地が特徴的です。

アルミニウムから作られるペン先で繊細な線を描くことができます。

少女漫画など優しい描写を描きたい方にぴったりでしょう。

しかしながら劣化しやすいため寿命が短く商品によっては廃盤になっていることもあります。

インクの持ちがいいので紙にインクをこぼしてしまう心配がありません、繊細なペン先で紙や繊維などが絡まりやすいです。

メンテナンスが重要かつ扱いづらいので初心者の場合はなかなか慣れるまで時間がかかります。

 

セットの本数で選ぶ


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Gペンなどのペン先はほとんどの場合数本セットになっています。

もちろん1本ずつ買うことも可能ですが、少なからず消費してしまうアイテムですのであらかじめセットで購入される方が多いです。

お試し用に数本セットのものからプロ向けに100本の大量パックなどさまざまです。

自分に合ったものをどういった基準で選ぶべきか考えていきましょう。

 

一般的なのは「10本セット」


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主流なものは10本がセットになっている売り方です。

初心者やこれからアナログでのイラスト作成を始めるような方はまず10本など少ない本数で買って自分に合ったペン先を見つけるのをおすすめします。

ペン先は消耗品ですので、多く買っておいた方がお得ですがまだ自分の描き方や、自分に合ったGペンが見つからない場合は少数のセットを買って試していきましょう。

 

使う種類が決まったら、お得用も◎

ある程度自分の描き方や筆圧などを把握していて、気に入ったペン先があるのであれば100本セットなど大量セットを買っておいた方がお得です。

まとめ買いの方が割引されていることもありますし、こまめに買い足す必要もありません。

描く枚数が多かったり仕事で使うような場合は消費も早いでしょうから、まとめ買いしておいた方がお得ですよね。

 

漫画のペン入れに最適!おすすめのGペン7選

Gペンの選び方について把握出来たら、実際に発売されているアイテムから漫画のペン入れにぴったりなおすすめのGペンをご紹介いたします。

それぞれの特徴や魅力など詳細にまとめましたので是非参考にしてみてくださいね。

ゼブラ 「Gペン 漫画用 10本入り」

880円 (税込)

弾力のあるペン先で比較的柔らかめに作られています。そのため筆圧の強弱によって、躍動感のある描写ができるでしょう。輪郭の線などにおすすめでさまざまな表現化可能です。

なめらかな書き心地が特徴的で、入り抜きをはっきりさせることもできます。ペンの滑りが良いことでも親しまれており、プロの漫画家さんでも愛用しています。

日光 「N-Gペン 10本入」

840円 (税込)

太い線が描けるペン先です。線の強弱がつけやすく描きたいイラストの構図やシーンに合わせて強弱を変えることでさまざまな描写が可能ですが、きちんと思い通りに欠けるようになるには少々コツや慣れがいるでしょう。

輪郭の強弱など慣れてくると表情の変化やしなやかな線などもこなせるようになります。美しい曲線を描くのにもぴったりですが、軸の向きを変えながら描くのがポイントです。

タチカワ 「T-3 Gペン 10本入」

880円 (税込)

まるで糸のように細い線から極太の線まで自在に描けるペン先です。多彩な表現が可能ですので漫画のアナログ画材として親しまれており、多くの人が愛用しています。線の強弱がつけやすいので慣れてくれば描ける表現の幅が広がるでしょう。

人物の輪郭だけではなく風景や躍動感のある動きなどさまざまなシーンで活躍してくれます。初心者やアナログになれていない場合は慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、活用できる幅は広いです。

デリーター 「Gペン (3本入)」

327円 (税込)

スクリーントーンなどでもお馴染みのデリーターのペン先です。

3本セットなのでお試し感覚で活用できます。ペン先が柔らかく細い線から太い線まで描くことができる汎用性の高さを感じます。抑揚のある線を描き、立体感のあるイラストや漫画を表現できるでしょう。

細かい描写などに使われる傾向がありますが、輪郭や主線でも問題なく使えます。集中線や効果線にもぴったりです。

ゼブラ 「ハードGペン 漫画用 10本」

1,336円 (税込)

ボロンメッキが施されたGペンです。耐久性は従来のGペンに比べて2倍!筆圧の強い方でもペン先が開きにくく、力を入れても細い線を描くことも可能です。

プロの必需品である柔らかいGペンの耐久性が上がったことから注目され、安定性と耐久力がプラスされ人気を集めています。交換の頻度も下がり長く使用できるのは便利ですね。

ゼブラ「チタンGペンプロ 漫画用 10本入り」

2,096円 (税込)

摩擦に強いチタンコーティングがされています。耐久性が格段に上がりワンランク上のプロ仕様のGペンです。ペン先が消耗しにくく、一定の線を長い間描くことができるでしょう。

交換する手間も少なく、長く利用できるのはありがたいですね。

筆圧に負けることなくしっかりとイラストや漫画が描けます。チタンコーティングによって書き味はそのままに、耐久性と使い心地が上がっているのがポイントです。

日光 「Gペン 100本入り(10本サービス) 」

7,461円 (税込)

100本入りに加えてサービスで10本ついてきます。まとめ買いをしてストックしておけますね。たくさん絵を描く人や日光のGペンがお気に入りの方などにとってはありがたいセット売りです。

線の強弱をつけるためには多少の慣れが必要なGペンですが、漫画のキャラクターだけではなく効果線なども心地よく描くことができます。

 

まとめ

アナログイラストや漫画において重要なGペンですが、それぞれ使われている素材やメーカーによって使い心地が異なります。まずはしっかりと自分の描き方やスタイルと合わせて選びましょう。

お気に入りのアイテムやブランドを見つけた場合は、大量セットで買う方がお得ですのでおすすめです。

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