エルミタージュ美術館ロシア
MAGAZINE

エルミタージュ美術館への行き方と見るべき作品6選をご紹介

ロシアに来たら必ず訪れたい
エルミタージュ美術館

ロシアに行く際には必ず訪れたいのが、サンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館です。

美しい水色の外壁が印象的なバロック形式の宮殿は、1991年のソビエト破壊後に国立美術館として開設されました。

エルミタージュ美術館は、世界最大規模の美術館と言われており、

・冬の宮殿
・小エルミタージュ
・大エルミタージュ(
旧エルミタージュ)
・エルミタージュ劇場
・新エルミタージュ

5棟に分かれています。

広大な宮殿の中には、膨大な数の有名絵画や調度品が展示されており、とても1日では回りきれません。

有名な作品を見逃さないために、美術館への行き方と見どころを予習しておきましょう。

 

 今、あなたが買うべきアート作品は?
 LINEで 無料診断!

アート作品を購入してみたいけど、

どこで買えば良いかわからない…

どんな作品を購入すれば良いかわからない…

という方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、thisisgalleryの公式LINEアカウントから、気軽に相談できる 無料アート診断 サービスをリリースしました!

専門アドバイザーが、あなたに最適な作品をセレクト。

インテリアに合った作品のご提案や、オーダーメイドのご相談など、様々なお悩みを解決します。

\ こ ん な 方 に お す す め /

作品をどこで探したら良いかわからない

どんな作品を購入すれば良いかわからない

今売れているアーティストを知りたい

絵画・アート作品をオーダーしたい

\ L I N E で い ま す ぐ 診 断 ! /

 

あなたの部屋に合うアートは?
「アート診断」

Q1.希望の価格帯は?

Q2.気になるジャンル・モチーフは?

国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
診断をやり直す

エルミタージュ美術館への行き方

 

地下鉄(Métro)を利用する場合

アドミラルチェイスカヤ(Admiral Chase Kaya)駅から徒歩3
ネフスキー・プロスペクト(Невский проспект)駅から徒歩10

>地下鉄の乗り方詳細はこちら
>サンクトペテルブルク路線図の詳細はこちら

 

バスを利用する場合

7、10、24線を利用
エキスプレスバス187線を利用

>サンクトペテルブルクバスの乗り方

 

チケットの予約・購入方法

 

エルミタージュ美術館は敷地が広大なので、事前にチケットの準備をして効率よく回ることが大切です。

毎月1週目の木曜日は無料で入場できるので、じっくり楽しみたい方は、無料開放日と合わせて2日間楽しんでみてはいかがでしょうか。

ここからは、美術館のチケット購入方法を詳しくご紹介します。

 

1.オフィシャルサイトから購入する


ソース

当日券の購入は長蛇の列ができる場合もあるので、事前にチケット購入しておくのが一番おすすめです。

オフィシャルサイトには英語表記があるので、購入も簡単。

オンライン購入後、入力したメールアドレスにバウチャー(購入証明書)がPDFファイルで届きますので、こちらをプリントアウトして持って行きましょう。

 

>エルミタージュ美術館オフィシャルサイトはこちら
>チケットの買い方詳細はこちら

 

2.券売機で購入する


ソース

入館当日に券売機でチケットを購入する事が出来ます。

一番安く購入できるのでおすすめの購入方法ですが、シーズンによっては長蛇の列ができることも。
余裕を持って行きたい方は、オンラインでの購入がおすすめです。

 

3.ホテルで購入する


ソース

エルミタージュ美術館には3キロ離れたところに公式のホテルがあり、そこでもチケットを購入することができます。

エルミタージュ美術館の公式ホテルというだけあって、まるでお城のような素敵な空間が広がっています。
徒歩15分圏内には賑やかなネフスキー大通りもあるので、観光にも最適な立地です。

美術館のオフィシャルホテルに泊まって、少し贅沢な旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

>ホテルの公式サイトはこちら

 

エルミタージュ美術館の見どころ


ソース

エルミタージュ美術館の見どころとして一番に上げられるのは、その美しい宮殿建築です。

かつて皇帝が住んでいた建物を美術館として開館したエルミタージュ美術館は、王座の間・黄金の鳥の時計・空中庭園といった素晴らしい宮殿建築が今も当時の姿を留めています。

階段には赤いカーペットが敷かれている他、展示室はそれぞれ異なる色でコーディネートされており、豪奢な空間で絵画や美術品を鑑賞することができます。

また1階にはカフェとギフトショップも用意されており、休憩やおみやげを探す時間も楽しめますよ。

ここからは「全部を楽しみたいけれど、滞在時間が足りない。。。」という方のために、エルミタージュ美術館で必ず見たい絵画作品を6作ご紹介します。

 

エルミタージュ美術館のおすすめ作品6選

 

1.「ブノアの聖母」

レオナルド・ダ・ヴィンチ 作


ソース

●展示場所 214室

「ブノアの聖母」は、ダヴィンチ初期の作品です。

聖母マリアが乳児のキリストを膝であやす様子を描いたもので、ダヴィンチ独自の画法スフマートが使われています。背景右の窓部分は白く塗りつぶしてありますが、これが未完成品なのか否かは未だ謎なままです。

同時期の作品「リッタの聖母」では窓に青空が描かれており、青空を描くつもりだったのではないかという説もあります。

 

2.「リッタの聖母」

レオナルド・ダ・ヴィンチ 作


ソース

●展示場所 214室

聖母マリアが乳児のキリストに母乳を与えている姿が描かれており、ダヴィンチ本人にはなくその弟子の作品ではないかという説もあります。

乳児のキリストが左手に握っているゴールドフィンチは、キリストの受難の象徴です。

ダヴィンチの書いた聖母画の中で、横顔が描かれているのはこの作品だけ。乳児の抱き方としては不自然なのですが、これは「マリアが我が子キリストを救世主として全人類に捧げる覚悟をした」という宗教的な意味がある様です。

 

3.「コネスタビレの聖母」

ラファエロ・サンティ 作


ソース

●展示場所 229

ルネサンス盛期の作品で、おそらく未完成の絵画だと言われています。

ラファエロは聖母画を50点書いていますが、この作品が初めての円形の作品で、聖母が幼児を抱きながら本を読んでいます。

直径17.9cmのとても小さな作品ですが、金の豪華な額に飾られており聖母の優しい表情はダヴィンチ作品に勝るとも劣らない美しい作品です。

 

4.「聖家族」

ラファエロ・サンティ 作


ソース

●展示場所 229

聖家族とは幼少年時代のキリスト・聖母マリア・養父ヨセフの事です。

ラファエロの作品としてはあまり無いのですが、窓の外に風景が描かれています。

当初ラファエロ作品は「コネスタビレの聖母」と合わせエルミタージュに5点あったそうなのですが、スターリンが売却してしまったため現在は2点だけしか観る事が出来ません。

 

5.「ユディト」

ジョルジョーネ 作


ソース

●展示場所 217

ユディトは旧約聖書に登場するユダヤ人女性です。

国の為に敵陣へ乗り込み、将軍の首を斬り落としたことで知られています。

その為、カラバッジオやルーカス・クラナッハも刃物を持ち将軍の首を斬り落とすユディトを描いています。

ジョルジョーネのユディトは右手に剣を持ち、左足で将軍の首を踏みつけながらも穏やかな表情をしており、ユディトを英雄の様に肯定的に捉えている事が垣間見れます。

 

6.「赤のハーモニー」

アンリ・マティス 作


ソース

●展示場所 438

別名「赤い部屋」とも呼ばれるこの作品は、マティスの最高傑作だと言われています。

窓や椅子・テーブルの上の装飾品などが描かれていながら、ラズベリー色の壁とテーブルクロスが平面的な不思議な空間を演出しています。

当初、壁の色は青でしたが、その後緑色になり、最後にはマティスの好きな赤い色に塗り替えられました。

 

エルミタージュ美術館の基本情報

開館時間
10時30分~18時、水曜日は20時まで

休館日 月曜

観覧料
大人:700ルーブル、 子供:無料、 学生は無料

無料開放日
毎月第一週目の木曜日

公式サイト
http://www.hermitagemuseum.org/wps/portal/hermitage/?lng=ja

一度は行きたい 世界の有名美術館はこちら

関連記事

北欧風の玄関を作るには?インテリア実例・アイデア・雑貨

ナチュラルテイストに癒される 「北欧風」玄関の作り方 お家にお客様を招いたとき、まず1番初めに目に入るのが玄関です。 お家の顔とも言える玄関のイメージはとても大切ですよね。 今回はそんな玄関を北欧風にアレンジするときの作り方をご

抽象表現主義はどのように生まれたのか?戦争・シュルレアリスムとの関係について詳しく解説

第二次世界大戦後にアメリカで誕生し、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコなどに代表される芸術運動「抽象表現主義」。 戦前はパリを中心としたヨーロッパが芸術の中心地でしたが、戦後、抽象表現主義の台頭とともに、アメリカのニューヨークへ

李禹煥美術館「Lee Ufan Arles」がフランス・アルルにオープン!設計は安藤忠雄

日本(直島)と韓国(釜山)を経て、世界で3つ目となる李禹煥(リ・ウファン)の美術館「リ・ウファン・アルル(Lee Ufan Arles) 」が2022年4月15日、フランス・アルルに開館しました。 アルルの歴史地区にある17世紀の

カーペイントとは?基礎知識から種類や方法・自分でDIYするコツを解説!

長く乗り続けた愛車の塗装が劣化してきて気になる、今のボディカラーに飽きてきたから色を変えてみたい、そんな風に考えている人は多いのではないでしょうか。 車の外装の傷や色褪せを隠したり、気分を変えたりできる車の塗装はDIYでも対応可能

東京都内の金継ぎ教室&ワークショップおすすめ9選

ソース 日本文化を体験しよう! 東京のおすすめ金継ぎ教室9選 近年少しずつブームになりつつある「金継ぎ」。 日本の美しい文化を身近で感じることができるのはとても素敵ですよね。 でも「伝統技術の体験ってなんだか難しそう…」「そも

TOP