音楽映画ランキング10|心震える最高の音楽を味わう
素晴らしい音楽と映像
ビートに我を忘れる体験を
音楽を愛する者たちが作り上げる、音楽映画。
映画の世界と音楽が合わさる瞬間はやみつきになりますよね。
ミュージカルやドキュメンタリー、音楽を題材にした作品など様々な形態があり、ジャンルとしては定義が曖昧なのもその面白さの一つかもしれません。
今回は「とにかく最高の音楽を題材にした作品」を10個厳選。
思わず体が動き出してしまうような、そんなリズムと音楽を楽しめる映画をご紹介します。
10位「あの頃ペニーレインと」
夢の世界に飛び込んだ少年
その日々に君がいた
ブレイク寸前のロックバンドのツアーの同行取材を任された、15歳の少年の姿を描いた青春音楽ムービー。
取材で楽屋を訪れた彼は、グルーピーの中にいたペニー・レインという女性に一目惚れします。
\ ここがおすすめ /
監督のキャメロン・クロウは、実際に15歳で『ローリング・ストーン』誌の記者になり、数多くの伝説的なミュージシャンへのインタビューに成功した人物。
レッド・ツェッペリンなどのバンドをはじめとする、70年代のロックを存分に楽しめる作品です。
2000年公開 監督・脚本:キャメロン・クロウ
9位「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
自分とは何?愛はどこにあるのか?
魂こもったこの歌を聴け
東西冷戦時代の東ドイツに生まれたハンセルが性転換手術をし、ロックスターになるため渡米します。
夫に捨てられ、絶望の日々で出会った17歳の少年トミーを、ハンセルが見出すも2人の関係は変わっていってしまいます。
\ ここがおすすめ /
ブロードウェイで2年半ロングランしたグラムロック・ミュージカルを映画化した作品。
D・ボウイファンにはたまらないどこか懐かしいような音楽や、パンクな衣装・化粧など見どころがたくさんあります。
2001年公開 監督・脚本:ジョン・キャメロン・ミッチェル
8位「スクール・オブ・ロック」
名門小学校にやってきたのは
クレイジーなロック先生
落ちこぼれのミュージシャン、デューイが、良家の子女が通う名門小学校へ代用教師として潜り込み、子供たちにロックを教え込見ます。
あげくの果てに、学校に内緒でバンド・コンテストにも出場しようと企み、皆で練習に励みますが…。
\ ここがおすすめ /
一番の見どころはやっぱりバンドの演奏シーン。クラス皆で最高の一瞬を作り上げます。
ジャック・ブラック演じる、クズでロック狂な主人公の憎めないキャラクターが光ります。家族みんなで笑って楽しめるような、楽しいコメディー映画です。
2003年公開 監督:リチャード・リンクレイター
7位「Once ダブリンの街角で」
偶然出会った二人から
生まれるメロディーと光
15,000ドルという低予算に、わずか17日の撮影期間で製作されたインディペンデント映画。
ダブリンのストリートで自作の歌を奏でる男性と、チェコ出身の女性が出会い、2人はセッションで曲を書き上げます。
\ ここがおすすめ /
超低予算の映画にも関わらず、口コミでヒットして話題となった作品。
「はじまりの歌」などで知られる監督・ジョン・カーニーの出世作で、彼の出身地ダブリンの街角を美しい音楽が彩どります。
2006年公開 監督:ジョン・カーニー
6位「walk the line ~君につづく道~」
天才ロカビリー歌手の
恋…そして光と陰
1950年代にプレスリーらと共に、ロカビリーの黄金時代を築き上げた伝説のシンガー、ジョニー・キャッシュの真実を描いた作品。
ゴスペルやカントリー音楽を心の糧に生きていた貧しい少年ジョニーは、プロのミュージシャンとして成功し名声を手に入れますが、心にはポッカリ穴が開いたまま…。
\ ここがおすすめ /
劇中のジョニーとジューンの歌のシーンはすべて、主演二人による迫真の演技によるもの。
映画『ジョーカー』で有名なホアキン・フェニックス演じる主人公の歌う、オリジナルソングは必聴です。
2005年公開 監督:ジェームズ・マンゴールド
5位「シング・ストリート」
80年代カルチャーを詰め込んだ
甘酸っぱい青春物語
舞台は大不況にあえぐ1985年のアイルランド、ダブリン。
どん底にいた男子高校生の人生が、一目惚れした女の子の気を引くためバンドを結成することで変化していく様子が描かれています。
\ ここがおすすめ /
カルチャー好きにはたまらない、80年代の音楽やファッションがポイント。MVを見ているような感覚で楽しめる、お洒落な一本です。
7位で紹介した『Once ダブリンの街角で』ジョン・カーニー監督の最新作です。
2015年公開 監督:ジョン・カーニー
4位「セッション」
狂気に満ちたジャズ学校の世界
師弟の行き着く先は
ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を追い掛けた映画。
教師フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していき、主人公はそれに追いつこうと必死で食らいつきます。
\ ここがおすすめ /
手に汗握るジャズセッションは、観ているこちらも息を飲むほどの迫力。衝撃のラストシーンは必見です。
『ラ・ラ・ランド』で知られるデイミアン・チャゼルの出世作で、アカデミー賞に5部門でノミネートされました。
2014年公開 監督:デイミアン・チャゼル
3位「ボヘミアン・ラプソディ」
伝説的バンドQUEENの音楽を
とくと味わう一本
世界的人気ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーの人生を描いた伝記ドラマ。
天性の歌声を持つ青年が、どのようにしてスターへと上り詰めて行ったのか…。栄光に隠された苦悩と、その果てに到達した救いを限りなくエモーショナルに描いた一本です。
\ ここがおすすめ /
20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスといった、音楽史に残る伝説のシーンが見どころの一つ。
日本でも2018年公開映画でトップとなる興行収入130億円を突破。社会現象とも呼べる大ヒットとなった話題作です。
2018年公開 監督:ブライアン・シンガー
2位「God help the girl」
瑞々しい少女の感性が
音楽と共に花開く
拒食症のため入院中の少女イヴが、ある日病院を抜け出しライブハウスに向かいます。そこで出会った少年ジェームズ、キャシーと意気投合。3人は一緒に音楽を作り始めます。
心が不安定な思春期の少女の姿が心に刺さる、切ない青春物語です。
\ ここがおすすめ /
バンドBelle and Sebastianのスチュアート・マードックが、2009年に放ったソロアルバムを自ら監督・脚本を務めて映画化したミュージカル作品。
ギターポップ愛の溢れる作品で、レトロなキュートなファッションや映像美でもファンの心を掴んでいます。
2015年公開 監督:スチュアート・マードック
1位「はじまりの歌」
絶望の淵で作り上げた
希望とはじまりの歌
シンガーソングライターのグレタは、恋人に裏切られ失意のところを、落ち目の音楽プロデューサー、ダンに見出されます。
ダンに誘われてアルバムを制作することになったグレタは、ニューヨークの街角で次々とゲリラレコーディングを敢行していきます。2人の人生はどう進んでいくのでしょうか。
\ ここがおすすめ /
全米公開スタート時は5館だった上映館が、口コミの力で1300館での上映へ。ニューヨークの街でゲリラで録音される、「生の音楽」が心に染みます。
音楽映画おなじみの、ジョン・カーニーのNO.1ヒット作。見た者の誰もが幸せな気持ちになれる、希望溢れる映画です。
2015年公開 監督:ジョン・カーニー
まとめ
音楽映画ランキング10をお届けしました。
素晴らしい映像と音楽は、心に染みること間違いなし。家族や友人と観ても、一人で観ても、映画時間をとびきり楽しめるはずです。
気になった作品があれば、是非チェックしてみてください!
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