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おすすめ展覧会【2021年冬】「メトロポリタン美術館展」などおすすめの展示をご紹介

展覧会 冬

2021年も残すところ1ヶ月を切りました。寒い冬は美術館の中でゆっくり鑑賞を楽んでみてはいかがでしょうか。

今回は、この冬オススメの展覧会をthisismedia編集部がピックアップ。

西洋絵画から現代アート、日本美術など幅広いジャンルで注目の展示が目白押しです。

ぜひ気になる展示に足を運んでみてくださいね。

 

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メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

世界各地の文化遺産を所蔵するニューヨーク・メトロポリタン美術館。その中から厳選された西洋絵画の名画65点が大阪市立美術館にやってきました。

 

フラ・アンジェリコ
ラファエロ
エル・グレコ
カラヴァッジョ
レンブラント
フェルメール
ベラスケス
ゴヤ
ターナー
マネ
モネ
ルノワール
ドガ
ゴーギャン
ゴッホ
セザンヌ

 

など、初期ルネサンス絵画から19世紀のポスト印象派に渡る巨匠たちの作品が大集結。65点のうち、46点もの作品が今回初来日となります。

最も注目すべき作品はメインポスターになっているカラバッジョの「音楽家たち」とフェルメールの「信仰の寓意」です。

 

カラヴァッジョは、迫真に迫る写実描写と見事な明暗を描き分けるテクニックを持つ17世紀イタリアの最大の巨匠。ポスターになっている絵画は、当時26歳のカラヴァッジョが最初のパトロンのために描いたものです。

 

フェルメールはオランダの市民の日常を描く画家で知られていますが、晩年に描いたこの作品は彼の中でも異例の寓意画です。

大阪市立美術館の篠雅廣館長によると、「この規模の内容は10年いや20年に一度あるかどうか。本来であればポスターに使えるような作品ばかり」とのこと。この冬注目の展覧会です。

 

メトロポリタン美術館展西洋絵画の500

会期
2021年11月13日(土)~2022年1月16日(日)

会場
大阪市立美術館

開館時間
9:30–17:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日
月曜日(1月10日は開館)、年末年始(2021年12月30日~2022年1月3日)

料金

一般 2100円
大学生・高校生 1500円
小中学生

無料

公式サイト
https://met.exhn.jp

 

Viva Video! 久保田成子展

東京都現代美術館では、ニューヨークを拠点に国際的に活躍したヴィデオ・アーティストの久保田成子の回顧展を開催中。

 

1960年代に前衛芸術家集団「フルクサス」で活動したのち、映像と彫刻を組み合わせた立体作品「ヴィデオ彫刻」で一躍有名になった久保田成子。

彼女の夫で同じくヴィデオ・アーティストのナムジュン・パイクと共に、ヴィデオ・アートの先駆者として評価されています。

 

2005年に亡くなった久保田成子は、当時前衛的なアーティストとして海外では早くから注目を集め、ニューヨークやドイツに招聘され、欧米各地で作品を発表してきました。

日本ではこれまで原美術館や画廊で個展を開催していますが、彼女の活動は十分に評価されているとは言えません。

 

今回、ニューヨークの久保田成子ヴィデオ・アート財団の全面的協力により、ヴィデオ彫刻や映像作品、保管されていたドローイングやスケッチの数々、作家の遺族からの借用品も含め、過去最大規模の回顧展が実現。

ヴィデオアートの先駆者として活躍した女性アーティスト、久保田成子の全生涯における作品や活動を紹介し、その創作活動の真髄に迫ります。

 

Viva Video! 久保田成子展

会期
2021年11月13日(土)~2022年2月23日(水・祝)

会場
東京都現代美術館

開館時間
10:00–18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日
月曜日(2022年1月10日、2月21日は開館)、12月28日~2022年1月1日、1月11日 

料金

一般 1400円
大学生・専門学生・65歳以上 1000円
中高生

600円

公式サイト
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/shigeko_kubota/

 

聖徳太子 日出づる処の天子

2022年に没後1400年を迎える聖徳太子をフィーチャーした本展。

 

聖徳太子は推古天皇の摂政を務め、遣隋使の派遣、冠位十二階、十七条憲法を定めるなど天皇を中心とした国家の基盤を作った人物として有名です。

また仏教を厚く信仰し、奈良の法隆寺や大阪の四天王寺の建立など、仏教の繁栄に力を注ぎました。

聖徳太子の没後、日本に仏教を広めた人物として彼は信仰の対象になり、最澄や親鸞など日本仏教の開祖だけでなく、身分問わず民衆から尊ばれました。

没後1400年となる2022年には、彼の偉業を偲び、聖徳太子ゆかりの地で全国的に記念事業や法要が行われます。

サントリー美術館では、聖徳太子の生涯、聖徳太子信仰の広がり、聖徳太子が建立した大阪四天王寺の1400年の歩み、そして近代以降の聖徳太子に関連する作品などを紹介していきます。

 

聖徳太子 日出づる処の天子

会期
2021年11月17日(水)~2022年1月10日(月・祝)

会場
サントリー美術館

開館時間
10:00–18:00、金・土曜日は10:00–20:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日
火曜日 ※11月23日、1月4日は18時まで開館
    ※12月28日(火)~1月1日(土・祝)は年末年始のため休館

料金

一般 1500円
大学・高校生 1000円
中学生以下

無料

公式サイト
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_4/index.html

 

上野リチ ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

ウィーンと京都を拠点に活躍したデザイナー、上野リチ・リックス。今回、上野リチのデザイナーとしての活動と生涯を集約した世界初の回顧展が開催されます。

 

1913年、当時デザインと芸術が発達していたオーストリアのウィーン工芸学校に入学した上野リチは、テキスタイル、彫刻、ガラスなどを学びました。

卒業後、ウィーン分離派のメンバーである建築家ヨーゼフ・ホフマンに師事し、テキスタイルとファッションを中心とした分野で活躍。

同じくホフマンの下で働いていた日本人建築家・上野伊三郎と結婚し、1926年には夫の故郷である京都に移住しました。

 

京都へ移住後は、七宝・織物など京都の伝統工芸の技術を取り入れながら、壁紙やテキスタイル、身近な日用品、個人住宅や店舗の室内装飾など多岐に渡りデザイナーとして携わります。

第二次世界大戦後は現在の美術大学の教授を経て、退職後はインターナショナルデザイン研究所を夫と共に設立し、人材の育成に尽力を尽くした人物です。

 

ウィーンと京都で生きた上野リチのデザインは、柔らかい描線と色彩豊かな花や鳥などのモチーフを使用した、創造性溢れる作風が魅力です。

 

今回、オーストリアなど国外の美術館からの協力を得て、約370点の作品が集結しました。

デザインやテキスタイルに興味がある方は、必見の展覧会です。

 

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

会期
2021年11月16日(火)~2022年1月16日(日)

会場
京都国立近代美術館

開館時間
9:30–17:00、金・土曜日は20:00まで(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日
月曜日及び12月28日(火)~1月3日(月)*ただし1月10日(月・祝)は開館

料金

一般 1700円
大学生 1100円
高校生

600円

公式サイト

https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/444.html

 

ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow

1989年、平成生まれの新進気鋭の現代アーティスト、EUGENE STUDIO(ユージーン・スタジオ)の個展が東京都現代美術館で開催されます。

平成生まれの若手アーティストを取り扱うのは、東京都現代美術館では今回が初となります。

 

1989年生まれの寒川裕人が主催するアーティストスタジオ「ユージーン・スタジオ」はこれまでスタジオ名義で作品を多数発表。資生堂ギャラリーでの個展や、金沢21世紀美術館、青森県立美術館でグループ展を開催してきました。

国外ではロンドンのサーペンタインギャラリーに作品提供を行ったり、アメリカを代表する現代SF小説家ケン・リュウと共同制作した暗闇で上演する能のインスタレーション「漆黒能」を発表するなど、精力的に作品を発表しています。

最近では、短編映画2本がヒューストン国際映画祭で最高賞受賞、ブルックリン国際映画祭、パンアフリカ映画祭などのアカデミー賞公認国際映画祭を含む10以上の映画祭で受賞や選出が続いており、次世代のアーティストとして国際的な注目を集めています。

 

今回の展示は、平面作品や大型インスタレーション、映像作品、彫刻作品等で構成されており、ユージーン・スタジオの多岐にわたる活動とその創作活動における発想と哲学に迫っていきます。

 

一番の見どころは、今回の展示に合わせて制作された新作《想像 #1 man》。

暗闇の中に1体の彫刻が置かれているこの作品は、鑑賞者がいくら目をこらしても実態を見ることはできなく、アーティスト自身も暗闇の中で数ヶ月にわたり制作していたため、何ができるか分からなかったという問題作です。

 

存在するのに誰も見ることができないものとして、個人の想像力の限界や可能性を問いかける作品となっています。

時間、重力や空間など抽象的でスケールの大きい価値観に基づくアート作品を、ぜひ直接触れてみてください。

 

ユージーン・スタジオ 新しい海 EUGENE STUDIO After the rainbow

会期
2021年11月20日(土)~2022年2月23日(水・祝)

会場
東京都現代美術館

開館時間
10:00–18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)

休館日
月曜日 (2022年1月10日、2月21日は開館 )、年末年始 (12月28日-1月1日 )、1月11日

料金

一般 1300円
大学生・専門学校生・65歳以上 900円
中高生

500円

公式サイト

https://mot-solo-aftertherainbow.the-eugene-studio.com

 

国宝源氏物語絵巻

徳川美術館(愛知県名古屋市)が所蔵する国宝「源氏物語絵巻」は、女流作家・紫式部が著作した『源氏物語』を絵画化した、現存最古で最も質の高い物語絵巻です。

平安文化は平安貴族を中心に「かな文字」ができ、文学が最も発展し、趣深い日本的な美が確立された時代です。この絵巻はその時代を象徴する名画のひとつとしても、国際的に有名です。

 

源氏物語

今回、5年に渡る絵巻の修復作業が完成したことを祝し、絵巻物全15巻が特別展示されます。

12世紀に名高い絵師であり貴族であった藤原隆能が、源氏物語から最も情趣深い絵画的な場面を選んで制作しています。

全15巻を一度に見られる滅多にないチャンスです。平安時代の王朝文化を象徴する絵巻物の優美な世界をご堪能ください。

 

国宝源氏物語絵巻

会期
2021年11月13日(土)~2021年12月12日(日)

会場
徳川美術館(愛知県名古屋市)

開館時間
10:00–17:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)

休館日
月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)12月13日(月)~2022年1月3日(月)

料金

一般 1400円
大学生・高校生 700円
小中学生

500円

公式サイト
https://www.tokugawa-art-museum.jp/exhibits/planned/2021/1113-1/

 

鈴木其一・夏秋渓流図屏風

酒井抱一の弟子であり、「江戸時代琳派の祖」と言われる画家・鈴木其一。

2020年に鈴木其一作「夏秋渓流図屏風」(根津美術館所蔵)が、重要文化財に指定されました。

 

鈴木其一

「夏秋渓流図屏風」は、写実と抽象の表現が混在する幻想的で個性的な作品です。

シンプルで装飾的な琳派の要素を持ちつつも躍動感に溢れる色彩表現と独自の作風で、近年特に国際的な評価が高まっています。

重要文化財に指定されてから初のお披露目となる本展では、作品の誕生秘話と鈴木其一の生涯に迫ります。

 

鈴木其一・夏秋渓流図屏風

会期
2021年11月3日(水・祝)~2022年12月19日(日)

会場
根津美術館

開館時間
10:00–17:00(展示室入場は閉館の 30 分前まで)

休館日
毎週月曜日

料金

一般 1,500円
学生 1,200円

公式サイト 
https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/

 

まとめ

2022年冬のおすすめ展覧会を7つをご紹介しました。

大阪のメトロポリタン美術館を筆頭に、この冬も全国で注目の展覧会が多数開催されています。

気づいたら終わってた…なんてことのないように。早めの行動が肝心です。

寒い冬は屋内で芸術鑑賞を楽しみましょう!

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