インスタレーションターナーテート乃木坂六本木国立新美術館展覧会東京美術館
ART

「テート美術館展 光― ターナー、印象派から現代へ」国立新美術館で開催!7/12〜

ロンドンを代表する美術館、テート(Tate)のコレクションから約120点もの作品が来日する「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」が、国立新美術館(東京・六本木)で開催されます。

「光」をテーマに、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの作品を紹介する本展。

会期は 2023年7月12日〜10月2日。同年10月に大阪中之島美術館への巡回を予定しています。

 

あなたの部屋に合うアートは?
「アート診断」

Q1.希望の価格帯は?

Q2.気になるジャンル・モチーフは?

国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
診断をやり直す

テート・ブリテンから「光」をテーマに厳選した約120作品が来日!

ロンドンを代表する美術館Tate(テート)は、イギリス政府が所有する美術コレクションを収蔵・管理する組織です。

砂糖の精製で財を成したヘンリー・テート卿(1819–1899)が、自身のコレクションをロンドンのナショナル・ギャラリーに寄贈しようとしたことが発端となり、1897年にロンドン南部のテムズ河畔にナショナル・ギャラリーの分館として開館。

その後、独自組織の「テート・ギャラリー」となり、2000年にはテート・モダンを開館し、現在では4つの国立美術館「テート・ブリテン」「テート・モダン」「テート・リバプール」「テート・セント・アイヴス」を運営しています。

 

 

「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ

7月から国立新美術館で開催される「テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ」は、これまで中国・韓国・オーストラリア・ニュージーランドの世界4カ国に巡回した人気の展覧会で、日本での開催が最後となります。

 

本展では、テートの77,000点を超えるコレクションから「光」をテーマに作品を厳選された約120点もの作品を展示。

18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの作品を通して、「光」をテーマに美術の潮流や関連性を紐解いてゆきます。

 

出展作品のうち100点が日本初来日となり、19世紀末のイギリス人作家エドワード・バーン=ジョーンズや、アメリカの抽象表現主義を代表する作家マーク・ロスコなど、人気作家の作品12点が「日本限定」で展示される予定です。

 

光の画家、ウィリアム・ターナー

19世紀で最も創造的な画家と評価されたイギリスロマン主義の画家、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)。

ターナーは当初、写実的な表現を得意としていましたが、次第に抽象的な表現に変化していき、大気・光・雲などの流動的な自然を創造的に表現しました。

物体だけでなく、光や空気まで表現しようとした彼の画風は、その後に活躍する「印象派」の画家たちの先駆け的な存在として、現代では高く評価されています。

 

本展ではターナーの代表作「光と色彩(ゲーテの理論)―大洪水の翌朝― 創世記を書くモーセ」が初来日します。

 

ジョン・コンスタブル、クロード・モネ

ウィリアム・ターナーとともに19世紀のイギリスで活躍した風景画家ジョン・コンスタブルや、印象派の画家クロード・モネなど、各時代に活躍した人気作家の作品も展示されます。

 

絵画以外にも、19世紀のモダンデザインを先導し、バウハウスの重要人物として活躍した写真家モホイ=ナジ・ラースローによる映像作品や、バウハウスの写真家たちによる光を使った実験的な作品も公開されます。

 

ジェームズ・タレル「レイマー、ブルー」が日本初来日

本展のもう一つの見どころは、「光」をテーマにした現代作家によるインスタレーション作品。

眼の錯覚に訴える絵画「オプ・アート」の第一人者、ブリジット・ライリーの作品や、光と空間を題材とする現代美術家、ジェームズ・タレルの「レイマー、ブルー」が日本で初めて公開されます。

 

オラファー・エリアソン「星くずの素粒子」

サスティナブルを意識した作品で知られる現代美術家、オラファー・エリアソンによるインスタレーション作品「星くずの素粒子」では、美しい光に包まれた空間を体感することができます。

日本限定で公開されるゲルハルト・リヒターの作品「アブストラクト・ぺインティング(726)」にも要注目です。

 

 

「光」というテーマを通して、近代から現代まで幅広い年代のアーティストたちの作品が紹介される本展。

ビッグネームの作家による作品が多数来日し、今夏最注目の展示の一つとなるでしょう。

同年10月26日には、大阪中之島美術館にも巡回です。

各作家による「光」の表現をお楽しみください。

 

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ

会期:2023年7月12日(水)〜10月2日(月)

会場:国立新美術館 企画展示室2E

開館時間:10:00-18:00(金・土曜日は〜20:00)※入場は閉館の30分前まで 

休館日:毎週火曜日 

料金:

一般 2200円
大学生 1400円
高校生 1000円

公式HP:https://tate2023.exhn.jp/

巡回展:大阪中之島美術館

会期:2023年10月26日(木)〜2024年1月14日(日)

 

 

関連記事

草間彌生の回顧展「Yayoi Kusama: 1945 to Now」香港 M+ で開催!11/12から

2021年11月12日、香港西九龍文化区にオープンした美術館「M+」(エムプラス)。 同館の開館1周年を祝し、草間彌生の大規模個展「Yayoi Kusama: 1945 to Now」が開催されます。 日本国外ではアジア最大規模

「Tokyo Gendai 2023」国内外から79のギャラリーが参加、主要ギャラリーとアーティストを紹介

2023年4月6日、日本初の国際的アートフェア「Tokyo Gendai」の参加ギャラリーが発表されました。 第1回となる今回はパシフィコ横浜を会場として、2023年7月7日〜9日の3日間開催されます。 国内外から79のギャラリ

ベアブリックとは?人気の理由とレアなコラボシリーズを詳しく解説!

「ベアブリック(BE@RBRICK)」という玩具をご存知でしょうか? クマ型のブロックフィギュアとして親しまれており、世界中のアートファンから愛されているトイです。 この記事では、BE@RBRICKの玩具としての魅力のみならず、

フランシス・ケレとは?2022年プリツカー賞に輝いたアフリカ系建築家について詳しく解説

西アフリカ出身の建築家であり、教育者、社会活動家としても知られるディエベド・フランシス・ケレが今年、建築界の最高の栄誉とされるプリツカー建築賞(第51回)を受賞しました。 1979年、ハイアット財団により設立されたプリツカー建築賞

絵を描くゾウさん「ゆめ花」が描く絵がとにかく可愛い!!

とにかく可愛い! 絵を描くゾウさん「ゆめ花」 千葉県市原市にある「市原ぞうの国」。 国内最大の象の飼育数を誇るこの動物園には、絵を描くゾウ「ゆめ花」がいます。 今回は、そんな絵を描くゾウさんについて詳しくご紹介! みなさん

TOP