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イタリアのおすすめ美術館8選

”芸術の都”イタリアで必ず見たい美術館

芸術の都、イタリア。
世界遺産はなんと54箇所で世界一です。

ミケランジェロやダヴィンチ、ラファエロ、カラヴァッジオといった数々の巨匠作品がこの国には残っています。
昔の建物がそのまま残る街並は、まるで街全体が美術館のようです。

芸術の礎を築いた数々の遺構・名跡が数多く眠るイタリアは、何回訪れても飽きることがありません。

今回はそんなイタリアのおすすめ美術館9選をご紹介。

イタリアに行く前に、気になる美術館をチェックしておきましょう。

 

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1.バチカン美術館

バチカン

イタリアで必ず見たい美術館No!
バチカン美術館

バチカン美術館は、世界最小の国バチカン市国にある、歴代ローマ教皇の収集品を収蔵展示する世界最大級の美術館です。

美術館以外にも博物館・絵画館・図書館などがあり、1000以上の部屋があると言われているその巨大な宮殿は、1週間かかっても見て周れないと言われています。

一番の目玉はやはり、システィーナ礼拝堂にある絵画史上の大傑作、「描かれた神曲」とも言われるミケランジェロ作『最後の審判』です。この天井画は約4年の歳月をかけて完成しました。

もう一つは25歳のラファエロが37歳でこの世を去るまで描き続けたラファエロの間。ここには『アテナイの学堂』が描かれています。

平日・休日問わず長蛇の列ができているので、オンラインでの事前予約が必須です。

バチカン美術館 (Musei Vaticani)

住所 Viale Vaticano, 00165 Roma RM, 

開館時間 9:00〜16:00(木〜21:00)

休日 日曜日(毎月最終日曜は無休)

料金 €16

公式HP http://www.museivaticani.va/content/museivaticani/en.html

 

 

2.ローマ国立近代美術館

ローマ

現代アートを楽しむ穴場スポット
ローマ国立近代美術館

ローマ国立近代美術館は、ローマのボルゲーゼ公園内にある美術館です。
荘厳な宮殿の見た目とは裏腹に、19世紀以降の作品や現代美術を中心に所蔵しています。

グスタフ・クリムトの作品『人生の階段』の他、クロード・モネやゴッホといった有名アーティストの作品を所蔵。近現代美術を見たい方におすすめの美術館です。

コンテンポラリーアートを中心とした企画展も開かれており、広い宮殿の空間を使った大型作品の展示は見応えありです。

ローマ国立近代美術館(Galleria Nazionale d’Arte Moderna)

住所 Viale delle Belle Arti 131, Roma  

開館時間 10:00〜18:30

休日 月曜日、1/1、5/1、12/25

料金 €7.5(毎月最初の日曜は無料)

公式HP http://lagallerianazionale.com/

 

 

3.イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)

ローマ

現代アートも建築も楽しみたい
国立21世紀美術館 MAXXI

イタリア国立21世紀美術館、通称MAXXIは、2000年にローマに開館したイタリア初の国立現代美術館です。

国立競技場設計で日本での認知度が高まった、プリツカー受賞建築家ザハ・ハディドの設計による、曲線が複雑に絡まり合う斬新なフォルムの建物が大きな話題を呼びました。

総面積2万7000平方メートルに及ぶ敷地は「MAXXI芸術館」と「MAXXI建築館」の二つのギャラリーで構成されており、美術だけではなく優れた現代建築作品の紹介にも力を入れているニュースポットです。

イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)

住所 A、Via Guido Reni, 4、00196 Roma、

開館時間 (火~日)11:00〜20:30/(土)11:00〜22:00

休日 月曜日

料金 €10

公式HP http://www.fondazionemaxxi.it/

 

4.サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

ミラノ

ダヴィンチの『最後の晩餐』は必見!
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会は、隣接している修道院「ドメニコ会修道院」の食堂に、レオナルド・ダ・ヴィンチの大傑作「最後の晩餐」があることで有名な教会です。

作品はユネスコの世界遺産に登録されており、「汝らのひとり、我を売らん」というキリストの言葉が発せられた、ユダの裏切りを予言するシーンが、ドラマチックに描かれています。

こちらも事前予約必須で、閲覧時間は15分となっています。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
(Chiesa di Santa Maria delle Grazie)

住所 Piazza Santa Maria Delle Grazie 2, Carso Magenta Milan, 20123 

開館時間 8:15〜19:30(1/2~12/31)

休日 月曜日,1/1、5/1、12/25

料金 €16

公式HP http://www.grazieop.it/

 

 

5.サンマルコ美術館

フィレンツェ

フラ・アンジェリコの『受胎告知』は必見!サンマルコ美術館

フィレンツェのサン・マルコ広場に位置するサン・マルコ国立美術館。

元来ドメニコ会修道院であり、内部はここの修道僧であったフラ・アンジェリコとその弟子による、優美で清らかなフラスコ画で飾られています。

フラ・アンジェリコは初期ルネサンスにおいて重要な役割を果たした人物の一人です。質感のある人物表現と遠近法を駆使し、その優美な色彩で描かれた作品は、夢とも現実ともつかない美しいものたちばかり。

フラ・アンジェリコの最高傑作といわれる『受胎告知』は見逃せません。

サンマルコ美術館(Piazza San Marco)

住所 Piazza San Marco 3, Firenze 

開館時間 8:15〜13:50(土・日曜・祝日 ~16:50)

休日 第1・3・5日曜日、第2・4月曜日、5/1、12/25・31

料金 €6

HP https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8

 

 

6.ウフィツィ美術館

フィレンツェ

ルネサンス絵画が勢揃い!
ウフィツィ美術館

ウフィツィ美術館は、ルネサンス絵画のコレクションで世界的に有名な美術館です。

メディチ家の膨大な美術収集品を展示したのが始まりで、ボッティチェッリの『春』『ヴィーナスの誕生』や、レオナルドダヴィンチの『受胎告知』など名品揃い。

展示室は、古代彫刻から18世紀絵画まで番号順に展示されているので、様式の変遷を辿りながら鑑賞することができます。

ルネサンスはこのメディチ家の援助なくしては起こらなかったと言われるほど、巨大な勢力があったメディチ家。そのコレクションは実に膨大です。時間に余裕を持って行くようにしましょう。

ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)

住所 Piazzale degli Uffizi, 6, 50122 Firenze FI

 開館時間 8:15〜18:50(1/3~12/31)【5/31~9/27の火曜は~22時】

休日 月曜日、1/1、5/1、12/25

料金 €8

公式HP http://www.polomuseale.firenze.it/

 

 

7.パラティーナ美術館(ピッティ宮殿) 

フィレンツェ

ラファエロファン必見!
パラティーナ美術館

パラティーナ美術館はピッティ宮殿内にある国立美術館で「ピッティ美術館」という名称でも知られています。

ピッティ宮殿は15世紀後半に商人であったピッティの邸宅として着工。
以後メディチ家の手に渡り、増築が重ねられてきました。

巨大な宮殿の中には絵画を中心としたパラティーナ美術館、近代美術館のほか、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館、馬車博物館などのギャラリーや博物館があり、最盛期のルネサンス美術を堪能することができます。

特にパラティーナ美術館はティツィアーノやラファエロ作品11点を収めた、ラファエロファン必見の美術館です。

パラティーナ美術館(Palazzo Pitti)

住所 Piazza Pitti 1, Firenze 

開館時間 8:15〜18:50

休日 月曜、1/1、5/1、12/25

料金 €8.5(パラティーノ美術館+近代美術館)

公式HP http://www.polomuseale.firenze.it

 

 

8.アカデミア美術館

フィレンツェ

フィレンツェでは「ダビデ像」もお見逃しなく!
アカデミア美術館

アカデミア美術館は、フィレンツェ美術学校があった建物をリニューアルし1784年から公開されている由緒ある美術館です。

この美術館で最も有名な作品は、何と言ってもミケランジェロ作『ダビデ像』。生と勝利の象徴であるダビデ像は、見る人々をその迫力で圧倒します。

ダビデ像以外にもミケランジェロ彫刻作品が多数展示されており、4体の『奴隷』と『パレストリーナのピエタ像』も必見です。

アカデミア美術館
(La Galleria dell’Accademia a Firenze)

住所 Via Ricasoli 60, 50122 Firenze  

開館時間 8:15〜18:50(夏季を中心に~21:00の夜間営業あり)

休日 月曜日、1/1、5/1、12/25

料金 €6.5

公式HP http://www.uffizi.firenze.it/musei/?m=accademia

 

 

9.ヴェネツィア・ビエンナーレ

ヴェネツィア

”水の都”で開催されるアートの祭典
ヴェネチア・ビエンナーレ

ヴェネチア・ビエンナーレは、水の都ヴェネチアで2年に一度開催される芸術の祭典です。

1895年に最初の美術展が開かれて以来、約120年の歴史があり、過去には草間彌生といった有名アーティストも参加しています。

各回ごとにビエンナーレ財団により任命された総合ディレクターがテーマを設定。
そのテーマに対して各国のディレクターが自分の国を代表する気鋭のアーティストを選出し、展示を行っています。

開催期間は6月〜11月。ヴェネチアが最も美しい夏のバカンスに、アートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヴェネチア・ビエンナーレ(Biennale di Venezia)

開催期間 2年に1回(奇数年)6月〜11月

開催時間 10:00〜18:00

入場料 会期により異なる

公式HP http://www.labiennale.org/en

 

 

ヨーロッパ諸国への渡航には欧州渡航情報・認証システム「ETIAS(エティアス)」の取得が必要になります。渡航1ヶ月前からの申請を推奨します。

 

 

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