フィキサチーフ(定着剤)の種類と使い方
「フィキサチーフ」という言葉をご存知でしょうか?
美大でアートを学んでいたり、デッサンをやったことがある方はご存知かもしれませんが、多くの方はフィキサチーフと言われてもなんのことか分からない方も多いと思います。
一見難しそうな専門用語にも見えますが、保存が難しいデッサンやパステル画を綺麗な状態のまま保ってくれる便利グッズです。
どんなに簡単な絵でも描いてそのまま放置はもったいないですよね!
そこで今回は、フィキサチーフについての基本的な解説と、おすすめのフィキサチーフについて用途別にご紹介します。
こちらの記事を参考にして、作品作りを楽しんでくださいね。
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フィキサチーフとは
フィキサチーフは一言で言うと、定着剤です。
鉛筆や木炭、パステルを使用して絵を描いた場合、長時間作品をそのままのしておくと色が褪せてしまったり、擦れてしまったりしてしまいますよね。
そのような時間による作品の劣化を防ぐための定着剤のことを「フィキサチーフ」と言います。
メーカーによってはフキサチーフ、フィキサチフなどと言われることもあります。
フィキサチーフは用途によって使い分けがあったり、使用する上で注意するべきことなどもあるので、しっかり理解しておくことが必要です。
フィキサチーフの種類
フィキサチーフは大きく分けて2種類に分類することができます。
パステル画に対応しているものと、その他の画材に対応しているものです。
違いはフィキサチーフに含まれる成分によって分けられます。
フィキサチーフは基本的に石油系の溶媒もしくはエタノールに溶いたものを合成樹脂に溶いたものであり、
パステルには石油系、鉛筆・木炭といったその他の画材にはエタノール
を溶いたものが適しています。
フィキサチーフを使う際の注意点
フィキサチーフには合成樹脂という体に有害なものが含まれています。
そのためフィキサチーフは換気のできる、風通しの良い場所で使用することが必要です。
また、火気の近くや他の人がいるところでは使用しないようにするなど、管理には十分注意しましょう。
また、作品がフィキサチーフによって滲んでしまったり、歪んでしまうことを防ぐため、小さな紙に色を塗ったものにフィキサチーフを吹き付けるなどして、実験してから使用すると安心です。
フィキサチーフの使い方
1.作品から30〜40㎝距離を取る
離す程度は大まかで構いませんが、ある程度距離を離す必要があります。
フィキサチーフの形状がスプレータイプのものと霧吹きタイプのものがあり、スプレータイプのものは特に作品との距離に注意が必要です。
2.3~4回に分けて使用する
1度に大量のフィキサチーフを吹きかけると、作品が滲んでしまうことがあります。
なので、フィキサチーフは少量を数回に分けて吹き分けることが大切です。
その際、乾いていることをしっかり確認してください。
たとえ1回でまんべんなくスプレーできなくても、数回スプレーすることによって細部までかけ切ることができます。
3.終わったらしばらく放置する
前述した通り、フィキサチーフはしっかり乾かすことが大切です。
最後まで吹き付け終わったら、最低でも5分は放置しておきましょう。
画用紙を木製パネルなどに水張りをしている場合は、パネルから剥がす前にフィキサチーフをかけるようにしましょう。
用途別!おすすめのフィキサチーフ5選
スプレーフィキサチーフビッグ
こちらは鉛筆・木炭・チョークに対応しているフィキサチーフです。大きさも容量もスタンダードで初心者の方におすすめです。
スプレーハンディフィキサチーフ
今回しか使わないかも…という方にはこちらの小型タイプのハンディフィキサチーフがおすすめです。 小さくて持ち運びも楽なので、外出先でも簡単に使うことができます。
スプレーフィキサチフストロング
普通のフィキサチーフでは強度が足りない!という方におすすめなのが、ストロングタイプのフィキサチーフです。 強度が他のものよりも強度が強いので絶対に固定したい場所に使うとしっかり固定してくれます。
スプレーパステルフィキサチーフ
こちらのフィキサチーフはパステル画を仕上げる際に使用します。 多いすぎず、小さすぎないサイズ感なので、場所を問わず使えます。
クサカベ画用液 フキサチーフ 280ml
こちらは霧吹きにして使う液体タイプのフィキサチーフ です。 液体のフィキサチーフはそのまま垂らすことによって垂らした場所だけを固定することも可能なので、新しい表現にチャレンジしたい方におすすめです。
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