ZINE(ジン)とは?ZINEの意味と楽しみ方・おしゃれな作品をテーマ別に紹介!
ここ数年、新しいメディアとして注目されているZINE(ジン)。
ZINEは、好きなものを自由な手法でひとつの冊子にまとめるという、新しい表現方法です。
インターネットの普及により、雑誌などのメディアのオンライン化が進むなか、
ZINEカルチャーは紙の持つ魅力をわたしたちに教えてくれます。
今回は、ZINEとは何か、テーマ別のZINE作品、ZINEを実際に手に取ることのできるショップや、イベントを紹介します!
「アート診断」
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ZINE(ジン)とは?
ZINEとは、個人やグループが自由な手法、テーマで制作した冊子のことです。
ZINEの魅力はとにかく自由であること。
まずは、そんなZINEの4つの楽しみ方を紹介します!
1. ZINEを読む
「ZINE」の由来には諸説ありますが、”magazine”の”zine”と考えるとイメージしやすいです。
雑誌との大きな違いは、定まったルールがないこと。
コンテンツも旅行、写真、イラスト、ファッション、小説など多様で、自分の趣味趣向に合ったZINEを見つけるのもZINEの楽しみ方の一つです。
本や雑誌のような読み物と、アートブックを混ぜ合わせたような、新しいメディアと言えます。
また、ZINEは、一冊一冊、手を混んでじっくりこだわりぬいて作られたものが多く、十分、読みごたえもあります。
2. ZINEを集める
ZINEには、コレクションするという楽しみ方もあります。
自由度の高いZINEには一冊一冊にたっぷりとオリジナリティが詰め込まれています。いろいろなZINEを本棚に並べて、読み比べをすると意外な発見があって、楽しいです。
また、ZINEの値段は、一冊500円以下で買えるものから、数千円するものまで、ものによって様々です。
あまりお金をかけなくても、自分だけのZINEコレクションを作ることができます。
3. ZINEを飾る
表紙や、冊子のビジュアルにこだわりが詰まっているZINE作品も多いです。冊子状のものだけでなく、ユニークな製本方法で作られたものもあります。
特に写真やイラストのZINEは部屋に飾ると、それだけでお洒落なオブジェに。
また、ZINEのおまけとして、手作りのステッカー、キーホールダー、ポストカードなどがついているものもあります。
読み物としてだけでなく、雑貨のように飾ったり眺めたりする楽しみ方ができるというのも、ZINEのユニークなポイントです。
4. ZINEを作る
ZINEはだれでも簡単に作ることができます。
テーマも自由なので、自分の好きなものをコラージュしたり、旅行の記録を残したり、撮った写真を集めて写真集にしたり、一から十まで自分の好きなだけ思いを詰め込むことができます。
ZINEを作ることは、とてもクリエイティブな体験です。
さらに、作ったZINEをSNSでシェアしたり、イベントに出品したりすることで、人に見てもらったり、買ってもらうこともできます。
また、ZINEは一冊でも立派な制作物になるので、自身のポートフォリオに加えることもできます。
おしゃれなZINE作品 7選【テーマ別】
実際にZINEを見てみたいという人もいるのではないでしょうか?
ここでは、多様なテーマのおすすめZINE作品を厳選しました!
お気に入りのZINEを探したいときや、作るときの参考にもしてみてください。
1. 好きなものをテーマにしたZINE『ZOCCON〜視点共有マガジン』by タナカユウコ
仏教、レコード、植物、妄想、言語学…
誰もが知るテーマを取り上げ、様々な分野に”ゾッコン”な者たちが、それぞれの視点から”大喜利”し自由に表現する、新スタイルのカルチャージン。
創刊号のテーマはドーナツ。昨年の代官山蔦屋雑誌担当のレコメンドに選出されています。
1年に1冊の不定期発行。
自由なテーマで、好きなものをとことん詰め込むことができるZINEならではの、ボリューミーな一冊です。
“ZOCCON〜視点共有マガジン
instagram
https://www.instagram.com/zoccon_jp/
ホームページ
https://zoccon.theshop.jp/
タナカユウコ(編集長)
instagram
https://www.instagram.com/tanakayuko925/
2. イラストをテーマにしたZINE『STRANGE GIRLS IN HER ROOM』by 中島ミドリ
イラストレーター・中島ミドリのイラストZINE。
普段からイラストレーターとしてSNSやイベントなどを通して、様々な形でイラストを発信している中島さん。
決まった型がなく、気軽に作れるZINEには、「その時発信したいこと」が込められており、贅沢で特別な作品集です。
特に『STRANGE GIRLS IN HER ROOM』の計10枚のイラストは、中島さんのガーリーで、毒のある世界観に、「おうちで過ごすガールたち」という、コロナに関係したテーマが隠されています。
ZINEは単なるアーティストの作品集ではなく、その気軽さや自由さを生かした工夫やメッセージが織り込まれているという魅力があります。
中島ミドリ
instagram
https://www.instagram.com/midorinakajima_/
ホームページ
midorinakajima.com
3. 旅をテーマにしたZINE『超旋風』by Ai
フォトグラファー・AiのZINE作品。
全30ページ、台湾で撮影されたフィルム写真がぎっちりと詰まった一冊。
ほぼ乗り物には乗らず、歩き回ることで感じられた、日常的な空気感は、旅行ガイドとはまた一味違う魅力があります。
ストーリーを感じさせるフィルム写真はもちろん、レイアウトや色使いにもこだわったという一冊。
ページごとに写真の向きやスケールが異なるため、ZINEに近づいたり、離れたり、向きを変えたりしながら読めば、まるで旅先で歩いているような気分を味わえます。
文字や背景の色に使われた「子どもの頃持っていたおもちゃのようなポップな色」も、台湾の雰囲気を印象的に再現しています。
旅行記と写真集の間のようなZINEは、眺めているだけで台湾を旅している気分になれる一冊です。
Ai
instagram
https://www.instagram.com/ai.35mm.photo/
ホームページ
https://ai-photography.amebaownd.com/
4. 悩みやコンプレックスをテーマにしたZINE『LOVE COMPLEX』by Ayano Suetsu
ZINEクリエイター・すえつによるfirst ZINE。
「コンプレックスをもっとハッピーに捉えてみよう」というテーマのもと、コラージュや音楽プレイリスト、写真など、多様な要素が盛り込まれた、ZINEの自由さを存分に発揮している作品。
「コンプレックス」という一貫したテーマに沿って、そばかすをイメージしたハートのシール、一概に明るいとはいえない、学生時代のご自身の証明写真などが散りばめられ、ただ「可愛い」だけではない、奥深いZINEです。
すえつ
instagram
https://www.instagram.com/_suetsu_/
ホームページ
https://suet.base.shop/
5. 文章をテーマにしたZINE『Daydreaming Zine』by Moët
作家本人が、12人の女の子たちに、「本とわたしの間にある物語」を聞いて、まとめたもの。
本から受ける印象は、読み手の環境やタイミングによって左右されることに注目し、その人の人生と、本の関わりが丁寧に綴られています。
読み応えのある文章はもちろん、タイトルにもある「Daydreaming(空想)」をイメージしたような色合いの素敵なデザインや、写真も見どころ。
本をすきな人も、本から離れている人も、新しい本と出会えるきっかけになるかもしれません。
Daydreaming Zine | デイドリーミングジン
https://www.instagram.com/daydreamingzine/
Moët
instagram
https://www.instagram.com/moet.s/
Twitter
https://twitter.com/donttellmarilyn
6.飾れるZINE『oyamanomukou』by おやま
不思議な世界観のイラストをユニークな製本方法でまとめたイラストZINE。テーマは”kawaii”。
一般的な本のような綴じ方とは異なり、卓上カレンダーのような形をしています。
カレンダーのように表紙の絵を変えることができるのはもちろん、机や棚に置いて楽しむことができるのもポイント。
ポップでカラフルなイラストは、日常に夢の空間を取り入れてくれます。
決まったルールがないZINEの良さが詰まった、ユニークな作品です。
Oyama おやま
instagram
https://www.instagram.com/oyamanomukou/
ZINEを手に取れるお店6選
オススメのZINEをいくつか紹介しましたが、
数あるZINEの中から、自分の好みにぴったりの作品を見つけ出すのもZINEの醍醐味です!
そこで、今回は、ZINE専門ショップや、ZINEを取り扱っているショップを紹介します。
お店によっても取り扱うZINEのジャンルが様々です。
自分が見たいZINE、買いたいZINEに合わせて訪れてみるといいかもしれません。
1. mount zine(駒沢)
ZINEの募集、販売、制作などを行うZINE専門ショップ。
年に2度の募集で集まったZINEが並んでいます。
誰でも自由に作ることができるZINEの良さを伝えるために、特定の作品を目立たせるようなポップやコーナーなどは設けず、全ての作品が均一に並べられているのが特徴。
手作りZINEの良さや、ZINEがいかに自由で新しいカルチャーであるかを知るには、mount zineに行ってみるのがおすすめです。
mount zine
東急東横線「都立大学」駅 徒歩6分
open 12:00-19:00
定休日 月曜日、火曜日
instagram
https://www.instagram.com/mountzine/
ホームページ
https://zine.mount.co.jp/
2. 代官山 蔦屋書店(代官山)
代官山 蔦屋書店には、国内外のZINEが壁一面にずらりと並ぶ、ZINEコーナーがあります。
取り扱っているジャンルが幅広く、種類も豊富なので、ZINEとは何かを知りたい!という人におすすめです。
代官山 蔦屋書店
東急東横線「代官山駅」徒歩5分
open: 7:00~26:00
年中無休
instagram
https://www.instagram.com/daikanyama.tsutaya/
ホームページ
https://store.tsite.jp/daikanyama/
3. 百年 (吉祥寺)
コンセプトは「コミュニケーションする本屋」。
取り扱っているのは古本が多いですが、ZINEやリトルプレスの販売も行っており、多岐にわたる出版物が揃っています。
紙出版の良さを味わえる本屋さんです。
百年
JR「吉祥寺駅」徒歩5分
open: 12:00~20:00
定休日:火曜日
instagram
https://www.instagram.com/100hyakunen/
ホームページ
http://www.100hyakunen.com/
4. ユトレヒト / Utrecht(神宮前)
国内外のアート、デザイン、ファッション関連書籍を中心に取り扱うショップ。
ZINEの品揃えも充実しており、特に、海外のindependent publisherなどの作品も販売しているのが特徴。
ZINEをアート作品として楽しみたい人はぜひ訪れてみてください。
ユトレヒト / Utrecht
千代田線 「明治神宮前駅」徒歩10分
open:12:00~21:00
定休日:月曜日
instagram
https://www.instagram.com/utrecht_nowidea/
ホームページ
https://utrecht.jp/
5.NADiff a/p/a/r/t(恵比寿)
コンテンポラリーアート、フォトに関する国内外の書籍を中心に取り扱うブックショップ。
アートグッズの販売なども行っていたり、隣接しているギャラリーでイベントが催されていたりと、本とアートの繋がりを感じられるショップです。
NADiff a/p/a/r/t
JR「恵比寿駅」東口 徒歩6分
open:12:00~20:00
定休日:月曜日
instagram
https://www.instagram.com/nadiff_apart_/
ホームページ
http://www.nadiff.com/
6. SPBS本店(渋谷)
ガラス越しに編集部が見えるつくりのユニークな店構えの本屋さん。
編集部が丁寧に選んだ本や、本がある暮らしに合った雑貨や古着なども販売しています。
ZINEにまつわるイベントなども開催されています。
ZINEを趣味にしたい人はぜひ、訪れてみてください。
SPBS本店
「渋谷駅」 徒歩20分
open 月~土 11:00‐23:00, 日 11:00‐22:00
不定休
instagram
https://www.instagram.com/spbs_tokyo/
ホームページ
https://www.shibuyabooks.co.jp/spbs/
ZINEクリエイターに会えるイベント
ZINEカルチャーの魅力をもっと深く知るためには、実際にZINEの作家に話を聞いたりするのもおすすめです。
ブースでZINEを見たり、買ったりできるのはもちろん、一冊一冊のzineに込められた思いやストーリーを聞くことで、何倍もZINEを楽しめます。
誰でも参加できるものが多いので、ぜひチェックしてみてください。
1. tiny zine
年に一度開催されるZINEイベント。ZINEのクリエイターが各ブースでZINEの展示、販売を行っています。
出展の応募に特別な条件がないため、誰でも応募可能です。
当日は、ZINEを買うだけでなく、ZINEを作ったクリエイターに会って、話を聞いたりすることもできます。
ZINEカルチャーの世界を肌で感じたい人はぜひ行ってみてください。
2021年初のリアルイベントは、4月29日〜5月1日に代々木で開催されるそう。出展者の応募方法などの詳細は、ホームページをチェックしてみてください。
tiny zine
instagram
https://www.instagram.com/tiny_zine/
ホームページ
http://tiny-zine.zombie.jp/
2. TOKYO ART BOOK FAIR
年に一度開催される、アジアでも最大級のアートブックイベントです。
コロナの影響により、今年は「VIRTUAL ART BOOK FAIR」と称して、バーチャルでの開催でした。
国内外から集まるアーティストの作品を見たり、買ったり、アーティストに会うこともできるチャンス。
アートブックとの出会いを期待している人は、TOKYO ART BOOK FAIRに参加してみてください。
TOKYO ART BOOK FAIR
instagram
https://www.instagram.com/tokyoartbookfair/
ホームページ
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/tokyo-art-book-fair-2020/
まとめ
新しい表現ツールであるZINE。読む、集める、飾る、作るなど、楽しみ方は人それぞれです!
ぜひ、新しい趣味として、ZINEを楽しんでみてください。
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