ジブリ美術館
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三鷹の森ジブリ美術館の見どころを解説!オリジナルグッズも紹介

スタジオジブリのアニメーションの世界観を体感できる「三鷹の森ジブリ美術館」。

開館から20年たった今でも、なかなか予約が取れないほどの大人気の美術館です。

一度行くと何度でも行きたくなる、大人も子どもも夢中になる理由はどこにあるのでしょうか?

今回は、ジブリ美術館への行き方から見どころ、おすすめのカフェメニューまでご紹介。

一緒にジブリ美術館の魅力を探っていきましょう!

 

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ジブリ美術館への行き方

三鷹の森ジブリ美術館へはJR三鷹駅南口から玉川上水沿いの「風の散歩道」をゆっくり歩いて15分。

道沿いのところどころに美術館の方向を示す案内板が立っているので、迷う心配はありません。

小さいお子様連れで「歩くのはちょっと」という時には、三鷹駅南口から出ているコミュニティバスを利用するとよいでしょう。

料金は片道210円、往復320円、こどもは片道110円、往復160円。5分程度で到着します。

運が良ければスタジオジブリがデザインした、かわいい黄色いバスに乗れるかもしれません。

また、時間があれば、井の頭公園駅から公園をのんびり散歩しながら美術館へ向かうこともできます。

 

アクセス

〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83

 

入館料

入館料は、大人1000円、中高生700円、小学生400円、4歳から未就学児100円、3歳以下は無料です。

当日券は販売しておらず、日時指定の予約制のチケットを事前に購入しておく必要があります。

開館時間は午前10時から午後6時まで。

毎週火曜日は休館日。他に展示替えや冬季休館がありますので、ホームページで確認して訪れてくださいね。

 

チケットの予約と購入方法

チケットはコンビニ予約のみ

ジブリ美術館は、より安全で快適に楽しめるよう日時指定の完全予約制となっています。

当日券はありませんので注意が必要です。

予約はローソンのチケット販売サイト「ローチケ」でのみ受付。

スマートフォンでの予約となり、「ローチケアプリ」のダウンロードが必要です。

入館時間もチケット購入時に①10時、②11時、③12時、④13時、⑤14時、⑥15時から選んで予約するようになっています。

入替制ではありませんので早く入場すればゆっくり楽しめます。

「ジブリの森美術館」チケット購入はこちら

 

チケット発売は来館希望日の一週間前

チケットは、入館希望日一週間前(入館希望日と同じ曜日)の10時から発売されます。

定員に達すると希望日時が予約できなくなりますので、発売日を確認して早めの予約をおすすめします。

三鷹市在住者と市内への通勤・通学者向けに配慮された枠も設定されています。

 

ジブリ美術館の見どころ

トトロがいる受付

三鷹の森を歩いていくと、緑に覆われた建物が。ジブリ美術館に到着です。

門をくぐると、ちょっとレトロな受付ブースでなんと大きなトトロがお出迎え!

よく見れば、下の小窓に「まっくろくろすけ」の姿も。でもこれは本当の受付ではありません。

本物の受付はその奥。受付では35mmのフィルム付き入場券をもらえます。

歴代ジブリ映画で使用した本物のフィルム3コマをチケットにした、世界でたった一枚の入場券はきっと宝物になるはず。

どの作品のどのシーンが当たるかはお楽しみです。

 

美術館入り口の美しいステンドグラス

エントランスには鮮やかなステンドグラス。館内はきらきら輝くステンドグラスの光が満ちています。

ジブリのキャラクターたちがはめ込まれたステンドグラスは全て職人さんの手作り。

じつは美術館のほとんどの窓がステンドグラスで彩られており、それは館主、宮崎駿監督の構想だそう。

壁や床にこぼれる何色もの「自然の光」の美しさを子どもたちに感じてほしい、そんな思いが込められているのです。

 

美術館内のガラスのドーム

ステンドグラスのランプに照らされた長い階段を階段を下りていくと、そこは中央ホールです。

地下1階から地上2階までの吹き抜け。

ガラス窓の天井からは光がたっぷり入り込み、おおきな天井扇がゆっくり回っています。

ホールの壁や床に天井扇のまわる大きな影がゆらゆらとうごめき、天井まで伸びる螺旋階段や空中に伸びる渡り廊下には、張り出したテラスが入り組んで、迷路のような不思議な空間です。

歩いて昇るのがつらい時は、レトロなかわいい窓付きの「昇降機(エレベーター)」で館内を見渡しながら昇っていきましょう。

この美術館に順路はありません。好きなところで降りて気になる場所へ自由に立ち寄ってください。

 

ジブリ美術館でしか観られない短編アニメーション

「CINEMA土星座」の看板の先は、80人ほどが入れる小さな映画館です。

土星座は、「子どもが初めて入る映画館」として作られたそう。

ここでしか見ることが出来ないジブリオリジナル短編アニメーションを上映しています。

子供も大人も小さくて可愛らしいベンチに座ります。

もしも前に座った人が大きかったら、背もたれに座って映画を見られるように作ってあります。

見上げると天井には青空、壁には草花が描かれ、映画が終わると窓が開いて日の光が差し込みます。

電車の形をした映写室はガラス張りで、フィルムをまわす様子も見られます。

美術館のフィルムチケットが土星座の入場券になるので、失くさないようにしてくださいね。

 

宮崎駿館主のおすすめ絵本が閲覧できる図書室

ジブリ美術館の図書室「トライホークス」。

宮崎駿館主や美術館スタッフのおすすめコメントがついた絵本、児童書が並んでいます。

子どものころ読んだ絵本、ジブリ映画の原作となった本。椅子にすわって読み聞かせをする親子の姿もみられます。たくさんの絵本に囲まれた、静かで、落ち着いていて、温かく、なぜか懐かしい空間です。

本は自由に手にとって読むことも、お気に入りの一冊が見つかれば購入することもでき、宮崎駿館主描き下ろしイラストの特製ブックカバーをつけてくれます。

ところで何故「トライホークス」という名前なのでしょう。

英語で「トライ」が数字の「三」、「ホークス」が「鷹」、つまり「三鷹」なのです。

 

ネコバスルーム

ジブリ美術館の人気スポットといえば「ネコバスルーム」。

大きなふわふわのネコバスに子どもたちは大喜び。

ネコバスに乗れるのは小学生以下限定で、残念ながら付き添いであっても大人は立ち入り禁止。スペースの外から様子を眺めます。ここは子どもたちの世界です。

ネコバスの上にのぼったり滑り台のようにすべりおりたりネコバスの中へ入ってみたり、遊び方は自由自在。ネコバスにはスタッフがついていて、うまく登れない子には手を貸してくれます。

ネコバスの横には「まっくろくろすけ」もいて、一緒に遊べます。

 

「天空の城ラピュタ」のロボット兵が見られる庭園

中庭から外螺旋階段を上っていくと、緑鮮やかな屋上庭園。そこに現れるのは「天空の城ラピュタ」に登場したロボット兵です。

このロボット兵は、美術館の守り神だそう。その高さ5メートル。精巧な作りと迫力には圧倒されます。

さらに奥に進むと、ムスカが飛行石で操作していたあの石碑が。

屋上には木々や草花が生い茂り、すっかり井の頭公園の景観に溶け込んでいます。

水たまりにはメダカもいて、自然に生えた雑草も。「管理しすぎない」庭が心地よさを生んでいます。

 

カフェ「麦わらぼうし」のおすすめメニュー

森の中にオレンジ色の壁が見えたら、そこは、カフェ「麦わらぼうし」です。

麦わらぼうしの看板と、赤い窓がアクセント。

外にはデッキがしつらえてあり、大きくはりだした赤松が、心地よい木陰をつくってくれます。

入口の横には、カラフルなタイルの手洗い場。よく見ると、蛇口にはかわいい猫があしらわれています。

店内は、広々として開放的。木をふんだんに使ったナチュラルなインテリアに、たくさんの窓から入ってくる自然の光が差し込みます。

そして店内のあちらこちらに、麦わらぼうしが。

外観から内装、料理まで、ジブリ映画の世界にそのまま出てきそうなレストランです。

※新型コロナウイルス対策のため、販売を一時停止しているメニューがあります。

 

麦わらぼうしのホットドッグ 

テイクアウトメニューの定番といえば「麦わらぼうしのホットドッグ」。

ジブリ美術館の近くにあるパン屋さんの手作りふかふかコッペパンに、北海道でのびのび育った放牧豚のソーセージをはさんでいます。

ソーセージは思ったより大きくて、パリッとジューシー。

甘酸っぱいピクルスソースがアクセントになっていて、栄養満点、安定のおいしさです。

ぜひ、テラスで風を感じながら味わってみてください。

 

くいしんぼうのカツサンド

「くいしんぼうのカツサンド」という名の通り、分厚いカツサンドはボリューム満点。

見た目はそんなに大きく見えませんが、パンからカツがはみ出ているほど。

ボリュームがあるだけでなく、旨味も凝縮しています。

パンも外はサクッと、中はもっちり。そして香ばしい。

レタスもシャキシャキ新鮮です。

主役のカツはサクサクジューシーで文句なしにおいしい。お好みでマスタードをつけて召し上がれ!

現在はコロナ対策のためテイクアウト仕様となっていますが、ボリューム感、おいしさは変わりません。

 

麦わらぼうしのパフェ

想像をはるかに超えるビッグサイズ。食べ応えがあります。

2段重ねのバニラアイスにイチゴ、バナナ、キウイなど盛りだくさんのフルーツと、スポンジケーキ。

生クリームとチョコソースもかかっています。そして仕上げは、ちょこんと乗った金平糖。

千と千尋の「ススワタリ(まっくろくろすけ)」のごはんをイメージしたのでしょうか。

ジブリらしさ溢れるかわいらしいパフェです。

 

風の谷のビール

ジブリ美術館限定ラベルの「風の谷のビール」。

ナウシカの風の谷でつくられたビールなのかと思いきや、実は静岡・丹那盆地にある「酪農王国オラッチェ」がつくったこだわりの地ビールなんです。

ラベルは宮崎吾郎監督が描いた、風の谷の精と富士山のイラスト。

丹那盆地は「風の谷」とも呼ばれており、ビール名の由来になっています。

ピルスナーとレッドエールの2種が販売されており、有機麦芽・富士箱根山系の天然水を使った、香り高いビールです。

 

ジブリ美術館のおすすめグッズ

トトロMOKURIN

飛騨高山の職人がひとつずつ手作りしたトトロの木鈴は、かえで、けやき、さくらの三種類。

かえでの木の玉が入っているのですが、継ぎ目が全く分からない丁寧な仕事です。

カラカラという優しい音色は、木の種類や季節によっても変わります。

使い込むうちに自然なツヤが出て、一層味わい深い色に。

「10年後にもっとよいものになってほしい。」そんな作り手の思いが伝わる木鈴です。

 

ジブリ美術館オリジナルトートバッグ

美術館限定のトートバックは何種類かありますが、このバックはジブリ美術館ならでは

緑あふれる井の頭公園と池に浮かぶスワンボート、そしてジブリ美術館も描き込まれています。

そしてよく見ると、公園の中を袋をかついで走っているトトロたちなど、見ていてワクワクするはず。

探さないと「トトロ」とわからないところもポイントで、かわいいくて落ち着いた使いやすいデザインです。

 

とんぼ玉トトロ

とんぼ玉は、古来よりネックレスや腕輪などのアクセサリーとして愛されてきた、柄の入ったガラス玉。

指先程の小さな世界の中に、無数の草花、そしてその間にはトトロたちの姿がみえます。どの角度から見てもキラキラと美しいとんぼ玉は、すべて手作り。

ひとつひとつ、ガラスを溶かしながら作っていきます。同じものは二つとありません。

数多くつくることができないため、品切れになってしまうことも。

 

ロボット兵のジュエリートレー

ジブリ美術館の守り神でもあるロボット兵が、アクセサリーを守ってくれる。

そんな、なんとも頼りになるジュエリートレーです。

ロボット兵は、ジュエリートレイの端に立っているのですが、小さいながらも緻密な造形で、重厚感があります。

ピューターメタルという合金でつくられたシリーズは、ロボット兵のほかにもハウルの動く城などの人気アイテムがあります。

ジブリ美術館限定 天空の城ラピュタ ロボット兵の ジュエリートレイ

3,870円 (税込)

梱包サイズ ‏ : ‎ 9.4 x 6.9 x 6.6 cm; 114 g

 

ジブリ美術館オリジナルペーパータオル

柔らかな色合いと、おいしそうなスイーツのイラストでキッチンが華やかになりそうなペーパータオルは、食卓の紙ナプキンにもお菓子を包むラッピングなどにも使える便利なグッズ。

あんまりかわいくて、思わず使うのがもったいなくなってしまいそう。

スイーツの間にさりげなく立っているピンクのトトロは、ジブリ美術館の限定カラーです。

 

どんくり共和国のオンラインショップ

また、ジブリ公式のグッズショップ「どんぐり共和国」のオンラインショップでは、他にも色々なジブリの商品が購入できるので、ぜひチェックしてみて下さいね。

ジブリのほぼ全ての作品にちなんだ可愛いグッズが揃っています。

 

三鷹の森ジブリ美術館の基本情報とアクセス

ジブリ美術館詳細

【開館時間】10:00~18:00
【入館時間】①10時、②11時、③12時、④13時、⑤14時、⑥15時

※入場日・入場時間はチケット予約時に要指定

※チケットは、来館希望日一週間前の、同曜日10時から発売。ローソンWebサイトでのみ受付 

【料金】大人・大学生:1,000円/高校・中学生:700円/小学生:400円/4歳以上:100円

【定休日】火曜日 ほかにメンテナンスのため長期休館あり

【住所】〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-1-83

 

 

まとめ 

「自分の目で見て、体感してほしい」という、館主・宮崎駿監督の思いが良く伝わるジブリ美術館。

ジブリ美術館は、大人も子供も自分だけの時間を楽しめる素敵な空間です。

角を曲がったり、ドアを開けたりするたびに「次はどうなるのかな」とワクワクするはず。

ぜひ一度、夢のようなジブリの世界に足を踏み入れてみて下さい!

 

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