阿修羅とは?阿修羅像の由来・6本の手の意味・人気の理由について詳しく解説
日本で一番有名な阿修羅像といえば、興福寺の国宝の阿修羅像。今の仏像ブームのきっかけを作ったといわれる特別な人気を誇る美しい仏像です。
2009年に東京国立博物館で開催された興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」は2ヶ月の会期に延べ94万人を動員し、空前の「阿修羅ブーム」が巻き起こりました。
私たちを魅了する阿修羅とは一体どんな仏像なのでしょう?
今回は阿修羅像の由来についてわかり易く解説します。
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阿修羅とは?
インド神話の魔神アスラが前身とされる
阿修羅は、インド神話に出てくるアスラが前身と考えられています。
悪のイメージの強いアスラですが、古代インドにおいては、神々とともに創造神プラジャーパティ(宇宙万物の創造神)から誕生したとされ、生気生命の善神でした。
しかし、時代が下った古代インドでは、神々と対立するものとしてアスラは魔神として扱われるようになります。
仏教においては「修羅道」に住む鬼神
アスラは仏教に取り込まれて中国に伝わると、漢字を当てて「阿修羅」と表記されるようになりました。
阿修羅の住む世界を阿修羅道(修羅道)といいます。修羅道は妄執によって苦しむ争いの世界で六道の一つです。その修羅道の主が阿修羅王です。
阿修羅王とは?
阿修羅王とは、阿修羅道の王で、法華経には羅睺(らご)、婆稚(ばち)、佉羅騫駄(きゃらけんだ)、毗摩質多羅(びましったら)の四王があげられています。正法念処経にある四王は妙高山(須弥山)の北側の海底地下の間に4層地に分かれて住んでいると説いています。
羅睺阿修羅王(らご)
羅睺はインド神話ではラーフ (Rahu)と言われ、4本の腕と1本の尾を持つアスラです。訳は障月、執月、月蝕などで、その手でよく日月を執て、その光を遮るため、この名となりました。第1層の光明城に住んでいます。
婆稚阿修羅王(ばち)
インド神話ではバリ(Bali)、訳は被縛。 帝釈天と戦って破れ、縛せられたためにこの名があります。正法念処経では勇犍(ゆうごん)阿修羅王。ラーフの兄弟で、彼の子共は皆Verocaと名づけられました。 第1層の下の第2層の双遊城に住みます。
佉羅騫駄阿修羅王(きゃらけんだ)
インド神話ではサンバラ(Sambara)、訳は勝楽、詐譌、木綿など 。正法念処経では華鬘(けまん)阿修羅王と訳されます。第2層の下の第3層の鋡毘羅城(かんびら)に住みます。
毗摩質多羅阿修羅王(びましったら)
インド神話ではヴェーパチッティ(Vepacitti)、訳は浄心、絲種種、綺書、宝飾、紋身など。 乾闥婆の娘を娶り、娘の舎脂が生まれます。舎脂は帝釈天に嫁いだため、帝釈天の舅にあたります。 第3層の下の第4層の鋡毘羅城(かんびら)に住みます。
阿修羅のご利益は「仏教守護」
法華経によると、阿修羅王は釈迦の説法を聞き、今までの罪を反省し仏に帰依しました。
そして仏教を守護する八部衆となり、仏教を煩悩や邪魔者から守るようになりました。阿修羅のご利益は仏教守護です。
阿修羅にまつわる逸話
古代インドでは生気生命の善神だった
古代インドの文献「リグ・ヴェーダ」に阿修羅はアスラという神の一族として登場します。
アスラは荒っぽく、恐ろしい力を持った神々という性質がありましたが、正義や秩序を司り、悪を懲らしめる神としての役割がある生気生命の善神でした。
古代メソポタミア文明では最高神とされる
アスラの起源を辿ると古代メソポタミア文明のアッシリアの最高神「アッシュール」に辿り着きます。アッシュールはシュメール語で「天空」という意味があります。
その他に、サンクリットのアスラ(asura)は歴史言語学的にアヴェスター語のアフラ(ahura)に対応し、インドーイラン時代に遡る古い最高神格であるという説もあります。
インドラ(帝釈天)との戦い
アスラにはシャチーという娘がいて、戦闘神のインドラに嫁がせようと考えていましたが、インドラはシャチーに一目ぼれし、連れ去ってしまいました。正義の神であるアスラは怒り狂い、インドラに戦いを挑みました。
アスラ軍は敗北しても戦い続けました。その間にアスラの娘はインドラに惚れ、妃となり子供を授かりました。
しかし、アスラは納得がいかず戦いを挑み続づけ、結局、アスラは完敗し天界から修羅界という世界に飛ばされてしまうのです。
「修羅場」の語源
「修羅場」という言葉は、インドラとの絶え間なく続く争いから生まれたとされています。
そして何度も執拗に戦争をするアスラは悪神として扱われるようになりました。
仏教ではこの話をもとに正義の神の阿修羅を魔神として扱い、争いの絶えない世界「修羅道」の主にしました。
そして力を司る神・インドラ(帝釈天)を仏法の護法神としたのです。
これはたとえ行いが自分の中では正義だとしても、それに固執し続けると善心を見失い妄執の悪となる。つまりとらわれて狭い心しか持てなくなることは良くないという仏道の考えから来ています。
阿修羅を知る上で重要な単語
六道
六道は仏教において衆生(生きるもの)がその業の結果として輪廻転生する6種の世界のことです。
六道は、天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道からなります。
このうち、天道、人間道、修羅道を「三善趣(三善道)」といい、畜生道、餓鬼道、地獄道を「三悪趣(三悪道)」といいます。
初期仏教には修羅道はなく、天界から追われた阿修羅のために、人間界と餓鬼界の間に修羅界が加えられたと言われています。
阿修羅道とは、六道の一つで、阿修羅の住む、争いや怒りの絶えない世界で、修羅道のことです。人間道の下とされ、果報が優れていながら悪業も負うものが死後に阿修羅になるとされます。
非天
阿修羅はサンスクリット語「asura」の音写で、元々は「asura」の「asu」は「命」、「ra」が「与える」を意味するため、古代インドで阿修羅は生命生気を与える善神とされました。
しかし、アスラはア(a=非)が否定の接頭語となり、スラ(sura=天)を意味することから非天と訳され、これは天界から追放された天に敵対する神でない存在を肯定するものとなりました。
阿修羅像の特徴
阿修羅像にはいくつかのバリエーションがありますが、阿修羅の姿として日本の作例に多く見られる像の特徴について解説します。
三面六臂(三つの顔+六つの腕)で上半身は裸の姿
国宝・阿修羅像(興福寺蔵)は、三面六臂(さんめんろっぴ)です。三面 とは顔が3つあるということ。
そして「臂」とは、ひじのことで、“六臂”とは、腕が6本あるということになります。
通常仏法守護する八部衆は武装した姿で造られますが、阿修羅は上半身裸で、条帛(じょうはく/左肩から斜めに垂らすたすき状の布)をかけています。
一般的に怒りを表す忿怒相
興福寺の阿修羅増は少年風の優しい顔立ちとなっていますが、一般的に阿修羅は、戦いの神なので、怒った勇ましい顔貌を表す「忿怒相」をしています。
「阿修羅のごとく」「修羅場」という言葉があるように、怒りの神です。
阿修羅像の「6つの手」の意味
阿修羅像の6つの腕は一人で数人分の活躍をするような強い力、この世のものではない不思議な力をもっていることを表わしていると言われます。
今は6本とも何も持っていませんが、合掌している真ん中の2本以外は、かつて持仏が握られていたといわれています。
天高く掲げられている2本の腕は左手に日輪(にちりん=太陽)、右手に月輪(がちりん=月)を掲げていたといわれ、中空を浮遊しているような2本の腕は、左手に弓、右手に矢を持っていたといわれています。
三面四臂、三面二臂の阿修羅像も
日本には国宝・阿修羅像(興福寺蔵)を始めとして三面六臂が多いのですが、他にも三面四臂、三面二臂の阿修羅像もみられます。
熊本県・康平寺阿修羅像や埼玉県・世明寿寺阿修羅像は、珍しい三面四臂の阿修羅像、そして長野県・観龍寺阿修羅像は更に珍しい三面二臂の阿修羅像です。
代表的な阿修羅像
法隆寺阿修羅像(奈良県)
法隆寺の阿修羅像は、塑造阿修羅坐像という国宝です。法隆寺の世界最古の木造建築群の国宝の五重塔の中に、お釈迦様の一生を表す国宝の塑像群80体があります。
阿修羅像は、釈迦入滅を描いた涅槃像土で、横たわる釈迦の周辺で菩薩や仏弟子たちが、嘆き悲しむ右後方に坐っています。3面6臂の若い顔をした像です。この阿修羅像が興福寺の阿修羅像の原型になったと考えられています。
細く長い腕が4本広がる中、正面の2つの手は膝のあたりに降ろされた形で、合掌はしていません。
興福寺阿修羅像(奈良県)
興福寺の国宝の阿修羅像は西金堂に釈迦三尊、梵天・帝釈天、四天王、十大弟子像などとともに安置されていた八部衆のうちの1体で、その少年を思わせる清楚な美しさから特別な人気を誇っている仏像です。
現在は、五重塔の向かいにある国宝館に安置されています。興福寺は日本国内における国宝の仏像の15パーセントの20以上の仏像が興福寺の所蔵となっています。
興福寺の阿修羅像は、三面六臂、上半身裸で天衣をかけた姿が神秘的で、少年のような可憐な像です。
胴体も腕は細く、憂いのある敬虔な表情が脱活乾漆造の技法でとてもリアルに表現されています。特徴的な3つの顔は、右は幼少期の顔、左は思春期の顔、正面は青年期の顔とされています。
興福寺西金堂は、奈良時代の聖武天皇の后・光明皇后の建立によるものです。
皇子が生まれますが、すぐに亡くなってしまいました。光明皇后は、収める像を年代の違う少年の顔立ちにして祀ることで、亡くなった皇子の成長過程を追うようにして偲んでいたと言われています。
三十三間堂阿修羅像(京都府)
三十三間堂に安置されている阿修羅像は、千手観音を保護する二十八部衆の一尊で、強く、猛々しい像です。三面六臂で、正面の手を合掌しています。
右足を少し前に踏み出すようにして、今にも動き出すような、忿怒相で逆立った髪の戦闘派阿修羅像です。
恵隆寺阿修羅像(福島県)
福島の恵隆寺には、立木観音と呼ばれる、身の丈7.4m、総高8.5mの、日本最大級の高さを誇る一木造の千手観音立像があります。
その観音を保護する二十八部衆の中に阿修羅像があり、これも忿怒相で逆立った髪の戦闘派阿修羅像です。福島県指定、重要文化財となっています。
長谷寺阿修羅身像(神奈川県)
鎌倉の西方極楽浄土と謳われ、1年を通じ「花の寺」として親しまれる長谷寺。本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mを誇る日本最大級の木彫仏です。
本尊の脇に三十三応現身像(さんじゅうさんおうげんしんぞう)が安置されていましたが、現在は観音ミュージアムに移されています。
三十三応現身とは、観音菩薩が様々な姿に変化して現れたその姿を象った像です。
衆生に応じてふさわしい三十三の姿(「応現身」または「応化身」などと呼ばれます。)に変化し救済するとされます。その1つに阿修羅身(あしゅらしん)があります。この阿修羅身も怒った顔をしています。室町時代の造立で、33体が揃って伝来するのは、全国的にも大変貴重なものです。
珍しい阿修羅像
康平寺阿修羅像(熊本県)
熊本の康平寺阿修羅像は、千手観音を守る二十八部衆の中の一尊で、日月を掲げる珍しい三面四臂の憤怒の阿修羅像が有名です。鎌倉時代に作られました。
圓福寺阿修羅身像(愛知県)
愛知県春日井市の東端に位置し、ご本尊は十一面観世音菩薩。阿修羅身は三十三応現身の一尊で、一面六臂黒身で日月を持つと いう珍しい造形の阿修羅身像です。室町以前の作と推定されいます。
三十三体揃っているのは珍しく鎌倉の長谷寺と全国で2寺だけです。
観龍寺阿修羅像(長野県)
長野県千曲市森の観龍寺にある阿修羅像は、木造観音二十八部衆の一尊。三面二臂(顔が3面、腕が2本)という珍しい像です。観龍寺は現在無住職寺で地元有志によって寺は維持されています。
慈恩寺阿修羅像(埼玉県)
二十八部衆の一尊。三面六臂青身で右に宝塔を持ち、左は空を支えています。青身の阿修羅像は 珍しく、またその上宝塔を持つ阿修羅像は大変珍しいものです。
阿修羅についてもっと知ることができる本
阿修羅
日本で一番人気のある仏像は、奈良の興福寺の阿修羅像です。
戦いの神の阿修羅ですが、少年のような姿かたちの仏像として制作された謎を題材とした歴史小説。
藤原氏の一族に生まれながら、光明皇后、藤原仲麻呂らの専制を憎み、打倒藤原氏に起ち上がった橘奈良麻呂。その橘奈良麻呂が興福寺の阿修羅像のモデルとなった前提で書かれています。
自らの出生の秘密に苦悩し、謀叛を企てた罪で非命の最期をとげた奈良麻呂の生涯を描く小説です。
阿修羅を究める
国宝阿修羅像の少年にも似た清楚な美しさの謎に多方面から迫っています。
興福寺の天平時代の名作・阿修羅像は、その清楚な美しさで奈良を訪れる人々を魅了し続けています。しかし阿修羅は元々インドで仏教に敵対する戦闘の神でした。
仏教に取り入れられ、仏法の守護神となってからも、怒りの神の代表の阿修羅ですが、興福寺の国宝・阿修羅像は、そうしたイメージとは正反対に、少年を思わせる肢体で、むしろ穏やかな感じを抱かせる表情に造形されています。
歴史、美術、仏教など多方面からのアプローチで、阿修羅の隠された真実の姿を探求します。
まとめ
少年を思わせる清楚な美しさで人びとを魅了し、空前の阿修羅ブームを巻きおこした興福寺の阿修羅像。
今回は仏像の見方が変わる、阿修羅のルーツについて詳しくご紹介しました。
興福寺の阿修羅像以外にも全国に様々な阿修羅像が残っています。
皆さんもぜひ本物の阿修羅像をチェックしてみてくださいね。
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