アートウィーク東京保坂健二郎展覧会
ART

「アートウィーク東京2023」11/2〜開催、保坂健二郎がキュレーションする「AWT FOCUS」など新企画も

2021年から東京を舞台に開催されているアートイベント「アートウィーク東京(AWT)」が、2023年度の参加者ラインナップ、プログラムを発表しました。

今年は都内の11の施設と39のギャラリーが参加を予定しており、東京のアートシーンを代表する50施設を、無料のシャトルバス「AWT BUS」が繋ぎます。

会期は 2023年11月2日〜5日 の4日間です。

 

あなたの部屋に合うアートは?
「アート診断」

Q1.希望の価格帯は?

Q2.気になるジャンル・モチーフは?

国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
診断をやり直す

「アートウィーク東京(AWT)」とは?

「アートウィーク東京」は、一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームが「アートバーゼル」と提携し、日本の現代アートを国内外に紹介するアートイベントです。

パンデミック下の2021年11月に初めてプレイベントとして開催され、2022年11⽉から規模を拡⼤し本格的に開催。美術館やギャラリーなど計51のアートスペースが参加し、4⽇間にのべ3万2000人以上超の参加者を記録しています。

 

2023年度のアートウィーク東京は、東京を代表する50の美術館・ギャラリーが連携し、2023年11月2日〜5日の4日間にわたって開催が決定。

東京国立近代美術館、東京都現代美術館、森美術館など11の美術施設に加え、銀座メゾンエルメス フォーラム、資生堂ギャラリーなど、企業が運営するギャラリーや国内外の39のギャラリーが参加し、多様なプログラムが展開されます。

 

会期中は50の施設をつなぐ無料のシャトルバス「AWT BUS」が運行。

アートコレクター向けの「VIPプログラム」では、東京のアートシーンを凝縮したツアーや、美術館でのプライベートビューイング、日本屈指のコレクターのコレクションビジットなど、特別なプログラムが提供されます。

 

アートウィーク東京は、これら東京のダイナミックなアートシーンやカルチャーを体験することができる多彩なプログラムを通じて、東京のアートのエコシステムの成長を促進することを目指しています。

 

出展作品が買える「AWT FOCUS」

2023年の見どころは、滋賀県立美術館ディレクター・保坂健二朗をアーティスティックディレクターに迎えた新企画「AWT FOCUS」です。

日本最古の私立美術館、大倉集古館(東京虎ノ門)を会場に、キュレーターが美術史的観点から選定した作品を通じて、近現代美術のナラティブを見直すと同時に、出展作品がすべて購入可能であるという新しい発想の展覧会です。

展覧会を通じて日本の戦後美術を理解するためのポイントを提示すると同時に、日本のアートマーケットの活性化を目標としています。

 

五感でアートを味わいながら交流できる「AWT BAR」

南⻘山の複合ビル「emergence aoyama complex」では、五感でアートを味わいながら交流できる「AWT BAR」がオープン。新進気鋭の建築家がデザインする空間で、人気シェフによる上質でオリジナリティ豊かな料理や、アーティストが考案するオリジナルカクテルを楽しむことができます。

 

その他にも、慶應義塾大学アート・センターとの共催により、キュレーターを国内外から招聘したシンポジウムや「ラウンドテーブル」、日本を代表するコレクターと連携した「スタートアップセミナー」、日本の美術史やエコシステムに焦点を当てたオンライントークシリーズを含む「AWT TALKS」など、アートコミュニティの発展を促すプログラムが展開されます。

 

都内の主要ギャラリー、新進ギャラリーも参加

参加ギャラリーには、東京画廊+BTAP、ギャラリー小柳、タカ・イシイギャラリー、オオタファインアーツ、SCAI THE BATHHOUSEなどが昨年に引き続き参加。

老舗ギャラリーである小山登美夫ギャラリーとシュウゴアーツは今年初めて参加します。

 

カイカイキキギャラリーやMisako & Rosen、無人島プロダクション、NANZUKA、Take Ninagawa、Waitingroomなどの日本を代表するギャラリー。Blum & Poe、ファーガス・マカフリー、ペロタン東京など海外に拠点を持つメガギャラリーも参加。

KANA KAWANISHI、LEESAYA、KEN NAKAHASHI、KOTARO NUKAGAなどの新進ギャラリーにも注目です。

 

各プログラムの詳細は2023年9月頃に発表予定とのこと。

パンデミックを乗り越え、海外からの旅行客も戻ってきた今、例年よりさらに盛り上がるイベントになることが期待されます。

 

アートウィーク東京 2023

会期:2023年11月2日〜11月5日 ※VIPプレビューは10月31日、11月1日の2日間を予定

会場:都内50の美術館/インスティテューション/ギャラリー、大倉集古館(AWT FOCUS)、「AWT BAR」ほか各プログラム会場

料金:※AWT BUS の乗車無料。
※参加ギャラリーの入場無料。参加美術館ではAWT会期中に限り所定の展覧会にてAWT特別割引適用。
※AWT FOCUSの入場一般有料(金額未定)、学生・子供無料。

公式HP:https://www.artweektokyo.com/awt-talks/

 

 

関連記事

韓国のアートフェア「フリーズ・ソウル」が2022年9月に開催!110の参加ギャラリーを発表

2022年9月に韓国・ソウルで初めて開催される国際アートフェア「フリーズ・ソウル(Frieze Seoul)」。その出展者リストが公開されました。 開催期間は、2022年9月2〜5日の4日間。 今年が初開催となるこのフェアは、メ

マン・レイの代表作「アングルのバイオリン」が約16億で落札、史上最も高価な写真作品に

裸の女性の背中にバイオリンのFホールを重ねたマン・レイの代表作「Le Violon d’Ingres(アングルのバイオリン)」(1924)が、2022年5月14日、老舗オークションハウス・クリスティーズがニューヨークで開催したオーク

シンガポールの国際アートフェア「ART SG」が2023年1月に開催!150以上の出展ギャラリーが決定

2023年1月にシンガポールで初開催される、東南アジア最大規模の国際アートフェア「ART SG」。 このフェアに出展する150以上のギャラリーが発表されました。   近年シンガポールでは、シンガポール美術館と現代美術

ポンピドゥー・センターが韓国 ソウルに進出、2025年に新美術館開館予定

2023年3月、ポンピドゥー・センター(パリ市・マレ地区)が、韓国のハンファ文化財団とパートナーシップを締結し、ソウルでの近現代美術館建設に向けた協働を発表しました。 ポンピドゥー・センターにとっては、メッツ(フランス)、ブリュッセル

グッチがメタバース上にアトリエを公開、クリエイティブディレクターもアバターとして登場

多くの高級ブランドがNFT(Non-Fungible Token=ノン ファンジブル トークン)の世界に参入し、成果を上げようと模索する中、老舗ブランド「グッチ」は革新的な方法でNFT界に参入しました。   ネット上に

TOP