SANAA
ART

第33回高松宮殿下記念世界文化賞(2022)アイ・ウェイウェイ、SANAAらが受賞

「絵画」「彫刻」「建築」「音楽」「演劇・映像」の5部門で優れた芸術家に授与される「高松宮殿下記念世界文化賞」。

第33回目となる、2022年の受賞者は、絵画部門にイタリアの画家、ジュリオ・パオリーニ。彫刻部門にアイ・ウェイウェイ、建築部門に妹島和世+西沢立衛/SANAA、音楽部門にポーランドのピアニストであるクリスチャン・ツィメルマン、演劇・映像部門にドイツの映画監督ヴィム・ヴェンダースの5人が選ばれました。

 

あなたの部屋に合うアートは?
「アート診断」

Q1.希望の価格帯は?

Q2.気になるジャンル・モチーフは?

国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
診断をやり直す

「高松宮殿下記念世界文化賞」とは?

近年では、2008年の四川大地震で、粗末な学校に押し込められて亡くなった5,000人の子どもたちを追悼するプロジェクト「Remembering(2009年)」が特に高く評価されています。

 

建築部門|妹島和世+西沢立衛/SANAA

建築部門は、日本を代表する建築ユニットの妹島和世+西沢立衛/SANAAが受賞。

SANAAは、過去に2010年プリツカー賞、2010-11年とフランス芸術文化勲章オフィシエ、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展金獅子賞、日本建築学会賞など、多数の受賞をしています。

妹島和世はアジア人、また女性として初めてヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展のディレクターを2010年に務めました。

彼らの代表作品は、金沢21世紀美術館、フランス北部のルーヴル・レンズ、ロンドンのサーペンタイン・ギャラリー、ニューヨークのニューミュージアムなどが有名です。

今後のプロジェクトとして、オーストラリアのニューサウスウェールズ州立美術館増築プロジェクトである「シドニー・モダン・プロジェクト」が2022年12月に一般公開となるほか、「新香川県立体育館」や「蘇州獅子山広場芸術劇場」(中国)などが公開される予定です。

 

授賞式は10月19日、東京の明治記念館で開催。

各分野の受賞者には賞金1,500万円が贈られ、若手芸術家奨励制度に選ばれた団体には奨励金500万円が授与されます。

高松宮殿下記念世界文化賞

公式HP
http://www.praemiumimperiale.org/ja/

 

 

関連記事

オスロ国立美術館が2022年6月にオープン!「ムンクの叫び」など見どころを詳しく解説

2022年6月11日、構想から約30年の時を経て、ノルウェーの首都オスロに「オスロ国立美術館」(Nasjonalmuseet)が開館しました。 ドイツの建築事務所「Kleihues +Schuwerk」が設計した巨大な建物は、58

「マティス展」東京都美術館で開幕 4/27〜

20世紀美術を代表するフランスの巨匠、アンリ・マティス(Henri Matisse、1869-1954年)。 日本で約20年ぶりとなる、マティスの大規模回顧展「マティス展(Henri Matisse: The Path to

名画「ヴィーナスの誕生」とは?ボッティチェリの名作を徹底解説

ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」は、ルネッサンス期を代表する名画です。 美術の教科書や資料集にも必ずと言っていいほど載っている絵なので、多くの人が一度は目にしたことがあるでしょう。 この記事では、その名画が制作された背景や、

ストリートアートの最前線 バンクシーだけじゃない!有名アーティスト13選

  世界のグラフィティ事情を知れば、 アートはもっと面白くなる スプレーの落書きをアートに変えたアーティスト・バンクシー。 ストリートアーティストと言うと、真っ先にバンクシーが思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。

アンリ・マティスとは?「色彩の魔術師」と呼ばれた画家の生涯と代表作品について分かりやすく解説!

20世紀を代表する画家に、アンリ・マティスがあげられます。 フォービスム(野獣派)と呼ばれる活動の先駆者であり、独自の色彩を駆使した作品から「色彩の魔術師」の異名を持ちます。 この記事では、フランスが生んだ天才芸術家アンリ・マテ

TOP