ギャラリーペロタンがドバイに新ギャラリーをオープン!2022年後半公開

Exhibition view of “Head in the Clouds” at Perrotin Tokyo. Photo by Keizo Kioku. Courtesy Perrotin
1989年にフランス人ギャラリスト、エマニュエル・ペロタン(Emmanuel Perrotin)が創業し、東京・六本木にも支店も持つメガギャラリー「ペロタン」。
ペロタンがドバイに新しいギャラリーがオープンすることを発表しました。
パリ、香港、ニューヨーク、ソウル、東京、上海の6都市にギャラリーを持つペロタンは、中東に7つめのギャラリーをオープンし、アート市場での更なる飛躍を目指します。
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ペロタン・ドバイ(2022年後半オープン予定)

View of Perrotin Dubai Simulation / © Photo: Altamash Urooj
2012年香港、2013年ニューヨーク、2016年ソウル、2017年6月に東京、そして2018年に上海と、世界各地にギャラリーを展開するペロタンは、アート市場に大きな影響力持つメガギャラリー(美術館に匹敵する影響力を持つギャラリー)です。
2022年にオープン予定のペロタン・ドバイは、トム=デヴィッド・バストック(Tom-David Bastok)、ディラン・レッセル(Dylan Lessel)、エマニュエル・ペロタンが設立した「ペロタン・プライマリー・マーケット」と「ペロタン・セカンダリー・マーケット」の共同で運営されます。
プライマリー・マーケット
作品が世に出る最初の市場がプライマリー(一次市場)。現存作家の最新作は、基本的にプライマリーから発表される。プライマリーを構成するのは、ギャラリー、アートフェアなど。
セカンダリー・マーケット
プライマリーで販売された作品が、購入者の手元を離れて転売され、それらが集まり売買される市場がセカンダリー(二次市場)。転売された多くの作品は、オークションを中心に回っている。オークションに参加するアートコレクター、オークションに出た作品を主に扱うギャラリーなどを交えて作品が動いていく。
ギャラリーはドバイの中心地に位置するドバイ国際金融センター内に建設されます。
ここは世界三大オークションハウスのクリスティーズやサザビーズからもほど近く、高級レストランやランドマークが数多く立ち並ぶエリアです。
100平方メートルの新しいスペースでは、所属アーティストのプライマリー作品と、有名アーティストのセカンダリー作品が併せて展示されます。
ドーハで村上隆、ジャン=ミシェル・オトニエルらの作品を発表
ペロタンは2012年にドーハ・ALRIWAQで中東初の村上隆の展示「Murakami-Ego」を開催し、2019年にはカタール国立博物館でフランス人アーティスト、ジャン=ミシェル・オトニエル(Jean-Michel Othoniel )の大規模なインスタレーション「ALFA」を発表するなど、中東で所属アーティストの作品を頻繁に発表してきました。
今回ギャラリーを常設することで、この中東の世界に新たなコネクションを作り、より強固な関係を築くことを目指しています。
各代表はペロタン・ドバイについて、以下のようにコメントしています。
「ドバイは、世界人口の3分の2にとって飛行機で6時間の距離にあり、新しいオーディエンスを惹きつけている非常にダイナミックな都市です。
私どもは、作品に触れる機会が少ないオーディエンスに対しても、アーティストたちの声を届けたいと常に願っています。
現在、ドバイでは地域全体がアート関連のプロジェクトを展開しており、弊廊のア ーティストたちもこの動きに加わることができれば幸いです。」
エマニュエル・ペロタン
「ドバイ、そしてより広域には中東において、弊廊のセカンダリー・マーケット・ビジネスを拡大できることに興奮しています。
ドバイは非常にエキサイティングな場所で、アート市場や文化全般においての今後が期待されます。この冒険に参加できて光栄です。」
トム=デヴィッド・バストック
ディラン・レッセル
ペロタン東京で開催中の展示「Head in the Clouds」

Exhibition view of ‘Head in the Clouds’ at Perrotin Tokyo. Photo by Keizo Kioku ©ob/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Perrotin © Aya Takano/ Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved. Courtesy Perrotin
ペロタン東京は現代美術ギャラリーの支店として、2017年、六本木にオープンしました。
ギャラリーの空間設計は香港拠点の人気建築家のアンドレ・フーが担当しています。

Exhibition view of “Head in the Clouds” at Perrotin Tokyo. Photo by Keizo Kioku. Courtesy Perrotin
ペロタン・東京では現在、所属アーティスト13名によるグループ展「Head in the Clouds」が開催されています。
英語の慣用句「head in the clouds」が持つ「空想にふける精神状態」「現実や差し迫った危険に気付かないこと」といった意味を作家それぞれの視点で追求した作品が展示されています。
情報過多の現代社会で、PSやスマホ画面の向こうに心を奪われ、目の前の現実に意識を向けることができない私たちの日常を見つめ直す今回のコンセプト。
アート作品によって私たちを「今、ここ」に引き戻し、知覚的な体験を蘇らせます。
head in the clouds
会期: 2022年2月9日 – 3月19日
火曜 – 土曜 | 12:00 – 18:00東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル1階 ペロタン東京
中東のアート市場は着実に成長しており、有名ブランドやギャラリーが新しいスペースを次々とオープンしています。
セカンダリービジネスを始めたことで更なる飛躍が期待されるメガギャラリー、ペロタン。
2022年、中東のアート市場はさらなる盛り上がりを見せていくことでしょう。
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