和菓子
CULTURE

冬の和菓子にはどんな種類がある?花びら餅・うぐいす餅・酒まんじゅうなど人気の和菓子をご紹介

うさぎ 和菓子

冬はお歳暮や年始のご挨拶、家族の集まりなど、何かと贈り物をする機会が多い季節。

自然の景色からだんだんと色が無くなり落ち着いていくのに対して、冬は華やかなモチーフや色合いの和菓子がたくさん出回ります。

大切な節目やご挨拶に欠かせないお菓子。

花びら餅・うぐいす餅・酒まんじゅうなど、冬の贈り物にも最適な定番の和菓子をご紹介します。

 

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花びら餅

花びら餅 和菓子

白味噌餡とピンク色の餅の上にゴボウをのせ、白い餅や求肥で包んだお菓子。

梅の花びらをイメージした、新年のお茶席で食べられる和菓子です。

平安時代、宮中では「歯固めの儀式」という新年の儀式がありました。

餅の上に大根や鮎などの硬い食べ物をのせ、長寿を願って食べていた慣習が簡素化されたのが原型のようです。

鮎はゴボウの代わりに使われるようになりました。

白味噌餡を使うのも、宮中の雑煮に味噌を使っていた名残りだとか。

うっすらと透けるピンクが可憐な和菓子です。

 

うぐいす餅

うぐいす餅 和菓子

餡を求肥で包み、やや楕円形の形にしたお菓子です。

青大豆から作られるうぐいす粉をまぶした、目に鮮やかな黄緑色が特徴です。

色合いや形、大きさも、まさにうぐいすをイメージしたもの。

うぐいす餅の生まれた経緯には、豊臣秀吉が深く関わっています。

1580年頃、大和郡山(現・奈良県大和郡山市)の郡山城の城主・豊臣秀長が、兄の秀吉を茶席でもてなすために作らせたとされています。

秀吉はこのお菓子がいたく気に入り、自らうぐいす餅と命名したそう。

うぐいすは早春に鳴き始めることから、春告げ鳥と呼ばれ、美しい鳴き声は縁起が良いとされています。

まだまだ寒い時期に、春を待ちわびる気持ちがあらわれたような和菓子です。

 

酒まんじゅう

酒まんじゅう 和菓子

酒種を小麦粉に加え、発酵させた生地で餡を包んで蒸したおまんじゅう。

元々は日本酒の仕込み時期である冬にだけ作られていました。

蒸す過程でアルコール分はなくなっていますが、お酒の香りとやさしい甘味がほんのり残ります。

生地を発酵させているため、ふっくら、もちもちした食感が楽しめます。

まんじゅうの歴史は古く、鎌倉・室町時代、中国から戻った僧侶たちが日本に伝え、やがて広まりました。

元々、中国のまんじゅうには肉が使われていましたが、日本の禅寺において、肉の代わりに野菜や小豆などの穀物で餡が作られるようになりました。

この酒まんじゅうがあんパンの基になったとも言われています。

 

椿餅

道明寺粉を蒸して餡を包み、俵型にしたものを椿の葉ではさんだ和菓子。

日本最古の餅菓子のひとつです。

椿餅は平安時代、貴族の遊びである蹴鞠(けまり)の会で配られる軽食でした。

「源氏物語」の若菜上帖に、若い貴族が蹴鞠のあとに果物や椿餅を食べるシーンが登場します。

当時は甘い小豆餡などはなかったため、甘葛(あまづら)という、蔦の汁を煮詰めた甘味料を練りこんでいました。

冬の代表的な京菓子です。

 

練り切り

冬 練り切り

練り切りは、白餡にヤマイモなどのつなぎ粉を加えて練った生菓子です。

一年中作られていますが、季節ごとの風物や植物をかたどり、その季節を表現しています。

お祝い事やお茶席で食されることが多いため、上生菓子に分類されます。

中でも、つなぎにヤマトイモ、百合根、葛を使ったものは最高級品。

冬の代表的な練り切りとしては、梅、椿、柿などのモチーフがあります。

最近では、クリスマスをイメージした新しいモチーフも多く見られ、目を楽しませてくれます。

 

冬の和菓子の楽しみ方

和菓子 冬

冬は和菓子の種類が多い季節です。

お正月もあることから、ほかの季節よりも鮮やかな色合いのものがたくさん出回ります。

松竹梅や鶴など、おめでたいモチーフもこの季節ならでは。

人が集う機会の多いこの時期、団らんのひと時にみんなで和菓子を楽しんではいかがでしょうか?

和菓子の歴史や由来に思いを馳せてみるの楽しいですね。

 

 

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