グラフィティアートバンクシー現代アート
ART

バンクシーの正体はあのミュージシャン?制作中の姿を激写!

ついに明かされる!?
バンクシーの正体

世界が注目するグラフィティアーティスト、バンクシー。
彼はその作品だけでなく、正体を公にしていないことでも有名です。

現在に至るまで一切素性を明かさず、人目に触れることなく世界に作品を残していくバンクシーは、まさに正体不明、謎の存在です。

メディアのインタビューなどを受けることはあるものの、対応は電話かメールに限定するほどの徹底ぶり。

そんなバンクシーですが、ついにその姿が激写されたとして1枚の写真が公開されました。

正体不明のバンクシーとは一体どんな人物なのか?!
1枚の写真によって明らかになる、バンクシーの人物像に迫ります。

 

あなたの部屋に合うアートは?
「アート診断」

Q1.希望の価格帯は?

Q2.気になるジャンル・モチーフは?

国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
診断をやり直す
国内最大のアートギャラリーで
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
診断をやり直す

バンクシーの正体が判明した経緯

これまでバンクシーの正体については様々な説が噂されていました。

 

“バンクシーは1人ではなく、複数のメンバーからなるアーティスト集団である”

“バンクシーは女性である”

 

など、どの噂も憶測の域を出ず、彼の正体に誰も辿りつけないまま、疑惑はいつまでも疑惑のままでした。

しかし、今回なんと「バンクシーと思われる男性の姿が撮影された」として1枚の写真が報道されたのです。

 

カメラが捉えた!バンクシーの正体

スプレー缶を手にした男性は、作品を描き終えた瞬間、もしくは制作の真っ最中のように見えます。

 

そして彼が立つ壁には、

「Peace on Earth Terms and conditions apply」

と書かれたグラフィティーアートが。
このアートが、まさに彼がバンクシーだと決定づける要因になりました。

 

 

Banksyさん(@banksy)がシェアした投稿

なぜならこの作品は、当時バンクシーがオフィシャルサイトで公開していた最新作のアートだったからです。

バンクシーはこの作品をinstagramにも投稿しています。

 

バンクシーであろうこの男性を激写したのは、作品が描かれたベツレヘムに観光で訪れていた1人のイギリス人男性。

撮影当時は彼がバンクシーだということには気づいておらず、「無名のアーティストがグラフィティアートを描きに来たと思い、撮影した」とのこと。

 

その後、彼は偶然にもバンクシーのサイトを訪問。

自分が撮影したものと全く同じ作品を見つけ、自分が意図せず、作品を描き終えたばかりのバンクシーらしき人物の姿を撮影していたことに気づいたのです。

 

バンクシーの正体はロバート・デル・ナジャ?

バンクシーの正体について、現在最も有力な人物だと噂されているのが、ロバート・デル・ナジャ(Robert Del Naja)です。

彼はイギリス・ブリストル出身の音楽ユニット、マッシヴ・アタック(Massive Attack)のメンバーで、3Dという名前で活動しています。

 

ロバートはグラフィティアーティストとして活動していた時期もあり、撮影された写真の男性と背格好や面影、印象が似ていることから、「ロバートがバンクシーの正体では!?」と噂されています。

ロバートがバンクシーの映画に出演したり、ロバートの出版本にバンクシーが序文を寄せたりと、お互いの作品に参加していることもあり、そんな二人の関係性も「ロバートがバンクシーだった」のであれば合点がいきます。

 

バンクシー=ロバート説が噂されている理由

なぜ彼がバンクシーだと噂されているのか?

その理由は、報道された写真以外にも2つあると言われています。

 

①ロバートのいる場所にバンクシーが現れる?


ソース

これまで、バンクシーが作品を残していく場所に規則性はないように思われていました。

しかし、彼の作品の出現場所・時期と、過去のマッシヴ・アタックのツアー開催地・期間が重なっていることがわかったのです。

つまり、マッシヴ・アタックがコンサートを開催すると、不思議とその前後の期間に会場近くでバンクシーの作品が出現する、というわけです。

 

実際に、2006年に行われたバンクシーの展示は、マッシヴ・アタックがハリウッドで演奏を行った次の週に開催されていたり。

 

2008年に14の作品がニューオリンズに現れた時には、ロバートはニューオリンズを題材にしたドキュメンタリー「Trouble the Water」のためのサウンドトラックを共作しています。

 

2010年にマッシヴ・アタックは北米ツアーを行い、サンフランシスコ、ニューオリンズ、トロントで演奏を行いましたが、その後ツアー道程を追う様に、バンクシーの作品が見つかっています。

 

ここまで行動範囲が一致していると、マッシヴ・アタックのメンバーの誰かがバンクシーなのでは?と疑ってしまうのも当然ですよね。

現地のジャーナリストの間では、デル・ナジャがツアースタッフを指揮してバンクシーとして作品を描かせているのでは?というのが定説になっています。

 

② ゴールディのうっかり発言

一連の事件を後押しするように、バンクシーの正体について、うっかり彼の名前を呼んでしまった人がいます。それは、1980年代にグラフィティアーティストとして世界に名を馳せ、現在は音楽シーンで活躍を続けるゴールディ(Goldie)です。

彼があるポッドキャストに出演した際、バンクシーの今までの活動や、世界への躍進・影響が話題にのぼりました。そしてトークに夢中になったゴールディが、バンクシーのことをなんと“Robert”と呼んだのです!

 

彼が口にしたのは“Robert”というファーストネームだけですので、それだけでバンクシーが誰なのかを特定することはできません。
しかし、これまで囁かれてきた、「バンクシーの正体はマッシヴ・アタックのロバートである」という噂を裏付けるには十分すぎると言える発言でした。

ゴールディのこの発言によって、一度は落ち着いていたバンクシー=ロバート説は再燃。誰もが「ロバートがバンクシーに違いない!」と確信したのです。

 

バンクシーの正体の謎

激写された写真、マッシヴ・アタックの行動との一致、そしてゴールディの発言によって、「バンクシー=ロバート・デル・ナジャ」という説は非常に濃厚になりました。

しかし、ロバート本人はこの報道ついて否定し、自分はバンクシーではないが、バンクシーとは親しい友人である、と公表しています。

決定的な瞬間をとらえた写真により、ついにバンクシーの正体が明かされるかと思われましたが、彼の正体に辿りつくことはできず、真相は闇に包まれたままとなりました。

やはり、バンクシーはそう簡単に正体を明かしてはくれません。

私たちが彼の素顔を見ることができる日は来るのでしょうか?

彼の作品、その正体、全てが未だ大きな謎に包まれたバンクシー。今後も正体不明のグラフィティアーティストから目が離せません。

 

 バンクシーについてもっと詳しく

 

 あなたの部屋に合うアートは?
 LINEで 無料診断!

アート作品を購入してみたいけど、

どこで買えば良いかわからない…

どんな作品を購入すれば良いかわからない…

という方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、thisisgalleryの公式LINEアカウントから、気軽に相談できる 無料アート診断 サービスをリリースしました!

専門アドバイザーが、あなたに最適な作品をセレクト。

インテリアに合った作品のご提案や、オーダーメイドのご相談など、様々なお悩みを解決します。

\ こ ん な 方 に お す す め /

部屋に合った絵画・アート作品が欲しい

作品をどこで探したら良いかわからない

似顔絵・オリジナルのアートギフトを贈りたい

手軽な価格で絵画をオーダーしたい

\ L I N E で い ま す ぐ 診 断 ! /

 

関連記事

18歳以下は入場無料「Welcome Youth(ウェルカムユース) -2023 春-」都立美術館・博物館で開催

公益財団法人東京都歴史文化財団は、若者に文化芸術に親しんでもらう取り組みとして、18歳以下の鑑賞料金が無料になる「Welcome Youth(ウェルカムユース) -2023 春-」の実施を発表しました。 対象期間は、2023年3月18

「ヴェネチア・ビエンナーレ2024」日本館代表作家に毛利悠子が選出、キュレーターはイ・スッキョン

2024年4月に開催が予定されている「第60回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」。 2023年6月12日、国際交流基金は日本館展示に関する記者発表会を行い、日本館の出品作家に美術家の毛利悠子、キュレーターにイ・スッキョン

動く、ミュシャ展「iMUCHA IMMERSIVE EXHIBITION」パシフィコ横浜で開催

19〜20世紀にかけてヨーロッパで花開いたアール・ヌーヴォーを代表する作家、アルフォンス・ミュシャ。 ミュシャの美しい作品の数々をデジタルアニメーション技術で再現し巨大空間に360度投影。 映像と音楽による没入型の展示「動く、ミ

ジャポニスムとは?日本趣味が流行した理由、影響を受けた画家・作品を詳しく解説

19世紀中頃から西洋で流行した日本趣味を指す「ジャポニスム」。 日本の開国後、海外へ渡りはじめた日本の工芸品や浮世絵は、その物珍しさから西洋の人々を魅了し、貴族を中心に多くの人々が買い集めました。   日本の浮世

「静嘉堂文庫美術館」が丸の内に移転オープン!国宝7点を含む名品を公開

創設130周年を迎えた静嘉堂美術館。 2022年10月1日、同館は展示スペースを世田谷岡本から、丸の内の重要文化財建築、明治生命館の1階に移転し、「静嘉堂@丸の内」という愛称とともに新たなスタートを切りました。 三菱

TOP