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バンクシーの正体はあのミュージシャン?制作中の姿を激写!

ついに明かされる!?
バンクシーの正体

世界が注目するグラフィティアーティスト、バンクシー。
彼はその作品だけでなく、正体を公にしていないことでも有名です。

現在に至るまで一切素性を明かさず、人目に触れることなく世界に作品を残していくバンクシーは、まさに正体不明、謎の存在です。

メディアのインタビューなどを受けることはあるものの、対応は電話かメールに限定するほどの徹底ぶり。

そんなバンクシーですが、ついにその姿が激写されたとして1枚の写真が公開されました。

正体不明のバンクシーとは一体どんな人物なのか?!
1枚の写真によって明らかになる、バンクシーの人物像に迫ります。

 

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バンクシーの正体が判明した経緯

これまでバンクシーの正体については様々な説が噂されていました。

 

“バンクシーは1人ではなく、複数のメンバーからなるアーティスト集団である”

“バンクシーは女性である”

 

など、どの噂も憶測の域を出ず、彼の正体に誰も辿りつけないまま、疑惑はいつまでも疑惑のままでした。

しかし、今回なんと「バンクシーと思われる男性の姿が撮影された」として1枚の写真が報道されたのです。

 

カメラが捉えた!バンクシーの正体

スプレー缶を手にした男性は、作品を描き終えた瞬間、もしくは制作の真っ最中のように見えます。

 

そして彼が立つ壁には、

「Peace on Earth Terms and conditions apply」

と書かれたグラフィティーアートが。
このアートが、まさに彼がバンクシーだと決定づける要因になりました。

 

 

Banksyさん(@banksy)がシェアした投稿

なぜならこの作品は、当時バンクシーがオフィシャルサイトで公開していた最新作のアートだったからです。

バンクシーはこの作品をinstagramにも投稿しています。

 

バンクシーであろうこの男性を激写したのは、作品が描かれたベツレヘムに観光で訪れていた1人のイギリス人男性。

撮影当時は彼がバンクシーだということには気づいておらず、「無名のアーティストがグラフィティアートを描きに来たと思い、撮影した」とのこと。

 

その後、彼は偶然にもバンクシーのサイトを訪問。

自分が撮影したものと全く同じ作品を見つけ、自分が意図せず、作品を描き終えたばかりのバンクシーらしき人物の姿を撮影していたことに気づいたのです。

 

バンクシーの正体はロバート・デル・ナジャ?

バンクシーの正体について、現在最も有力な人物だと噂されているのが、ロバート・デル・ナジャ(Robert Del Naja)です。

彼はイギリス・ブリストル出身の音楽ユニット、マッシヴ・アタック(Massive Attack)のメンバーで、3Dという名前で活動しています。

 

ロバートはグラフィティアーティストとして活動していた時期もあり、撮影された写真の男性と背格好や面影、印象が似ていることから、「ロバートがバンクシーの正体では!?」と噂されています。

ロバートがバンクシーの映画に出演したり、ロバートの出版本にバンクシーが序文を寄せたりと、お互いの作品に参加していることもあり、そんな二人の関係性も「ロバートがバンクシーだった」のであれば合点がいきます。

 

バンクシー=ロバート説が噂されている理由

なぜ彼がバンクシーだと噂されているのか?

その理由は、報道された写真以外にも2つあると言われています。

 

①ロバートのいる場所にバンクシーが現れる?


ソース

これまで、バンクシーが作品を残していく場所に規則性はないように思われていました。

しかし、彼の作品の出現場所・時期と、過去のマッシヴ・アタックのツアー開催地・期間が重なっていることがわかったのです。

つまり、マッシヴ・アタックがコンサートを開催すると、不思議とその前後の期間に会場近くでバンクシーの作品が出現する、というわけです。

 

実際に、2006年に行われたバンクシーの展示は、マッシヴ・アタックがハリウッドで演奏を行った次の週に開催されていたり。

 

2008年に14の作品がニューオリンズに現れた時には、ロバートはニューオリンズを題材にしたドキュメンタリー「Trouble the Water」のためのサウンドトラックを共作しています。

 

2010年にマッシヴ・アタックは北米ツアーを行い、サンフランシスコ、ニューオリンズ、トロントで演奏を行いましたが、その後ツアー道程を追う様に、バンクシーの作品が見つかっています。

 

ここまで行動範囲が一致していると、マッシヴ・アタックのメンバーの誰かがバンクシーなのでは?と疑ってしまうのも当然ですよね。

現地のジャーナリストの間では、デル・ナジャがツアースタッフを指揮してバンクシーとして作品を描かせているのでは?というのが定説になっています。

 

② ゴールディのうっかり発言

一連の事件を後押しするように、バンクシーの正体について、うっかり彼の名前を呼んでしまった人がいます。それは、1980年代にグラフィティアーティストとして世界に名を馳せ、現在は音楽シーンで活躍を続けるゴールディ(Goldie)です。

彼があるポッドキャストに出演した際、バンクシーの今までの活動や、世界への躍進・影響が話題にのぼりました。そしてトークに夢中になったゴールディが、バンクシーのことをなんと“Robert”と呼んだのです!

 

彼が口にしたのは“Robert”というファーストネームだけですので、それだけでバンクシーが誰なのかを特定することはできません。
しかし、これまで囁かれてきた、「バンクシーの正体はマッシヴ・アタックのロバートである」という噂を裏付けるには十分すぎると言える発言でした。

ゴールディのこの発言によって、一度は落ち着いていたバンクシー=ロバート説は再燃。誰もが「ロバートがバンクシーに違いない!」と確信したのです。

 

バンクシーの正体の謎

激写された写真、マッシヴ・アタックの行動との一致、そしてゴールディの発言によって、「バンクシー=ロバート・デル・ナジャ」という説は非常に濃厚になりました。

しかし、ロバート本人はこの報道ついて否定し、自分はバンクシーではないが、バンクシーとは親しい友人である、と公表しています。

決定的な瞬間をとらえた写真により、ついにバンクシーの正体が明かされるかと思われましたが、彼の正体に辿りつくことはできず、真相は闇に包まれたままとなりました。

やはり、バンクシーはそう簡単に正体を明かしてはくれません。

私たちが彼の素顔を見ることができる日は来るのでしょうか?

彼の作品、その正体、全てが未だ大きな謎に包まれたバンクシー。今後も正体不明のグラフィティアーティストから目が離せません。

 

 バンクシーについてもっと詳しく

 

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