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バンクシー作品の購入方法!本物と贋作の見分け方について詳しく解説

 

バンクシー作品を購入する方法は?
知っておきたい、本物の見極め方

正体不明の人気アーティスト、バンクシー。

彼の人気は近年ますます高まっており、オークションでは常に落札価格が上昇しているため、オリジナル作品(原画)の入手は困難と言われています。

今回は、そんなバンクシーの作品を購入する方法について詳しくご紹介。

原画と複製画の違いや、本物の見極め方についても詳しく解説しますので、バンクシー作品を手に入れたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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バンクシー作品にはどんな種類がある?

現在アート市場で取引されているバンクシー作品は主に以下の3種類です。

 

①オリジナル作品(壁画・ミューラル・立体作品)

②複製画・シルクスクリーン(サインあり)

③NFTアート

 

いずれもオークションで主に取引されており、落札価格も年々上昇しているため、入手困難と言われています。

日本国内で取り扱いのあるギャラリーも数が限られているほか、即売り切れとなるケースが多く、どうしても入手したい場合は直接オークション会社やギャラリーに問い合わせ、最新情報を得ることをおすすめします。

 

本物を見極めるポイントは?

1.エディションナンバー/サインの有無

現在販売されているバンクシーの作品は大きく分けて以下の4種類があります。

 

 1.エディションナンバー/サイン付きの作品
 2.エディションのみの作品
 3.サインのみの作品
 4.エディションナンバー/サインどちらも付いていない作品

 

通常、ポスターなど複製品についてはエディションナンバー/サインが付いていないことが一般的ですが、バンクシー作品は本物であっても、エディションナンバー/サインが付いていない場合があります。

人気の高さから贋作も多く世に出回っているため、エディションナンバー/サインがあったとしても、その作品が贋作の可能性も0ではありません。

従って、エディションナンバー/サインの有無だけでは、その作品が本物かどうかの判断要素にはなり得ないのが現状です。

 

2.エディションナンバーとは?

版画やシルクスクリーン作品は、トータル枚数を限定して刷られるのが一般的です。
このトータル枚数に対して何番目に刷られた作品かということを示すのがエディションナンバーと呼ばれる番号です。

エディション・ナンバーは、たとえば

「ED 593 / 600」

などと表記され、これは「600枚刷ったうちの593番目の作品」という意味になります。一般的には、作品の隅や裏などに記されることがほとんどです。

 

このエディション・ナンバーのある「原画」は、世界に限られた枚数しかない貴重な作品のうちの1枚であるため、非常に価値の高いものです。

アーティストによっては、同タイトルの作品のエディションナンバーは同じ位置に記しますが、バンクシー作品については書き込みの位置がバラバラということもあります。

 

3.同じ作品でも制作年が違う

一般的にアーティストは作品が完成した時点でサインやエディションナンバーを入れ、同時に制作年を確定させます。
しかし、バンクシーの場合は同じタイトルの連番のエディションナンバー入りの作品でも、制作年の表記が異なることがあります。
このことから、バンクシーが作品を手放す際に制作年を記していることもあると考えられています。

そのため、同じタイトルの作品で制作年が違うからといって、バンクシー作品の場合は必ずしも間違いとはいえないことを覚えておきましょう。

作品の発表方法も独特なバンクシーらしく、アート界の慣習に捉われないやり方なのかもしれません。

 

ペストコントロールで真贋をチェック

ペストコントロールとは…?

「ペストコントロール(Pest Control)」とは、バンクシーの作品が本物であることを証明するために設立された機関です。

 

ペストコントロールが設立される前、バンクシー作品はPOW(Pictures on Wall)というギャラリーと一部のショップでしか購入することができませんでした。

そのため、アートコレクターや画商は作品が本物であることを間違いなく知ることができましたが、バンクシーの名が知れ渡るにつれ、本物の太鼓判を押すためにさらなる証明が必要になってきました。

 

コレクターが贋作に誤って高い金額を払ってしまうことがないよう、認証機関の必要性を感じたバンクシーは2009年、作品が本物であることを認証するペストコントロールを設立。

ペストコントロールは「害虫駆除」を意味する英語であるところにも、偽物を販売して利益を得ようとする闇業者の駆逐を暗示しているようで、バンクシーの遊び心が感じられます。

ペストコントロールには元POWスタッフも参加し、バンクシー作品が本物であることを認証する世界で唯一の機関として機能しています。

 

どうすれば本物と認定されるの?

このペストコントロールが本物と認めた作品にのみ、同機関が発行するCOA(Certificate of Authenticity)が付与されます。
つまり、COAが付属する作品は本物のバンクシー作品であるということ。

ただし、これには以下の例外が存在します。

 

 ① ストリートに展示されている作品
 ② ペストコントロール設立以前にバンクシーが手放した作品

 

この2つについては、COAが付属していません。

①はコレクションを目的とした作品ではないので、COAを付ける必要はないかもしれませんが、②にCOAが必要な場合は、後からでも付けてもらうことが可能です。

 

作品にCOAが必要なときはペストコントロールに直接申請し、場合によっては作品そのものをペストコントロールに郵送して確認してもらうことで、本物の証明としてCOAを発行してもらうことができます。
独自の認証機関という制度も、バンクシーのユニークなアーティスト性を表しているといえるでしょう。

 

バンクシー作品の購入は慎重に

バンクシーはアート界のみならず世界中から注目される偉大なアーティストであり、常識や既成概念に挑戦し続け、一切のプロフィールを明らかにしないという面でも話題の中心であり続ける存在です。

そんなバンクシーだからこそ、贋作が出回りやすいのも事実。

原画を購入する際は、かならずエディションナンバーやCOAを確認し、バンクシー本人が魂を込めて創り上げた作品であることを確認しましょう。

 

リプロダクション(複製画)という選択肢も

バンクシーの原画は現在、一般人には手の届かない高額で取引されています。

「原画は無理だけど、どうしてもバンクシー作品が欲しい」

そんな方におすすめなのが、リプロダクション(複製画)です。

贋作、コピー品については先にご紹介したペストコントロールが厳しく警告していますが、WCP(West Country Prince)など一部のメーカーは黙認されており、作品のクオリティも原作に近い品質を維持していることから、第二の選択肢として近年注目を集めています。

「バンクシー公認(黙認)」とも言われていますが、その価値は原画と共に上昇しており、今後美術品としての価値が期待されています。

 

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