オノヨーコとは?ジョンレノンの妻・前衛芸術家の人生を解説
1933年に東京で生まれたオノヨーコ。
世界的アーティスト「ビートルズ」のメンバー、ジョン・レノンの妻として有名な彼女ですが、実は50年に以上にわたって活動を続けてきた世界的なアーティストです。
「ビートルズを解散させた女」として非難を浴びる一方、ジョンとともに平和活動や音楽活動・創作活動を行なってきた日本の偉大なる前衛的な芸術家の功績を紹介していきます。
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オノヨーコとは?
日本を代表する前衛芸術家
オノヨーコは、1933年2月18日に東京で生まれた、日本を代表する前衛芸術家、音楽家、平和運動活動家です。
1960年代から精力的にアーティスト活動を続けており、同じ1960年代にジョン・レノンに出会い、ともに音楽活動も行いました。
2009年に現代美術の世界的祭典「第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ」で、生涯業績部門の金獅子賞を受賞。日本人で初の受賞者となりました。
音楽活動では、ジョンとヨーコの楽曲が交互に並ぶ構成の「男女の会話」といったコンセプトのアルバム、『ダブル・ファンタジー』で、1981年グラミー賞にてアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
平和活動家としての顔
ヨーコはジョンと共に多くの平和を願う活動をしました。「どんぐり」を使った平和活動は有名で、2個のどんぐりのひとつを東に、もうひとつを西に向けて地面に植るというもの。
これは、西洋と東洋の人々が理解し合って、世界が平和になるようにという願いが込められています。
他にも「バッグ・ピース」、「ベッド・イン」など、さまざまな活動をし、現在もなお世界平和を訴え続けています。2011年には、ヒロシマ賞を受賞し話題となりました。
また、オノ・ヨーコは男社会の中で凄絶な男女差別を受けたことで、女性への差別に対して対抗するべきだとウーマン・リブ活動も精力的に行なっています。
ジョンレノンの最高の理解者
1966年にロンドンのインディカ・ギャラリーでの個展『未完成の絵画とオブジェ』でジョン・レノンと出会い、ともに前衛的な音楽活動やパフォーマンスを行うようになったオノヨーコ。
衝撃的なジョン・レノンの射殺事件が起こる1980年まで、芸術活動・音楽活動を行い、ジョンの良き理解者・妻・ビジネスパートナーとして、ジョンのそばで生きました。
平和活動パフォーマンス『ベッド・イン』や『ハッピー・クリスマス(戦争は終った)』など、ジョン・レノンとオノ・ヨーコは平和を愛する信条をともにしていました。
ジョンレノンはオノヨーコのことを「僕の最大の理解者」だと語っていたと言います。
オノヨーコの人生・経歴
生い立ち
1933年2月18日に東京で小野英輔・磯子の長女として生まれました。
ヨーコは2歳のとき、父の暮らすサンフランシスコへ移住しましたが、4歳の時に母と一緒に日本へ帰国し、その後の幼少期は鎌倉の別荘に住みました。
幼稚園は自由学園へ、小学校は学習院初等科へ通い、父の転勤に伴いニューヨークに転居した後は、ロングアイランドのパブリックスクールに通いました。
帰国後は、啓明学園初等学校・青南小学校に編入し、学習院女子中・高等科を経て、学習院大学の哲学科に入学。
20歳のときに父親の赴任先であるニューヨーク郊外に転居し、サラ・ローレンス大学に入学後、音楽と詩を学びました。
アーティスト活動
ヨーコは、サラ・ローレンス大学在学中の1956年に 一柳慧と出会い、退学したのちに結婚し、前衛芸術活動を開始しました。
1959年からフルクサスのジョージ・マチューナスらと共に活動を行い、床に置かれたキャンバスを観客が踏みつけることで完成する『踏まれるための絵画』などの作品を創作しました。
1962年から1964年までの日本に帰国している間に、彼女の衣装を観客がはさみで切り取るというパフォーマンス『カット・ピース』や、言葉による作品集『グレープフルーツ』などの作品を発表。
日本での評価は悪く様々な酷評にあい、29歳で自殺未遂を試み精神病院に入れられてしまいました。
アンソニー・コックスとの出会い・娘の誕生
ヨーコは、彼女に憧れニューヨークから来日したアメリカの映像作家であるアンソニー・コックスに口説かれて精神病院を退院し、1962年6月6日に結婚しました。
翌年の1963年8月8日に、娘のキョーコをもうけました。
1964年にニューヨークに戻ると彼女は活動を再開し、1966年にはロンドンの現代芸術協会に招かれて渡英し、ロンドンに活動の場を移します。
しかしジョン・レノンと関係を持つようになり、アンソニー・コックスとは1969年2月2日に離婚。ヨーコはコックスから娘を引き取ろうと法廷でも争いましたが、程なくしてヨーコは娘の親権を放棄しました。
キョーコが20代になり子供を産む時になってヨーコに連絡を取り、今では親しく連絡を取り合っているといいます。
ジョンレノンとの結婚
1966年11月9日、ロンドンのインディカ・ギャラリーでのヨーコの個展『未完成の絵画とオブジェ』に訪れたジョン・レノンと出会いました。
その後2人はジョンと交流を深め、前衛的な音楽活動やパフォーマンスを行うようになり、『トゥー・ヴァージンズ』や『ドングリ・イヴェント』といったアルバムも制作しています。
その後の1969年3月20日、ジブラルタルで結婚し、ヨーコは本名「ヨーコ・オノ・レノン」となりました。
現在
2021年に88歳を迎えるオノヨーコ。
2020年はジョン・レノンの生誕80周年で、10月9日より開催されている『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』も大盛況でした。
この展覧会に先立つリバプールの展覧会はヨーコが深く関わって完成させました。
レビー小体型認知症という病気を患っていると言われていましたが、この展覧会を無事成功させたことから、愛する夫の故郷への想いが感じられます。
体調の芳しくないヨーコを支えていたのは、息子のショーンでした。ヨーコの誕生日パーティーを毎年企画してきたショーンは、87回目のヨーコの誕生日パーティーで一緒にろうそくの火を吹き消したというエピソードもあります。
ショーンとヨーコはまるで親友のようだと言われています。
オノヨーコとジョンレノン
二人の出会い
2人の出会いは、ジョンレノンが『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』の録音期間中に、1966年にロンドンのインディカ・ギャラリーでのヨーコの個展でした。
個展のオープン前日に訪れたジョンは、ギャラリーの一角に置かれた脚立に目を止めました。
天井から虫眼鏡がぶら下がっており、脚立をのぼり、虫眼鏡を覗くと「YES」と天井に小さな文字が。この「YES」に感銘を受けたジョンはヨーコの個展に出資をしたといいます。
この『天井の絵 Ceilling Painting (YES)』の作品で二人の交流が始まりました。
ジョンは、この時に、「もし”No“とかインチキみたいな意地の悪い言葉が書かれていたとしたら、すぐに画廊を出て行ったよ。でも”YES“だったから「これはいけるぞ、心温まる気持ちにさせる初めての美術展だ!」と思ったよ。
「そこに書かれていた”YES”という文字に僕は救われたんだ。」と語ったといいます。
結婚
個展で出会った二人はその後、文通などで交流を深めていきました。
1968年にジョン・レノンが当時結婚していた相手の留守中に、オノ・ヨーコを自宅に呼びそれから同棲を始めたといいます。
その後ジョンの離婚は成立し、1969年3月20日にふたりは結婚するためにパリへ。フランスでは結婚できないと当局に判断されたため、結婚できるジブラルタルへ飛行機をチャーターして向かい、結婚式を挙げました。
その後パリに戻り、ホテルに滞在しました。
結婚式の5日後に、二人はハネムーン中にとても有名な「ベッド・イン」をアムステルダムのヒルトンホテルで披露。世界中のメディアに注目され、大きな話題となりました。
ビートルズ解散とオノヨーコ
昔からビートルズの解散の原因になったのがオノ・ヨーコだと言われていますが、遅かれ早かれビートルズの解散は免れなかったと考えられています。
ジョン・レノンとポールマッカートニーの音楽性が大きく異なってきて、ジョージ・ハリスンも別で活動をしていたことでビートルズは実質上バラバラになっていました。
ジョージは解散についてヨーコに全責任はない、ポールはビートルズは自らバラバラになったんだと言及しています。
ポールのこの発言にヨーコは感謝していて、「過去に何度もポールと衝突してきたわ。でも今はジョンのパートナーだったポールを尊敬しているし、ポールはジョンの妻だった私を尊敬しているわ。」とヨーコは話しています。
2008年にはポールのコンサートに姿を見せ、ヨーコとポールの交友関係は良好です。
オノヨーコの代表作品
Play it by trust
制作年 | 1986 年 |
「Play it by trust」とは、「信頼して駒を進めよ。」という意味合いです。
真っ白に塗られたチェスの駒と盤のこの作品は、ジャンルは彫刻で、素材はブロンズです。これはロンドンで制作されました。
「あなたが記憶しうる限り、ゲームする」といったメッセージで、真っ白のチェスをゲームする間に自分の駒なのか敵の駒なのかが判別がつかなくなってくるようになり、これは敵や味方はない戦いをせよというヨーコの想いが詰まった作品です。
プレイヤーたちは敵味方の境界線を超え、信頼し合って新しい関係を結ぶべきだという平和への願いにもつながります。
カット・ピース
制作年 | 1965年 |
1964年、草月ホールで発表された、パフォーマンス作品。
これは、舞台に座るオノ・ヨーコの衣服を観客が切り刻んでいくという衝撃的な内容です。ヨーコが衣服を切られることで受ける苦痛を視覚でわかるように表現し、世界の調和と愛を訴えました。
ヨーコの衣服をカットするという行為を観客自身が行い、それを見ることで、男性的で暴力的な欲求を引き出すというチャレンジでした。
まず日本で発表されたこの作品は、日本人には前衛的すぎて当時の日本ではあまり受け入れられませんでした。しかし、この作品は広く世界中のアーティストに影響を与えました。
天井の絵(Yes)
制作年 | 1966年 |
こちらは1966年11月6日に開催された、ロンドンのインディカギャラリーでのヨーコの個展『未完成の絵画とオブジェ』で展示されていた作品です。
ギャラリーの一角に白い脚立が置かれており、天井からはぶら下がった虫眼鏡。
見る人はその脚立をのぼり、虫眼鏡を使って、天井に貼られた真っ白のキャンバスをのぞくと「YES」の小さな文字が見えるというものでした。
それは、どんなことでも否定しないで受け入れていくというヨーコの思想を象徴しています。そして、この作品はヨーコとジョンが初めて出会った作品としてファンの間でも大事にされている作品です。
war is over
制作年 | 1969年 |
1969年のクリスマス時期、ベトナム反戦運動が高まるなか、オノ・ヨーコがジョン・レノンと共に掲げた反戦を訴える”War is over if you want it.”(あなたが望めば戦争は終わる)と書かれたメッセージ看板です。
「戦争は終わる。あなたがそう望むなら」というジョンとヨーコの意志が詰まっている作品です。
この看板はタイムズスクエアやロンドン、東京など世界の12の都市で掲げられました。
その2年後の1971年に、このメッセージ看板に基づき、ジョン・レノン&オノ・ヨーコの名義で「Happy Xmas (War Is Over)」という曲が発表されました。
戦争の真っ只中に「戦争は終わった」とメッセージを投げることは全世界に大きな影響と勇気を与えました。
ベッド・イン
制作年 | 1969年 |
「ベッド・イン」は1969年3月と6月に行われたジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「平和活動パフォーマンス」。
ヨーコとジョンのハネムーン中に、ホテルの一室に記者を招き入れ、平和について語り合うという内容です。
このパフォーマンスは2回にわたり、数日をかけて行われました。1回目は1969年3月26日から31日、オランダのアムステルダム・ヒルトン・ホテル702号室にて朝9時〜夜21時まで、数日間世界中の報道陣を招き、インタビューに答えました。
そして7日後のオーストリア・ウィーンでバギズムと呼ばれる記者会見を行いました。
2回目は1969年5月26日から6月1日に、カナダのモントリオールのクイーン・エリザベス・ホテルの1738号室と1742号室にて開催されました。
FROM MY WINDOW: Salem1692
制作年 | 2002年 |
東京都現代美術館にて開催された展示会で展示された作品がこちら。
素材は顔料、キャンバスでジャンルはインスタレーション。幼少期に観た魔女裁判の絵画が強烈に印象に残っていたヨーコ。
やがて成長し、ビートルズを解散させたといわれることから「東洋の魔女」 と呼ばれるようになってしまいました。
そういった彼女自身の半生を表現したのがこの作品です。写真の少女は、幼少期のオノ・ヨーコ本人で、窓はオノ・ヨーコの自宅の窓だそう。少女の頃から世界を見据えるその視点はとても衣装的。
オノ・ヨーコの前衛的でポピュラーな独創的な活動の中でうまれた代表的な作品です。
イマジン・ピース・タワー
制作年 | 2007年 |
アイスランドの首都レイキャヴィク沖合のヴィーズエイ島に建設された世界平和を祈念するモニュメント。
“世界最北に位置する首都(レイキャヴィク)から「平和の光」を発信し、世界を包み込む”というメッセージが込められています。これは、建築物としての塔ではなく、光の塔です。
円筒形の台座にライトがセットされており天上に向かって照らされ、真っ直ぐな青白い「光の塔」が浮び上がるという仕組みです。
台座の中央に設置された光の源は「ウィッシング・ウェル(「願いの井戸」)」と呼び、24の言語で「イマジン・ピース」というメッセージが刻印されています。
Golden Ladders
制作年 | 2014年 |
金色に塗られた複数の梯子が空間に存在するという作品。
「梯子の上に存在するものは、目に見えないあなたの将来だ」というコンセプトのアートです。
オノ・ヨーコは観覧者にこれらの梯子をのぼり、どのように人生の高みをのぼっていくかを見つめ返してほしいという想いで制作したといいます。
2015年の中国の北京での初の個展『Golden Ladders(金のはしご)-オノ・ヨーコ個展』で発表されました。作品を通して、“平和”、“命”、“愛”というメッセージを訴えています。
オノヨーコについてもっと知る
映画「ジョン・レノン,ニューヨーク」
ジョン・レノン自身と、ジョンがニューヨークで暮らした1970年代にフォーカスをあてた、ドキュメンタリー映画。
ジョンレノンは、ベトナム戦争下で反戦運動が広がりをみせていた1971年9月にニューヨークへ移住しました。1980年12月に銃殺されるまでの9年間をニューヨークで過ごしました。
オノ・ヨーコの協力と監修のもと、本人のインタビュー映像やアルバム収録曲の未発表テイクやデモ曲、オノ・ヨーコへのインタビューや秘蔵映像を盛り込んでいます。
映画「イマジン/ジョン・レノン」
1988年に作成されたジョン・レノンの自伝的映画です。
ビートルズの時代から1980年に銃殺されるまでの様々な映像とオノ・ヨーコをはじめとするジョンの関係者のインタビューで成り立っています。
ヨーコはもちろん、息子のジュリアン、ショーン、前妻や元恋人が出演しており、彼の40年という短い人生を振り返る作品です。ナレーションは残された多くのジョン本人のインタビューから抜粋され、クレジットは「ナレーション:ジョン・レノン(100時間以上に及ぶインタビューより)」と記されています。
本「今あなたに知ってもらいたいこと」
東京の朝日カルチャーセンターで2004年10月に行われた、オノ・ヨーコの特別講演がきっかけで出版された本。
この特別公演の参加者は約200名で、8割が女性でした。ヨーコは参加者に「いつもあなたが知りたかったこと」をあらかじめ準備して講演に参加するように言いました。
日本の若い女性が抱えている日常での疑問や悩みに対してオノ・ヨーコが自身の人生を重ね合わせながら答えていくということで進められました。
この講演記録や過去のインタビューを軸に、ヨーコ自身が加筆・修正し、あらたに書き下ろした一冊です。
まとめ
活動の初期段階から強いコンセプトをもった多くのパフォーマンスや彫刻、インスタレーション、映画、音楽を制作してきたオノ・ヨーコ。一貫して“愛”と“平和”を叫び、さまざまな活動も世界のために行ってきました。
平和とフェミニズムのアイコンである彼女は、これからも様々なアートに影響を与えていくでしょう。
ぜひこの機会にオノヨーコの作品に触れて、ヨーコのメッセージを受け取ってみてはいかがでしょうか。
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