アート旅日本美術館観光
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日本全国のおすすめ美術館25選

一度は行きたい
日本全国のおすすめ美術館

アメリカ、ドイツに次いで世界で3番目に美術館の数が多いと言われている日本。

東京には上野をはじめとして数多くのアートスポットがありますが、日本全国にもその波は広がっています。

フォトジェニックなプールの作品で有名な「金沢21世紀美術館」や、ミシュランガイドで三ツ星を獲得した「足立美術館」、瀬戸内海に浮かぶ現代アートの島「ベネッセアートサイト直島」など、日本各地でアートを楽しめるスポットが増えてきました。

現在注目されている美術館は、ただ作品を展示するのではなく、その土地の自然や人と深く結びつき新しい魅力を生み出しています。

今回は全国の美術館の中でも、人生に一度は見ておきたい日本のおすすめ美術館を厳選してご紹介します。

 

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1.青森県立美術館

青森県

「あおもり犬」に会いに行こう
青森県立美術館

「地域と風土に密着した芸術を発信する」というコンセプトで、2006年に開館した青森県立美術館。

地元にゆかりのある近現代作家の作品を所蔵しているほか、シャガールやカンディンスキーといった海外の近現代作家の作品も展示しています。

設計は建築家・青木淳による、気ままでユニークな設計が特徴的な美術館で、冬には美術館が雪ですっかり覆われた美しい風景を見ることができます。

青森県出身のアーティスト、奈良美智の『あおもり犬』は必見です。

青森県立美術館(Aomori Museum of Art)

住所 〒038-0021青森県青森市安田字近野185

開館時間 (10/1~5/31)9:30〜17:00、(6/1~9/30)9:00〜18:00

休日 第2・第4月曜日、12/29~31

料金 510円

公式HP http://www.aomori-museum.jp/ja/

 

2.十和田市現代美術館

青森県

インスタレーション作品を堪能
十和田市現代美術館

十和田市現代美術館は、アートによりまちづくりを推進するプロジェクト「Arts Towada」の拠点施設として2008年に開設された美術館です。

ひとつの作品に対してひとつの展示室が与えられ、鑑賞者は一つ一つの部屋を巡りながら作品を鑑賞するというユニークな設計になっています。

展示室内だけでなく、敷地内の屋外に展示された作品の全てはこの美術館のために新たに制作された作品で、世界的に有名なアーティストのインスタレーション作品の豊富な展示が見所となっています。

十和田市現代美術館(Towada Art Center)

住所 青森県十和田市西二番町10-9

開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休日 月曜日

料金 企画展800円、常設展510円

公式HP http://towadaartcenter.com/

 

3.国立西洋美術館

東京都

世界遺産に認定
ル・コルビュジエ建築の美術館

国立西洋美術館は、フランス政府から寄贈返還された「松方コレクション」を保存・公開するための美術館として1959年に開館した美術館です。

コレクションにはクロード・モネの「睡蓮」やオーギュスト・ロダンの「考える人」など、有名な作品が数多くあります。

本館の建物は20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエが設計しました。

国の重要文化財に指定されているほか、「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」の構成資産の一つとして、2016年7月に世界遺産に登録されました。

国立西洋美術館(The National Museum of Western Art)

住所 〒110-0007東京都台東区上野公園7-7

開館時間 (火、水、木、日)9:30〜17:30、(金、土)9:30〜20:00

休日 月曜日、12/28~1/1

料金 500円

公式HP http://www.nmwa.go.jp/jp/index.html

 

4.国立近代美術館(MoMAT)

東京都

日本美術の全てが分かる
東京国立近代美術館

東京国立近代美術館は、日本で最初の国立美術館として1952年に開館した美術館です。

横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む13,000点を超える国内最大級のコレクションを所蔵しており、明治から現代までの幅広いジャンルにわたる近現代美術作品を展示しています。

会期ごとに選りすぐりの約200点を展示する所蔵作品展「MOMATコレクション」では、日本美術の歴史を一気に見ることが出来ます。

美術館の周辺には皇居、北の丸公園、千鳥ヶ淵などの自然豊かな環境が広がっており、散策も楽しめます。

東京国立近代美術館
(The National Museum of Modern Art, Tokyo)

住所 〒102-8322東京都千代田区北の丸公園3-1

開館時間 (火、水、木、日)10:00〜17:00、(金、土)10:00〜20:00

休日 月曜日、展示替期間、年末年始

料金 500円

公式HP http://www.momat.go.jp/

 

5.国立新美術館

東京都

六本木の人気アートスポット
国立新美術館

国立新美術館は日本で5館目の国立美術館として2007年に開館した美術館です。

コレクションを持たず、国内最大級の14,000m2もの展示スペースを生かして多彩な展覧会の開催する一方で、美術に関する情報や資料の収集、公開など、日本が世界に誇る「アートセンター」としての役割を担っています。

全面ガラス張りの流線型が美しい建物が特徴的。この建物は、有名建築家・黒川紀章が設計しました。

レストランやカフェ、ミュージアムショップも充実しており、六本木のおすすめアートスポットです。

国立新美術館
(The National Art Center, Tokyo)

住所 〒106-8558東京都港区六本木7-22-2

開館時間 (月、水、木、日)10:00〜18:00、(金、土)10:00〜20:00(ただし7-9月は21:00)

休日 火曜日、年末年始(2018/12/25~2019/1/8)

料金 常設展示なし

公式HP http://www.nact.jp/

 

6.森美術館(MAM)

東京都

六本木ヒルズの最上階で
最先端のアートを楽しむ

森美術館は現代アートの美術館として、2003年、六本木ヒルズ森タワーの最上層に開館した美術館です。

「現代性」と「国際性」を理念にかかげ、世界の先鋭的なアートや建築、デザインなどをテーマにした企画展を発表しています。

内部施設の設計に携わったのは、アメリカをはじめヨーロッパやアジアで数多くの公共施設の設計を手掛けているデザイナー、リチャード・グラックマン。

52階にはミュージアムカフェや天空レストランがあり、「森アーツセンターギャラリー」というギャラリースペースも併設しています。

展覧会開催中は休館日なしで夜22時まで開館しているので(火曜は17時まで)、仕事帰りにもおすすめの美術館です。

森美術館(Mori Art Museum)

住所 〒106-6153東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53F

開館時間 (月、水~日)10:00~22:00、(火)10:00~17:00

休日 ※会期中は無休

料金 1,800円(東京シティビューにも入館可)

公式HP https://www.mori.art.museum/jp/

 

7.チームラボ ボーダレス

東京都

世界初デジタルアートミュージアム
チームラボ ボーダレス

エプソン チームラボ ボーダレスは、世界に類を見ないデジタルアートミュージアムとして2018年にオープンした美術館。

「さまよい、探索し、発見する、境界なくつながっていく1つの世界」をコンセプトに、10,000㎡という巨大空間に5つの世界が構成され、約50作品を展示しています。

海外でも個展を開催し、欧州最大のバーチャルリアリティ博覧会「Laval Virtual 2012」では「建築・芸術・文化賞」を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ているチームラボ。

展示エリアによってはヒールやサンダルがNGで、床が鏡になっている作品も多いため服装には注意が必要ですが、週末の入場チケットはすぐに売り切れてしまうほどの人気です。

エプソン チームラボ ボーダレス
(EPSON teamLab Borderless)

住所 〒135-0064東京都江東区青海138 お台場パレットタウン

開館時間 (月~木、日)10:00~19:00、(金、土、祝前日)10:00~21:00

休日 第2・第4火曜日

料金 3,200円

公式HP http://borderless.teamlab.art/jp

 

 

8.根津美術館

東京都

日本美術の風情を楽しむ
根津美術館

根津美術館は、1941年、実業家・根津嘉一郎が蒐集した日本と東洋の古美術品を展示するために開設された私立美術館。

日本と東洋の古美術品約7,400件をコレクション。戦前からの歴史を持つ日本では数少ない美術館の一つです。

美術館の建物は、「和の大家」とも称される建築家・隈研吾が設計しました。和風家屋を思わせる大屋根が印象的な本館は、BCS賞や毎日芸術賞を受賞しています。

根津美術館を訪れるもうひとつの大きな楽しみが、開館当時の面影を残す17,000㎡にも及ぶ日本庭園の散策です。園内には5つの茶室と数多くの石造物が点在していて、四季折々の風景が楽しめます。

根津美術館(Nezu Museum)

住所 〒107-0062東京都港区南青山6-5-1

開館時間 10:00〜17:00

休日 月曜日、年末年始

料金 1,100円(企画展)、1,300円(特別展)

公式HP http://www.nezu-muse.or.jp/

 

9.サントリー美術館

東京都

六本木で日本美術を堪能
サントリー美術館

サントリー美術館は、1961年、東京・丸の内に開館した私立の美術館です。2007年には、六本木の東京ミッドタウン内に移転しました。

「生活の中の美」をテーマとした企画展示を多く開催。主に日本の古美術品を中心に収集・展示しており、国宝1点、重要文化財15点、重要美術品21点を含む約3,000点を所蔵しています。

美術館の設計は有名建築家・隈研吾が担当しました。

外観は白磁の縦格子に覆われ、館内には木と和紙を意匠に用いるなど、日本の伝統と現代を融合させた和モダンで上質な空間が楽しめます。

館内の随所で床材にウイスキーの樽材を再生利用しており、サントリー美術館ならではの趣が感じられます。

サントリー美術館(Suntory Museum of Art)

住所 〒107-8643東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F

開館時間 (月、水、木、日)10:00〜18:00、(金、土)10:00〜20:00

休日 火曜日、展示替期間、年末年始

料金 展覧会により異なる(常設展なし)

公式HP https://www.suntory.co.jp/sma/index.html

 

10.三菱一号館美術館

東京都

ジョサイア・コンドル建築を復元
三菱一号館美術館

三菱一号館美術館は2010年、東京・丸の内に開館した私立の美術館です。

19世紀後半から20世紀前半の近代美術をテーマにした企画展を年3回開催しています。

最大の特徴は赤煉瓦の建物。イギリスの建築家、ジョサイア・コンドルが設計し、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」を復元したものです。

復元に際しては、階段の手すりの石材など、建物内部に保存されていた部材を一部再利用したほか、意匠や部材だけではなくその製造方法や建築技術まで忠実に再現するなど、さまざまな実験的取り組みが行われました。

かつての銀行営業所を復元したレストランはとても趣があり、一見の価値があります。

三菱一号館美術館
(Mitsubishi Ichigokan Museum, Tokyo)

住所 〒100-0005東京都千代田区丸の内2-6-2

開館時間 10:00~18:00(金、第2水曜、会期中の最終週平日は21:00まで)

休日 月曜日、展示替期間、年末年始

料金 展覧会により異なる(常設展なし)

公式HP https://mimt.jp/

 

 

11.DIC川村記念美術館

千葉県

マーク・ロスコ作品を堪能
DIC川村記念美術館

DIC川村記念美術館は、DIC株式会社が収集した美術品を公開するため、1990年に開館した私立美術館です。

ピカソ、ブラック、カンディンスキー、マレーヴィッチ、コーネルなど、20世紀美術を中心としたコレクションが充実、コレクション展とは別に年に数回の展覧会も開催しています。

20世紀抽象絵画の巨匠、マーク・ロスコの「シーグラム壁画」のみを展示している「ロスコ・ルーム」も大きな見どころのひとつ。

ロスコの作品のみで出来上がった空間は、DIC川村記念美術館を含めて世界にたった4カ所しかありません。

また、約30ヘクタールにもおよぶ広大な庭園では自然散策やピクニックを楽しめるほか、レストラン、ミュージアムショップ、茶席といった施設が充実しています。

DIC川村記念美術館
(Kawamura Memorial DIC Museum of Art)

住所 〒285-8505千葉県佐倉市坂戸631

開館時間 9:30〜17:00

休日 月曜日、展示替期間、年末年始

料金 200円(入園のみ)、入館料は展覧会により異なる

公式HP http://kawamura-museum.dic.co.jp/

 

12.金沢21世紀美術館

石川県

まちに開かれた美術館
金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館は「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」を目的として2004年に開館された美術館です。

特別名勝「兼六園」の向かいに位置し、周囲にはテーマの異なる芸術関連の施設も多数あり、文化ゾーンを形成しています。

美術館の設計はコンペで選ばれた建築士・妹島和世と西沢立衛(SANAA)が担当しました。

外観デザインには正面や裏側といった区別のない円形を採用し、外壁と内壁の多くにガラスを使用することで、出会いと開放感を演出。

SANAAはこの美術館の設計で、2004年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞しています。

美術館のコンセプトは「まちに開かれた公園のような美術館」。

1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品を軸にコレクションを収集しており、無料エリアに恒久展示されている作品も多く、ミュージアムショップやレストランも充実しています。

金沢21世紀美術館
(21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)

住所 〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1

開館時間 (火、水、木、日)10:00〜18:00、(金、土)10:00〜20:00、(交流ゾーン)9:00~22:00

休日 月曜日、年末年始

料金 入館は無料、360円(コレクション展)、特別展は展覧会により異なる

公式HP http://www.kanazawa21.jp/

 

13.彫刻の森美術館

神奈川県

野外彫刻と箱根の自然を楽しむ
彫刻の森美術館

彫刻の森美術館は、1969年に開館した国内初の野外美術館です。

箱根の山々が望める7万m2の緑豊かな庭園に、ヘンリー・ムーア、ロダン、ニキ・ド・サン・ファールなど近・現代を代表する彫刻家の野外彫刻、約120点を展示しています。

野外展示のほかにピカソ館など5ヶ所の室内展示場があるほか、敷地内より湧き出た源泉を利用した足湯もあり、散策に疲れた脚を温泉でゆっくり休めることができるのも箱根ならではの魅力。

館内にはミュージアムショップのほかにカフェやレストランもありますが、お弁当の持込みも可能。屋外展示場のベンチでピクニックを楽しめます。

彫刻の森美術館(The Hakone Open-Air Museum)

住所 〒250-0493神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121

開館時間 9:00〜17:00

休日 無休

料金 1,600円

公式HP http://www.hakone-oam.or.jp/

 

14.岡田美術館

神奈川県

足湯に浸かりながら芸術鑑賞
岡田美術館

岡田美術館は、実業家・岡田和生が収集した東洋と日本美術コレクションを展示するために2013年に開設立された私立美術館です。

約5,000㎡の展示スペースに、日本と東洋の美術品と考古遺品など、重要文化財を含む約450点を常時展示しています。

美術館の正面には福井江太郎の巨大壁画「風・刻(かぜ・とき)」(風神雷神図)が飾られていて、なんと源泉掛け流しの足湯に浸かりながら鑑賞を楽しめます。

15,000㎡の敷地が広がる庭園も大きな見どころで、自然との調和を重視して設計された庭園は、箱根の自然を五感で堪能できます。

庭園の入口には、昭和初期の日本家屋を改装したカフェ「開化亭」があり、庭を眺めながらくつろぎのひとときを過ごせるほか、美術館専属ショコラティエ・三浦直樹のオリジナルチョコレートも人気があります。

岡田美術館(Okada Museum of Art)

住所 〒250-0406神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1

開館時間 9:00〜17:00

休日 会期中無休、12/31~1/1は休館

料金 2,800円(庭園入園料:300円)

公式HP http://www.okada-museum.com/

 

15.MOA美術館

静岡県

高台から海を臨む
絶景の美術館

MOA美術館は、1982年に開館した、静岡県熱海市の高台にある私立の美術館です。

岡田茂吉氏のコレクションを基盤に、尾形光琳筆「紅白梅図屏風」、野々村仁清作「色絵藤花文茶壷」の国宝をはじめ、東洋美術を中心に絵画、書跡、工芸など約3500点を所蔵。

美しい日本庭園も大きな見どころのひとつで、茶の庭には「一白庵」と「樵亭」のふたつの茶室があるほか、尾形光琳の終の棲家を復元した「光琳屋敷」もあり、季節の風情を楽しめます。

美術館の眼前には雄大な海原が広がり、メインロビーからのぞむ相模灘の180度の大パノラマは圧巻、飲食店も充実していて、勝又登氏がオーナーシェフを務める美食レストラン「オー・ミラドー」では本物のビストロを堪能できます。

MOA美術館(MOA Museum of Art)

住所 〒413-8511静岡県熱海市桃山町26-2

開館時間 9:30〜16:30

休日 木曜日、展示替期間

料金 1,600円

公式HP http://www.moaart.or.jp/

 

16.豊田市美術館

愛知県

谷口吉生の名建築
豊田市美術館

豊田市美術館は20世紀の近・現代美術とデザインの収集・展示を行うため、1995年に開館された美術館です。

美術館の設計はニューヨーク近代美術館(MoMA)やGINZA SIXの設計でも有名な建築家・谷口吉生。

庭園設計はアメリカのランドスケープ・アーキテクト、ピーター・ウォーカーが担当しました。

美術館の外観は乳白色のガラスと緑のスレートでできた直方体のモダニズム建築で、インスタ映えスポットとしても人気があり、近年では遠方からも多く来館者が訪れます。

漆芸家・髙橋節郎の作品を収蔵する髙橋節郎館を併設しており、常設展のチケットで一緒に見ることができます。

※2018.07.17~2019.05.31まで、改修工事のため臨時休館中。

豊田市美術館
(Toyota Municipal Museum of Art)

住所 〒471-0034愛知県豊田市小坂本町8-5-1

開館時間 10:00〜17:30(※2019.05.31まで臨時休館中)

休日 月曜日

料金 300円

公式HP https://www.museum.toyota.aichi.jp/

 

17.佐川美術館

滋賀県

水面に浮かぶ茶室で非日常を体験
佐川美術館

佐川美術館は、佐川急便株式会社の創業40周年記念事業の一環として1998年に開館した私立美術館です。

日本画家の平山郁夫と彫刻家の佐藤忠良の作品を常設展示する他、年に数回の企画展を開催。

自然美との調和に配慮した建物は高い評価を得て、数多くの建築賞を受賞。夏の夜間はライトアップされ、幻想的な光景を楽しめます。

2007年に建てられた別棟「樂吉左衞門館」では、陶芸家の十五代樂吉左衞門の作品を展示。樂氏自らが設計を手がけた「茶室」は必見です。

水面に浮かぶ茶室は、モダン建築と日本古来の茶室建築の美しい融合によって私たちの感覚を大きく揺さぶります。

佐川美術館(Sagawa Art Museum)

住所 〒524-0102滋賀県守山市水保町北川2891

開館時間 9:30〜17:00

休日 月曜日、年末年始

料金 1,000円

公式HP http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

 

18.MIHO MUSEUM

滋賀県

I.M.ペイ建築と
日本美術の至宝を堪能

MIHO MUSEUMは、1997年、創立者の小山美秀子が40年以上に渡り蒐集した茶道具、神道・仏教美術品、書画、陶磁器、漆工などの多彩な日本美術のコレクションを展示するため開館した美術館です。

美術館の建物は、なんとパリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドなどを手がけた建築家、I.M.ペイが設計。

トンネルと吊り橋を越えて美術館に至るという非常に規模の大きい美術館となっており、日常から離れた桃源郷のような詩情的なアプローチになっています。

日本から古代オリエントにわたるコレクション約3,000点の中には、国の重要文化財も多数。

アクセスは不便ですが、世界中から多くの観光客が訪れています。

MIHO MUSEUM

住所 〒529-1814滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300

開館時間 10:00〜17:00

休日 月曜日、展示替期間

料金 820円

公式HP http://www.miho.jp/

 

19.細見美術館

京都府

国内屈指の古美術コレクション
細見美術館

細見美術館は実業家・細見古香庵に始まる細見家三代の蒐集品を展示するため、1998年に開設された美術館です。

コレクションは神道・仏教美術から茶の湯の美術、琳派・伊藤若冲といった江戸絵画など、日本の古美術のほとんどすべての分野と時代を網羅しており、いずれの分野でも内外屈指のコレクションとして知られています。

常設展示は行わず、四季折々のテーマで企画展を開催。

数寄屋建築の名匠・中村外二棟梁の遺作となった茶室「古香庵」も大きな見どころのひとつ、「茶の湯体験」のほか、本格的な茶事も開催しています。

細美美術館(Hosomi Museum)

住所 〒606-8342京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3

開館時間 10:00〜18:00

休日 月曜日、展示替期間

料金 展覧会によって異なる

公式HP http://www.emuseum.or.jp/

 

20.足立美術館

島根県

日本で行きたい美術館No.1!
足立美術館

足立美術館は実業家・足立全康が蒐集したコレクションを展示するため、1970年に開設された美術館です。

近・現代の日本画、陶芸、童画、木彫、漆芸など総数1500点のコレクションがあり、なかでも横山大観の作品は質・量ともに充実しています。

足立美術館の大きな見どころは、5万坪に及ぶ日本庭園。

「庭園もまた一幅の絵画である」という信念のもと、足立全康が心血を注いだ庭園は四季折々にさまざまな表情を見せてくれる、借景の自然の山々との調和はまさに生きた日本画です。

アメリカの日本庭園専門誌では「庭園日本一」に選ばれたほか、フランスの旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では最高ランクの「三つ星」として評価されている、日本で一番人気の美術館です。

足立美術館(Adachi Museum of Art)

住所 〒692-0064島根県安来市古川町320

開館時間 (10~3月)9:00〜17:00、(4~9月)9:00〜17:30

休日 年中無休(新館のみ、展示替期間)

料金 2,300円

公式HP http://www.adachi-museum.or.jp/

 

21.大原美術館

岡山県

実業家と画家の友情が生んだ
日本最古の私立美術館

大原美術館は、実業家・大原孫三郎が前年に死去した画家・児島虎次郎の業績を記念するために1930年に設立した、日本最古の私立美術館です。

本館と、その後建てられた分館や工芸館についても開館当時の建物が残っています。

児島虎次郎は、日本に本物の西洋美術を広めるため、ヨーロッパに何度も足を運び、当時人気のあったモネやエルグレコといった画家の作品を直に買い付けました。

コレクションは他にも、藤島武二、岸田劉生などの日本近現代美術。濱田庄司、バーナード・リーチなど民芸運動に関わった作家の工芸作品。東アジア、オリエントの古美術など多岐にわたり、所蔵品の総数は約3,000点を超えます。

大原美術館(Ohara Museum of Art)

住所 〒710-8575岡山県倉敷市中央1-1-15

開館時間 9:00〜17:00

休日 月曜日、年末

料金 1,300円

公式HP http://www.ohara.or.jp/201001/jp/index.html

 

22.大塚国際美術館

徳島県

全て偽物!?本物がない美術館
大塚国際美術館

大塚国際美術館は、大塚製薬グループの創業75周年事業として1998年に、徳島県鳴門市の鳴門公園内に開設された、陶板複製画を展示する美術館です。

所蔵作品は、世界中の名画を陶板で再現した複製画。

見所は何と言っても、オリジナルの展示環境全体を再現したミケランジェロ作『最後の審判』。

今は現存しない作品や、劣化前のダヴィンチ作『最後の晩餐』など、複製画ならではの作品展示も見所です。

大塚国際美術館(The Otsuka Museum of Art)

住所 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦

開館時間 9:30〜17:00

休日 月曜日

料金 3,240円

公式HP http://o-museum.or.jp/

 

23.ベネッセハウス

香川県

 

現代アートとホテルが融合
瀬戸内海に浮かぶリゾート美術館

ベネッセハウスは、瀬戸内海に浮かぶ島「直島」にある現代美術に特化した美術館です。

ホテルを備えたリゾート施設として世界的にも有名で、多くの外国人が訪れます。

ベネッセホールディングス・福武總一郎の依頼で建築家安藤忠雄が全体設計した直島文化村プロジェクト「ベネッセアートサイト直島」の中核施設となっており、名だたる有名アーティストの作品を展示しています。

ベネッセハウス(Benesse House)

住所 香川県香川郡直島町字京ノ山3419

開館時間 8:00〜21:00(最終入館20:00)

休日  年中無休

料金 1,030円

公式HP http://benesse-artsite.jp/art/

 

24.地中美術館

香川県

モネの「睡蓮」を堪能
地中美術館

地中美術館も、同じく「ベネッセアートサイト直島」プロジェクトの一環として、直島に開設された美術館です。

ベネッセハウスよりも規模の大きいインスタレーション作品の展示がメインの美術館となっており、一つ一つの作品に合わせて、安藤忠雄が展示室を設計するという、アートと建築の融合が大きな見所となっている美術館です。

特に有名なのは、何と言ってもモネの作品がある展示室で、こちらはモネの「睡蓮」3連作をホワイトキューブの中で、しかも自然光のみで鑑賞できるという世界でも稀な展示室となっています。

地中美術館(Chichu Art Museum)

住所 香川県香川郡直島町3449番地1

開館時間 3月1日 ~ 9月30日10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )、10月1日 ~ 2月末日 10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )

休日 月曜日

料金 2,060円

公式HP http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

 

25.豊島美術館

香川県

静寂に耳を澄ます新しい空間
豊島美術館

豊島美術館は、瀬戸内海に浮かぶ島「豊島」にある美術館。同じく「ベネッセアートサイト直島」プロジェクトの一環として開設されました。

建物の設計を担当したのは、建築家ユニットSANAAとしても有名な西沢立衛。

海を望む丘陵地に白い楕円形のドームが立っており、鑑賞者はその中に入り刻々と変化する景色や自然の音に耳を澄まし、静寂の時間を過ごすことができます。

身体・感覚的な新しい体験に心を震わせる人気スポットです。

豊島美術館(Teshima Art Museum)

住所 香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃607

開館時間  3月1日 〜 10月31日10:00 〜 17:00(最終入館16:30)、11月1日 〜 2月末日10:00 〜 16:00(最終入館15:30)

休日 火曜日(3月1日〜11月30日)火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)

料金 1,540円

公式HP http://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

 

 

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