ポンピドゥー・センターが韓国 ソウルに進出、2025年に新美術館開館予定
2023年3月、ポンピドゥー・センター(パリ市・マレ地区)が、韓国のハンファ文化財団とパートナーシップを締結し、ソウルでの近現代美術館建設に向けた協働を発表しました。
ポンピドゥー・センターにとっては、メッツ(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)、マラガ(スペイン)、上海(中国)に続くサテライト美術館開設計画となります。
ポンピドゥーは同月にも、サウジアラビアと協働締結し、ネットワークをさらに拡大しています。
昨今、アジア圏で香港に次ぐアート市場の拠点として注目が集まるソウル。美術館の開館は2025年を予定しています。
「アート診断」
Q1.希望の価格帯は?
Q2.気になるジャンル・モチーフは?
あなたにおすすめの作品が
57件見つかりました!

煌めくカエルは上を目指す
¥9,900

Sunday afternoon
¥11,000

Over the snap
¥8,470

silver #2
¥9,900

鄂
¥6,600

simimon
¥8,657

びゅう
¥6,600

Drawing No.3
¥7,700
あなたにおすすめの作品が
140件見つかりました!

煌めくトカゲは上を気にする
¥13,200

A study of the color blue ζ
¥19,800

Lakeshore Cottages
¥14,300

Black&Pink Butterfly
¥13,750

bear
¥12,100

風の色。
¥13,200

image
¥13,200

黒い薔薇
¥16,500

Harmony of colors No.114
¥27,500

affection
¥33,000

南
¥13,200

Aqua
¥19,800

Picture C
¥31,350

SATSUKI POP
¥19,800

Ineffable
¥33,000

盆栽
¥19,800
あなたにおすすめの作品が
171件見つかりました!

Deer of the colorful flowers
¥34,100

Whale3
¥110,000

WILLY&SHOE
¥167,200

Jazz Sensation
¥66,000

Underground
¥66,000

Picture C
¥31,350

花びらのぬくもり
¥110,000

The composition of the color 04
¥38,500

Creative switch
¥110,000

Untitled #06
¥69,300

丸のコンポジション
¥60,500

meditation/osteospermum
¥60,500

Willow Glen
¥91,300

superstring theory 8
¥495,000

ななめのせん
¥132,000

Blue green land No.142
¥34,100

Museum
¥77,000

swim
¥285,000
あなたにおすすめの作品が
23件見つかりました!
あなたにおすすめの作品が
73件見つかりました!
あなたにおすすめの作品が
87件見つかりました!

藪椿 (やぶつばき)
¥66,000

Whale3
¥110,000

桜桃と猫
¥110,000

季節の花 紫陽花
¥38,500

紅白牡丹
¥34,100

meditation/osteospermum
¥60,500
あなたにおすすめの作品が
30件見つかりました!
あなたにおすすめの作品が
135件見つかりました!

ブドウ(クイーンニーナ)
¥25,300

rose in tea cup
¥26,400

林檎
¥33,000

somethings(Twin flowers)
¥27,500

ネコ
¥27,500

Happy flower
¥28,050
あなたにおすすめの作品が
202件見つかりました!

The Red-Bar
¥44,000

生きる
¥143,000

Red Cup and Saucer and Candy
¥66,000

tokyo.shibuya
¥282,700

セーヌ川の畔
¥88,000

縁側の二匹
¥132,000

Landscape
¥66,000

林檎
¥33,000

swim
¥285,000

Vase of flowers
¥44,000
あなたにおすすめの作品が
94件見つかりました!
あなたにおすすめの作品が
177件見つかりました!

German iris
¥19,800

半分こ
¥15,400

冬の針葉樹林
¥19,800

空と月
¥16,500

夕焼けと花畑・10月
¥16,500

Positive Emotion
¥29,700

シンフォニー
¥13,200

紫陽花の輝き
¥13,200

5月の花畑
¥27,500

Rose Garden
¥17,600
あなたにおすすめの作品が
87件見つかりました!

Whale3
¥110,000

Forest at night
¥36,300

夢の入口
¥49,500

Moonlight – 月光
¥35,200

霞の朝
¥41,800

4月のある日
¥49,500

虹の橋さんぽ
¥38,500

シャーレーポピーの丘
¥36,300
あなたにおすすめの作品が
80件見つかりました!

spring
¥8,800

silver
¥8,800

wonder
¥6,600

雪の中で春を待つ
¥7,920

Colour line_S_NO.100
¥8,800

Oh My Rose No.1
¥8,800

水焔の縄文土器
¥8,800

LIFE XLV (45) – BLUE (Image Transfer)
¥3,850
あなたにおすすめの作品が
170件見つかりました!

偶然を運ぶ5
¥27,500

LIFE XXII (Image Transfer)
¥16,500

antelope canyon
¥27,500

Dancing flowers No.9
¥13,200

Harmony of colors No.114
¥27,500

Cherry blossoms – 桜
¥33,000

Aqua
¥19,800

Lakeshore Cottages
¥14,300

Precious junk
¥28,600

Prism(No.1)
¥19,800
あなたにおすすめの作品が
166件見つかりました!

Autumn colors
¥51,110

meditation/osteospermum
¥60,500

Pilgrimage at Sunset
¥55,000

青と丸のコンポジション No,2
¥110,000

Euphorbia globosa#04 No.121
¥49,500

花びらのぬくもり
¥11,000

Earth
¥60,500

Underground
¥66,000
あなたにおすすめの作品が
34件見つかりました!
あなたにおすすめの作品が
89件見つかりました!

燃えるポピー・5月
¥17,600

月の音
¥26,400

あの日の記憶
¥16,500

冬の針葉樹林
¥19,800

空と月
¥16,500

夕焼けと花畑・10月
¥16,500

Window ー窓-
¥13,200

Red mountain top
¥22,000
あなたにおすすめの作品が
55件見つかりました!
ポンピドゥー・センターとハンファ文化財団がパートナーシップ協定を締結
2023年3月19日、ポンピドゥー・センターとハンファ文化財団は、ソウルに近現代美術館を建設するプロジェクト「ポンピドゥー・センター・ハンファ・ソウル(仮称)」の枠組みでパートナーシップ協定を締結しました。
今回の協定は2020年に行われる予定でしたが、パンデミックの影響によりその協定は一時中断されていました。
このプロジェクトを最初に報じたフランスのLe Monde紙によると、ハンファ文化財団は、ポンピドゥー美術館の商標に関する4年間のライセンス権を取得するため、同館に2,000万ユーロ(約28億円)を支払うとのこと。
ライセンス権は、現在2025年初頭に予定されている開館と同時に適用され、延長も可能とのことです。
ポンピドゥー・センターは、同館コレクションによる展覧会をソウルで年に2回、4年間で計8回開催する予定です。
超高層ビルを建築家ジャン-ミシェル・ヴィルモットが全面改装
ハンファ文化財団は、産業用爆薬・金融・生命保険・太陽エネルギーなどの事業を展開する韓国の企業連合ハンファグループの慈善事業部門です。
同財団は2025年の新美術館の開設にあたり、同財団が所有するソウル西部の超高層ビル「63スクエア」の全面改装予定しています。
ビルの改装はルーブル美術館や大英博物館などの内装設計を担当したフランスの建築家、ジャン-ミシェル・ヴィルモットが手がけます。
世界各地にサテライト美術館を開設するポンピドゥー・センター
ポンピドゥー・センターはこれまで、メッツ(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)、マラガ(スペイン)にサテライト美術館を開館しており、近年積極的に海外進出を続けています。
同館のアジア進出は今回が初めてではありません。
2019年には大規模な再開発が続く上海の元工業地帯「ウェストバンド地区」で「ウエストバンド・ミュージアム・プロジェクト」と呼ばれるパートナーシップを開始し、同地区の再開発を担うウエストバンドグループと協定を締結。2024年までの5年間限定で美術館を共同運営しています。
また、2022年6月にはアメリカ・ジャージーシティとの協定「ポンピドゥー・センター×ジャージーシティ」を発表。
ポンピドゥー・センターにとっては最初で唯一の北米におけるパートナーシップであり、2024年初頭に美術館のオープンを予定しています。
同月にサウジアラビアとのパートナーシップを締結
ハンファ文化財団との協定発表の1週間前、2023年3月14日にも、ポンピドゥー・センターはサウジアラビアと同様の協定を結んでいます。
ポンピドゥー・センターのローラン・ル・ボン会長は、サウジアラビアのアルーラ王立委員会(RCU)と提携し、同国北西部の砂岩の山と砂漠に囲まれたアルーラに現代美術館を建設することを発表しました。
この施設は「Perspective Galleries」と呼ばれ、古代アルーラ地域に計画されている広範な文化複合施設の中に設置される予定です。
新美術館のコレクションは、南西アジア・北アフリカ・南アジアの美術品を中心に、ランドアートやデジタルアートを中心とした様々なメディアで構成され、アラブのアーティストや海外のアーティストに、没入型のインスタレーションやパブリックアート作品を委嘱予定となっています。
また、この協定にはサウジアラビアの美術館関係者に対する教育トレーニングや、両機関のそれぞれのコレクション間での作品貸し出しの機会も含まれているとのこと。
サテライト美術館は2028〜29年頃の開館を予定しており、政府は2035年までにこの地域が年間200万人の観光客を迎え、そのうちの約40%が外国人観光客になると見込んでいます。
サウジアラビアでは、既にルーヴル美術館、サウジアラビア・リヤドのMisk Art Institute、ドイツ考古学研究所、カリフォルニアの野外ビエンナーレDesert Xとの協働プロジェクトを開始しており、2030年までに200以上の文化施設を開設し、国の経済的・世界的イメージを刷新することを目標としています。
パリ本館は2024年から大規模改修のため休館
パリ市内にあるポンピドゥー・センター本館は大規模改修のため、パリ五輪後の2024年から長期休館が予定されています。
改修工事の間は全面閉館となる予定ですが、ソウルとサウジアラビアの新館建設が成功すれば、大きな資金獲得になります。
両国はいずれもこの大規模改修に先立ち、資金提供を約束しています。
アジア圏で香港に次ぐアート市場として注目が集まる韓国・ソウル。
2022年9月には、アジア圏では初の「フリーズ・ソウル」が開催され、ソウルに支店をオープンする欧米のギャラリーも増えています。
今回のパートナーシップによって、ソウルのアート市場拡大が予想され、国際社会からソウルに対する期待はさらに高まっていくことでしょう。
関連記事

東京ビエンナーレ プレ展示「東京ビエンナーレ 2023 はじまり展」開催、10/6から
2023年7月から10月にかけて開催される「東京ビエンナーレ2023」。 翌年の開催に先駆け、2022年10月からプレイベント「東京ビエンナーレ2023 はじまり展」が開幕。 本展では、2023年の開催に向けた計画展示と、すでに

絵画の種類・分類にはどんなものがある?特徴を分かりやすく解説
絵はどこで買える?種類は? 絵画を買う手順と注意点をおさらい あなたの家の壁には絵がありますか? 誰しも一度は、海外の雑誌で見るような絵画のあるおしゃれな空間に小さな憧れを抱いたことがあるのではないでしょうか。 部屋に一

エゴン・シーレとは?「死と乙女」などの代表作品や人生を徹底解説!
映画から読み解く 若き天才画家エゴン・シーレの人生 第一次世界大戦前にクリムトと並んで活躍した、初期表現主義を代表する画家、エゴン・シーレ。 極端にねじれた身体造形と表現主義的な線が特徴的で、女性のヌードやセルフ・ポートレイト

ルノワールとは?代表作品や画家の人生を分かりやすく解説!
幸福の画家ルノワール 印象派を代表する画家、ピエール=オーギュスト・ルノワール。 日本でも大変な知名度を誇るため、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。 その明るく穏やかな画風から「幸福の画家」と称賛されるルノワ

奈良美智とは?世界で活躍する現代アーティストの代表作品を徹底解説!
特徴的な目を持った女の子の作品や、彫刻作品で知られる奈良美智。日本の現代美術の第二世代を代表する現代アーティストの一人です。 美術に興味がなくても、何度かその作品を目にした事がある方も多いはず。不思議な世界観のある作品に、世界中の