2018/11/24

パリフランスポンピドゥー・センター美術館   
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ポンピドゥー・センターへの行き方と見どころを徹底解説

パリで現代アートを楽しむなら
ポンピドゥー・センターがおすすめ

ヨーロッパ最大の近現代美術コレクションをもつポンピドゥー・センター。
この総合文化センターは、色んな文化や国籍が交じり合うパリの真ん中、アートを楽しむのに絶好なマレ地区にあります。

外観は、チューブ式のエスカレーターや配管設備のような鉄骨といった、近未来を想像させ、歴史的なパリの街並みのなかで、ひときわ目を引きます。

ポンピドゥー・センターは、デザイン・音楽・映画・図書館など、近現代の多様なアートに触れることができる場所になっていて、なかでも4階と5階にある国立近代美術館はピカソやウォーホールなど、近代から現在に至るまでの現代アートの巨匠作品が鑑賞できる、見ごたえのある美術館です。

今回はそんなポンピドゥー・センターへの行き方と、見どころをご紹介します。
実際に訪れる時のために、事前にチェックしておきましょう!

 

 

ポンピドゥー・センターへの行き方

 

地下鉄(Métro)を利用する場合

11号線「ランビュトー(Rambuteau)」駅
1・11号線「オテルドゥヴィーユ(Hôtel de Ville)」駅
1・4・7・11・14号線「シャトレ(Châtelet)」駅

上記の駅で下車すると、各駅から徒歩数分ほどで到着できます。

>パリ地下鉄の乗り方詳細はこちら
パリ路線図の詳細はこちら

 

バスを利用する場合

29・38・47・75系統のバスに乗ると、「センタージョージポンピドゥー(Centre Georges Pompidou)」のバス停に停車するので、ポンピドゥー・センターのすぐ近くまで行くことができます。

>パリ市バスの乗り方詳細はこちら
>パリ市バス路線図はこちら

 

RERを利用する場合

A・B・D線「シャトレレアール(Châtelet Les Halles)」駅で下車すると、徒歩10分ほどで到着することができます。

>RERの乗り方詳細はこちら

 

入館料と無料開放日

 

入館料

一般(25歳以上) 14€
18歳以上25歳未満 11€
18歳以下  無料

 

無料開放日

毎月第一日曜日は、無料開放日となっており、美術館の展示だけでなく、パリの街を一望できる展デッキへの入場も無料となっています。

無料開放日は特に混雑が予想されますので、ハイシーズンには注意が必要です。

 

チケットの予約・購入方法

 

1.オフィシャルサイトから購入する

 

オフィシャルサイトでは、事前に当日チケットを購入することができます。

ただし、チケットの購入にはアカウントが必要なので、アカウントを作成してから購入へ進みましょう。ログインすることで購入画面に進むことができます。

事前購入しておけば、チケット売り場に並ぶ必要がなく、慣れない外国語に苦戦することもありません。
当日スムーズに入場したい人は事前購入がおすすめです。

 

2.当日窓口で購入する

 

当日購入する場合は有人のチケット売り場、または自動券売機のどちらかでチケットを購入することができます。

こちらがポンピドゥー・センターのチケットブース。正面入り口から入って左手奥にあります。

ルーブル美術館、オルセー美術館に比べて、比較的に空いていることが多いポンピドゥー・センターですが、シーズンによっては長蛇の列に並ばなければいけないことも。効率よく観光したい方は事前購入がおすすめです。

 

3.「パリ・ミュージアム・パス」を利用する


ソース

「パリ・ミュージアム・パス」は、パリと周辺地域の50以上の美術館や周辺施設に入場できるパスです。

各施設の常設展を見ることができ、切符売り場に並ぶ必要もありません。
再入場も可能で、1日の利用施設数に制限もないため、いろんな美術館を巡りたい人におすすめです。

このチケットは『パリ・ミュージアム・パス』の公式サイト(日本語)から購入が可能で、購入方法はインターネット・ファックス・電話の3つです。

ちなみに当日購入したい場合は、美術館や空港、主要観光スポットでも購入が可能となっています。

>パリミュージアムパスが利用可能な美術館、スポット一覧
>パリミュージアムパスの予約・購入方法詳細はこちら
>パリミュージアムパスの予約・購入はこちら

 

ポンピドゥー・センターの見どころ・楽しみ方

 

ここからは、ポンピドゥー・センターに行く前に、押さえておきたいおすすめの楽しみ方を3つご紹介します。

美術館としての規模もさることながら、隠れた見どころも多いポンピドゥー・センター。

ルーブルやオルセーといった有名美術館とは違って観光客も少なめなので、ゆっくりとパリのアート観光を楽しみたい方にはとくにおすすめのスポットです。

見逃しのないよう、しっかり予習をして観光に臨みましょう!

 

展望デッキからパリの街を一望できる

 

 ポンピドゥー・センターの屋上は、絶好のフォトスポット。

パリの街を一望できるのはもちろん。エッフェル塔といったパリの主要観光スポットを上から眺めることができます。

美術館の入館チケットがあれば無料で展望デッキに入れる他、デッキのみの利用は5€で可能となっています。

 

イケメンパリジャンが勢揃い!
最上階のレストランも要チェック

 

ポンピドゥー・センターで意外と知られていない、隠れた見どころをご紹介します。

それは美術館の最上階にあるレストラン「Le Georges」

こちらはパリの街を一望する展望デッキに併設されたレストランで、屋外デッキからパリの美しい景色を眺めながら、ティータイムやランチ、ディナーを楽しむことができます。

 

さすが現代美術館とあって、各テーブルにはバラが一輪ずつ飾ってあり、とてもセンスの良い空間が広がっているほか、なんとウェイターもパリのイケメン揃い!黒いスーツを着こなしたイケメンパリジャンは要チェックです。

 

ポンピドゥー・センターに行くなら
昼過ぎ〜夜の時間帯がおすすめ

 

ポンピドゥー・センターに行くなら、昼過ぎから夜の間に行くのがおすすめです。

美しいガラス張りの美術館は、夜のライトアップによって更に美しい建物に変貌します。

15時過ぎから入場して、美術作品を堪能したら、展望デッキから夕暮れ時のパリの風景を楽しみましょう。帰る頃には美しくライトアップされ、美術館の昼の顔と夜の顔を両方楽しむことができます。

企画展は夜21:00まで公開している他、木曜日は23:00まで入館可能なので、効率よく観光したい方は、午後を有効活用してポンピドゥー・センターを効率よく楽しみましょう。

 

ポンピドゥー・センターで見たい
おすすめ作品5選

 

1.「グランドピアノのための均質浸透」

ヨーゼフ・ボイス作

ドイツの現代美術家であるヨーゼフ・ボイスによって、1966年に制作された作品です。

彫刻の素材としてフェルトが使われており、彫刻の伝統的な創作方法を用いない、新たなジャンルを打ち立てた作品といわれています。

 

2.「泉」

マルセル・デュシャン作

 

フランス生まれの美術家で、現代アートの父ともいわれるマルセル・デュシャンの有名な作品。これを見た誰もが、「芸術とは何か」という問いを思い浮かべるでしょう。

デュシャンは1917年に行われたニューヨークのアンデパンダン展に、この作品で応募しました。
残念ながら作品の展示は実現しませんでしたが、それまで誰も想像しなかった、このデュシャンの発想によって、長い美術史の中で当たり前とされていた概念が覆されるきっかけとなりました。

 

3.「眠れるミューズ」

コンスタンティン・ブランクーシ作

20世紀を代表する彫刻家の1人、ルーマニア出身の彫刻家であるコンスタンティン・ブランクーシによる作品です。

無駄なものをそぎ落とし、タイトルが示すままの形状をシンプルな形態や色によって表現しています。
彼のミニマルで特徴的な作風は、20世紀の抽象彫刻に大きな影響を与えました。

 

4.「部屋の中の3人の人物」

フランシス・ベーコン作

イギリス人画家・ベーコンの代表作の一つで、1964年に制作されました。
極度に変形された人物像には、現代社会の不安などの感情が映し出されています。
ベーコンはほかにも、今作同様大部分がデフォルメされたものや、歪みのある奇怪な人物像の作品を多く残しており、人間の根本にある不安を描いたと言われています。

 

5.「大きな赤い室内」

アンリ・マティス作

1948年に制作された作品で、マティスの油彩作品としては後期の作品にあたります。マティスは病に侵された晩年、油絵から切り紙絵へと手法を変更していくのですが、この作品は手法を移行する直前の時代の作品になります。
画面いっぱいに広がる赤の色彩が目に飛び込んでくるこの作品には、マティスが好んで扱った題材である「室内」が描かれています。
マティスは赤を好んで使用していたので、赤が使われた多くの作品を残しています。

 

ポンピドゥー・センターの基本情報

 

開館時間
11:00〜22:00(特別展は21時まで、 木曜日は23時まで)

定休日
毎週火曜日、5/1

TEL
33 (0)1-4478-1233

公式サイト(英語)
https://www.centrepompidou.fr/en

住所
Place Georges-Pompidou 75004 Paris

MAP

 

 

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