遺族が企画したバスキアの回顧展「King Pleasure」がNYで開催中!初公開作品や遺品も多数

Courtesy of the estate of Jean-Michel Basquiat.
故ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の遺族が企画した回顧展「King Pleasure」が、現在ニューヨークで開催されています(〜2022年6月30日終了予定)。
遺族によって企画された初の回顧展となる本展。
バスキアの遺品から200点以上のドローイング・絵画をはじめ、数十年ぶりに公開される大作も多数。生家や制作スタジオを再現したインスタレーション展示など、バスキア自身の魅力に迫る、これまでに無い回顧展として注目を集めています。
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バスキアの遺族が企画した初の回顧展

Photo: Ivane Katamashvili, courtesy of the Jean-Michel Basquiat Estate
ジャン=ミシェル・バスキアは、1988年に薬物の過剰摂取によりわずか27歳で亡くなって以来、伝説的なアーティストとなりました。
アートオークションでは最も高値で作品が取引される現代アーティストとして知られています。
今回の展覧会は、美術館といった文化施設が主催するものではなく、バスキアの遺族が企画とキュレーションを手がけた初の回顧展となっています。
家族ならではの視点でバスキアの魅力を提示

Photo: Ivane Katamashvili, courtesy of the Jean-Michel Basquiat Estate.
ニューヨーク、チェルシーにある倉庫兼オフィスビルでは、この展覧会のために1階のスペースがウッドパネル張りのギャラリーに生まれ変わりました。
ギャラリーの設計はイギリス人建築家デヴィッド・アジャイ(David Adjaye)とデザイン会社ペンタグラムが手がけました。
バスキアが家族に残した作品と遺産は、2013年にバスキアの父、ジェラルド・バスキア(Gerard Basquiat)が亡くなって以来、バスキアの妹、ジェニーン・ヘリヴォー(Jeanine Heriveaux)とリサーン・バスキア(Lisane Basquiat)によって管理されていました。
2人はバスキアの作品をもとにブランドを立ち上げ、アパレルを中心に幅広い商品を展開し、作品のイメージライセンスを管理しています。
姉妹は新しい試みとして、継母のノラ・フィッツパトリック(Nora Fitzpatrick)とともに「King Pleasure」展を企画。
これまで開催されてきたバスキアの展覧会とは異なり、本展ではバスキアの幼少期と、彼がアート業界でスターにのし上がる前の数年間にフォーカスを当てた展示となっています。
バスキアの出生届、幼少期に描いた絵など、遺品を多数公開

Jean-Michel Basquiat. Courtesy of the estate of Jean-Michel Basquiat.

Courtesy of the estate of Jean-Michel Basquiat, licensed by Artestar, New York.
本展では、バスキアが幼少期から類まれな才能を持ち、創作意欲に駆られていたことが紹介されています。
バスキアの出生届や子供の頃に描いた絵、家族の写真やホームムービー、バスキアが冷蔵庫の扉に描いた絵なども展示されています。
妹のリサーン・バスキアは以下のようにコメントしています。
これは、私たちが数々の団体と協力し、ジャン=ミシェルと彼が世界に与えた影響について、あらゆる視点を提供する展覧会だと思っています。
私たち親族にしかできない方法で、彼の作品と個性を前面に押し出し、人々をより魅了させるようにしたかったのです。
ジャン=ミシェルの人生を体験的に、そして多次元的に祝福するものにしたいのです。
今回の展覧会の一般入場料は35ドル、列に並ばない場合は65ドルという金額で、他の展示と比べ高い価格設定となっていますが、この価格にも遺族のバスキアに対する想いと信念が反映されています。
何十年もの間、家族の手によって大切に保護されていた「本物」だけを、この展覧会では目の当たりにすることができるのです。

Photo: Ivane Katamashvili, courtesy of the Jean-Michel Basquiat Estate.
展覧会のフィナーレを象徴する作品は、バスキアが1985年にニューヨークのナイトクラブ「パラディアム」のVIPルームに描いた巨大な絵画です。
ナイトクラブは1997年にニューヨーク大学の寮建設のために既に取り壊されおり、この絵画は記念碑的な作品となっています。
生家やスタジオを再現したインスタレーション展示

Photo: Ivane Katamashvili, courtesy of the Jean-Michel Basquiat Estate.
本展の最も大きな特徴は、バスキアが幼少期を過ごしたニューヨークの生家や、バスキアがアンディ・ウォーホルから借りていたアパートとスタジオの正面玄関を再現したインスタレーション展示です。
壁にはバスキアが使用していた自転車を立てかけ、手書きのメモをアニメーションで映し出すなど、当時のバスキアの生活を垣間見るような体験型の展示となっています。

Photo: Ivane Katamashvili, courtesy of the Jean-Michel Basquiat Estate.
スタジオもリアルに再現されており、観客はまるでバスキアの制作現場に入り込んだような体験ができます。
バスキアの私物であったトレンチコートもスタジオに吊るされていたりと、バスキアファンにはたまらない細かな演出も見どころです。
展示の開催に合わせて、バスキアの遺族はSpotifyと提携し「Listen Like Basquiat」と題した一連のプレイリストを作成しました。
ブロンディの「Call Me」やダイアナ・ロスの「Ain’t No Mountain High Enough」など、当時の音楽が会場に流れることで、よりバスキアが生きていた当時の雰囲気を蘇らせています。
「Jean-Michel Basquiat: King Pleasure」
会期: 2022年4月9日-6月30日
会場:STARRETT LEHIGH
601 WEST 26TH STREET,
NEW YORK, NY 10001
展覧会やアートマーケットなど、アート業界に今も大きな影響力を持つ伝説のアーティスト、バスキア。
遺族が手がける今回の展示をきっかけに、バスキアの新しい魅力がさらに広まっていくことでしょう。
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