展覧会建築水戸磯崎新美術館茨城
ART

「磯崎 新 ―水戸芸術館を創る―」展が水戸芸術館現代美術ギャラリーで開幕、磯崎新を偲んで

ポストモダン建築の旗手として国内外で活躍し、日本を代表する建築家、磯崎新。

2022年12月28日、老衰のため那覇市内の自宅にて、享年91歳で惜しまれつつこの世を去りました。

磯崎新が設計を手がけたことで知られる、水戸芸術館現代美術ギャラリーでは、彼を偲んで「磯崎 新 ─水戸芸術館を創る─」展を開催。

会期は 2023年3月1日~6月25日 です。

 

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ポストモダン建築の旗手、磯崎 新

建築家・磯崎新(1931年 大分県生まれ)は、1954年に東京大学工学部建築学科を卒業し、日本を代表する建築家の一人、丹下健三の指導のもとで建築家としてのキャリアをスタートしています。

1963年には建築事務所「Arata Isozaki & Associates」を設立し、大分の大分県立大分図書館(現・アートプラザ)や茨城のつくばセンタービル、ロサンゼルス現代美術館などの設計を行い、国際的に活躍。

約60年にわたってアジアやヨーロッパ、北アメリカ、中東、オーストラリアなど、世界各地で100以上の作品を手掛け、2019年には「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞するも、2022年12月28日にこの世を去りました。

 

「磯崎 新 ─水戸芸術館を創る─」水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催

磯崎新 水戸芸術館

そんな建築家・磯崎新を偲ぶ展覧会が、水戸市の水戸芸術館現代美術ギャラリーで3月1日から開幕。

同館は磯崎自身の設計により1990年に開館しています。

本展では、2019年に同館で開催された「磯崎新 ―水戸芸術館縁起―」展を再現するとともに、磯崎新のシルクスクリーン版画作品、当館設計時の資料などを公開。

 

本展の見どころは、水戸芸術館のシンボルである三重らせんのタワーの建設当時の図面。

57枚の三角形のパネルをどのように繋ぎ合わせタワーの構造にしていくかが、手書きで緻密に書き上げられています。

 

もう一つの見どころは、磯崎新が1970年代後半から自分の建築を題材に、40年以上わたり制作を続けてきた版画作品。

水戸芸術館の設計当時も4点の版画を制作しており、これらの作品も公開されます。

磯崎は生前、建築や著作を通じて都市論、文明論を展開していたことで有名ですが、彼の版画作品に焦点が当てられることはこれまで滅多になく、直に彼の版画を見られる貴重な機会となっています。

 

水戸芸術館の井関悠主任学芸員は、「作品や資料を見ることで磯崎新さんが水戸芸術館をどのように設計し、どのような思いを込めたのかを知ってほしい」とコメントしています。

会期は2023年3月1日~6月25日まで。

建築、磯崎新ファンの方はぜひ足をお運びください。

 

磯崎 新 ―水戸芸術館を創る―

会期:2023年3月1日(水)~6月25日(日) 

会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー第9室およびエントランス2階回廊

開館時間:10:00-18:00 ※入場は17:30まで

休館日:月曜日 

料金:無料

公式HP:https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5235.html

 

 

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