多摩美美大
ART

多摩美術大学出身の著名な卒業生・芸能人まとめ

アーティストや有名人がどんな大学を出ているか気になりますよね。

特に、美大の卒業生には、有名アーティストデザイナーだけでなく、ミュージシャンや芸能人、お笑い芸人など、様々な分野で活躍する有名人が多くいるのをご存知でしょうか。

美大を受験しようと考えている人も、これから行く大学をどんな人が卒業しているのかとても気になりますよね。

今回は多摩美術大学出身の有名人・アーティストに焦点を当ててご紹介します。

もうすでに知っている人も多いあの有名ミュージシャンや、俳優の学生時代に迫ります!

 

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歌手・俳優・アイドル

1.松任谷由美

シンガーソングライター


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もう、タマビと言えばこの人!とすぐ思いつく人も多いのではないでしょうか。ユーミンの愛称で知られる松任谷由実さん。

有名なシンガーソングライターで、2013年には紫綬褒章を受賞しました。ムサビ出身の草野マサムネ氏も同じく、美大は実は有名ミュージシャンを多く排出しているんです。

1954年東京に生まれ、17歳で作曲家デビュー。加橋かつみに「愛は突然に…」を提供しました。高校卒業後、1972年に多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻に入学。同年には荒井由美として「返事はいらない」でデビューを果たします。1974年から本格的にステージ活動を開始し、ヒットメーカーへと上り詰めていきます。

 

アルバム『日本の恋と、ユーミンと。』


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2012年にデビュー40周年としてはつばいされた「日本の恋と、ユーミンと。」でCD売り上げがソロアーティスト、女性アーティスト史上初の3000万枚を突破。2016年には女性アーティストアルバム首位「通算23作」を最多に塗り替え、また62歳での首位獲得は最年長記録を更新します。

2018年のライブ活動としては、毎年盛り上がる夏のイベント『ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018』に出演し、9月からはアリーナ全国ツアーを開催するなど精力的です。

 


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また、ラジオパーソナリティーも務める松任谷さん。その他に執筆活動として、集英社から出版の月刊éclat(エクラ)にて『松任谷由実 おしゃれ☆Road Show』を連載しています。松任谷由実さんのオフィシャルツイッターでは、その日の食事や共演者との画像やコメントが満載ですよ。

またオフィシャルサイトはこちらから

 

 

2.竹中直人

俳優


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この人を知らない人はなかなかいないと思います。実力派俳優として、ドラマ、映画、CMなど様々なところで目にします。

職業は俳優、声優、コメディアン、映画監督、歌手となっており、さらに多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科客員教授も務めています。

1956年横浜市に生まれ、高校卒業後、多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科に入学し、在学中は映像演出研究会で、8ミリ映画の制作に没頭。監督から出演までこなします。

そして1977年在学中に、「素人コメディアン道場」で第18代チャンピオンに輝き芸能界に入り、1978年には劇団青年座に入団しています。

 

NHK大河ドラマ『秀吉』 豊臣秀吉役


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1985年にはシティーボーイズ、いとうせいこう、宮沢章夫らと演劇・コントユニット「ラジカル・ガジベリビンバ・システム(RGS)」を結成。1990年に青年座を退団後、劇作家の岩松了と舞台「竹中直人の会」を開始します。

1996年、NHK大河ドラマ『秀吉』で主演の豊臣秀吉役を務めました。同作は平均視聴率30%を超え、後にモビットのCMで竹中が秀吉役を演じたり、パチスロ機『竹中直人のパチスロ太閤記』が登場するなど、反響が大きかったようです。

 

映画『レオン』より竹中直人の怪演炸裂!

コメディアンとしては『東京イエローページ』、『竹中直人の恋のバカンス』、『デカメロン』などに出演しています。そういった活動の多くが、竹中直人さんの怪演に昇華されているのかもしれません。

 

 

3.佐藤浩市

俳優


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俳優として、様々なドラマや映画で目にしますが、タマビ出身とは驚きですね。舞台からの誘いも受けているようですが、映像への出演のみに絞っているそうです。

1960年東京に生まれ、高校卒業後多摩芸術学園映画学科(現・多摩美術大学造形表現学部)に入学。在学中である1980年にNHK「続・続事件」でデビューします。

翌年出演の「青春の門」でブルーリボン賞新人賞を受賞し、2012年からは3年間東北芸術工科大学文芸学科客員教授も務めました。

 

映画『マジックアワー』

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40代で守りに入りそうなときには、三谷(幸喜)さんから『マジックアワー』のような作品をいただけた。節目でチャレンジさせていただけるのは幸せな商売ですね

謝恩会で父・三國連太郎と三谷幸喜の本で“共演を50代を機に舞台も進出する気は? と向けてみるとやはりというべきか「うん、ないね」とツレない返答。「舞台に出るでも自分で撮るでもなく、でも映画に関わってあと15年くらいやれたらいいね」

 

佐藤浩市&阪本順治監督が『人類資金』会見で熱く語る!!

 

4.夢眠ねむ

アイドル


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アイドル、タレント、映像監督、モデル、美術家など様々な才能を見せる、でんぱ組incのメンバーです。

美術家を志していたが、表現としてアイドルが今のところ一番かっこいいと思っているし、ファンに愛されているところから描くことの原動力を失いつつあるということを告白しています。

 

『VOCALOID4 Library 夢眠ネム』


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年齢は非公開なので生年は不明ですが、三重県に生まれます。

高校卒業後、多摩美術大学情報デザイン学科に入学し、在学中に「@ほ~むカフェ」に刺激を受けバイトをはじめ、その後秋葉原ディアステージでアルバイトをすることになります。

従業員の傍ら、DJやステージ活動をもするようになり、でんぱ組.inc としての活動が増えていきます。

 

でんぱ組.inc『WWD』ライブ映像より

夢眠ねむさんの公式サイトはこちら

 

 

5.ゼノン石川 (石川介)

ベーシスト


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元聖飢魔IIメンバーのベーシストの石川俊介さん。多くのプロイールで多摩美術大学出身と記載されているようですが、本人によると、卒業はしていないので「出身」ではないと公言しているそうです。

音楽だけでなく、絵画などもこなす多芸な人物として知られており、習字は苦手だったと語っていますが、聖飢魔IIの「日本全国ふるさと総世紀末計画」での47都道府県ミサでは毎回全て異なる書を披露しました。

写真にも通暁しており、CANTAのアルバム『fraction』ではジャケット撮影を担当している。職歴も異色であり、ミュージックステーションにおいて井戸の調査のアルバイトをしたことがあると紹介された。

 


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聖飢魔II時代の公式なプロフィールによると、「B.D.100036年(紀元前98038年)6月22日生まれ、地獄の貿易港サイド・ビーチ発生の聖飢魔IIの弐代目ベーシストとなっています。

アマチュア時代にはかまし連発、チェリーブロッサムなどのバンドを組んでおり、1986年より聖飢魔IIの第2代目ベーシストとしてプロデビューします。

1992年に発売された動画教典(アニメ)『HUMANE SOCIETY 〜人類愛に満ちた社会〜』ではゼノン役で声優出演しています。

 

渋谷にあるJ-POP CAFE SHIBUYAにて行わたクリニック


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2013年現在、元聖飢魔II最終構成員のうちでは唯一本名で活動しており、2011年、2015年の聖飢魔IIの期間限定再集結に参加しているようです。また、楽器店にてベース講座の講師として出席するなどメディア以外での活動も盛んです。

石川俊介さんの公式サイトはこちら

 

 

6.片桐仁

コメディアン(ラーメンズ)・彫刻家


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天然パーマのもじゃもじゃ頭が特徴的な、お笑いコンビ・ラーメンズの片桐仁さん。俳優、彫刻家としても活躍しています。

1973年11月27日 、埼玉県南埼玉郡宮代町出身です。トゥインクル・コーポレーション所属。埼玉県立春日部高等学校・多摩美術大学卒業。多摩美術大学時代に小林賢太郎と共にラーメンズを結成し。エレキコミックとのコントユニット・エレ片での活動も行っています。。

演技とも素とも取れるエキセントリックな言動を持ち味としていて、単独でも多くのCMや舞台・ドラマへの出演の機会も得ているようです。また、文章や造形にもその個性と才能を発揮し、雑誌やwebでの連載を持っており、文章については敬愛する大槻ケンヂから受けた影響が大きいと語っています。

 

ギリ展


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ギリ展は、片桐仁が19年に渡り「何かに粘土を盛る」という方法で粘土作品を創作してきた作品群の展覧会です。
粘土を盛ることで、使いづらく、そしてシュールな形に生まれ変わる生活雑貨の数々が出典されます。

19年間作品を作り続ける中で、変わっていく心の変容や、作品作りにおけるコンセプトの変化など、アーティスト片桐仁の赤裸々な思いが全てわかる、バカバカしいが、クオリティーの高い作品をご堪能ください!!!

 

片桐仁、初の弁護士役に挑戦『メルカリ』

 

 

7.小林賢太郎

コメディアン(ラーメンズ)・漫画家


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小林賢太郎さんは日本のお笑いタレント、コメディアン、劇作家、パフォーミングアーティスト、演出家、漫画家、アニメ監督とマルチなアーティストです。

1996年、同じ大学の片桐仁と共にコントユニット・ラーメンズとして活動し、また小島淳二との映像製作ユニット「NAMIKIBASHI」、升野英知(バカリズム)との大喜利ユニット「大喜利猿」としての活動します。

その他、田中知之 (Fantastic Plastic Machine) との音楽ユニット「SymmetryS」、ソロコント公演「POTSUNEN」も行っています。

 

小林賢太郎がコントや演劇のためにつくった美術展より『記憶の庭』


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1973年4月17日 生まれで、中学3年生の頃、文化祭でやった演劇で脚本、演出に立候補し担当した所、それが優勝したことから、この世界に入るきっかけの一つとなったと語っているようです。

1999年から2004年まで「ヤングマガジンアッパーズ」に『鼻兎』を連載していました。

2002年、自ら脚本・演出をつとめる演劇プロジェクトである小林賢太郎プロデュース公演 (KKP) を立ち上げます。2005年、ソロコントプロジェクト「POTSUNEN」を立ち上げた後、2012年には、初の海外公演(パリ・モナコ)を果たします。

2016年、新作コント公演「カジャラ」を立ち上げました。

 

TAKEOFF ~ライト三兄弟~ の副音声ライブ in 渋谷


ソース

小林賢太郎さんの公式サイトはこちら

 

 

アーティスト・作家・漫画家

8.蜷川実花

写真家

 
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写真家として有名ですが、今は写真家、映画監督、女優と幅広く活動しており、代表作としては映画『さくらん』『ヘルタースケルター』、AKB48『ヘビーローテーション』のPVが挙げられます。

2016年4月18日号から『AERA』の表紙写真を担当しています。父親は有名な演出家・映画監督の蜷川幸雄です。

1972年東京都に生まれ、高校卒業後多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科に入学します。

 

Art Basel Hong Kong 2018より


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日本の女性写真家、映画監督。愛称は「ニナミカ」。小山登美夫ギャラリーに所属し、芸能事務所はエイベックス・ヴァンガードと提携している。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会理事です

 


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『Women of Excellence Awards』を受賞「働く女性の励みになれば…」

蜷川実花さんの公式サイトはこちら

 

 

9.三宅一生

ファッションデザイナー


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ファッションにちょっとでも興味があれば聞いたことがあると思われるファッションデザイナーです。「イッセー・ミヤケ」のブランドラインでしられ、そのデザイン性が認められ彼のデザインしたバッグはMoMA(ニューヨーク近代美術館)のミュージアムショップにもセレクトされておかれるほどです。

1938年広島に生まれ、小学一年生の時に被爆する。被爆により母を失うことで、「創造により美しさや喜びをもたらすもの」を作りたいと衣服デザインを志すようになりました。

 

国立新美術館「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」より


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高校卒業後、多摩美術大学図案科に入学。在学中に1961年、62年と二年連続で装苑賞の佳作にあたる賞を二年連続で受賞します。

卒業後1963年に初のコレクション「布と石の詩」を発表したことで、業界人に目を置かれるようになります。しかし日本のファッション業界に見切りをつけ、1965年にパリに渡り現地の洋裁学校「サンディカ」で学びます。

パリで4年の修行ののち、1969年ニューヨークに渡り、既製服の経験を積み、1970年に日本に帰国し「三宅デザイン事務所」を設立。フランスやイギリスでも表彰され、1999年にはアジア版「TIME」にて「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に選出されました。

2007年には、公益財団法人三宅一生デザイン文化財団により、六本木ミッドタウンにある「21_21 DESIGN SIGHT」をオープンさせ、その後2010年に文化勲章を受勲しました。

 

ファッション・エボリューション『Materialized:Issey Miyake 132 5。』より

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「デザインとは、社会や生きることのよろこび、楽しみを考える仕事」京都賞2006受賞メッセージ

 

 

10.篠塚正典

グラフィックデザイナー


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長野オリンピックのエンブレムをデザインしたことでも有名であり、その他数多くのロゴデザインを手掛けてきたグラフィックデザイナー篠塚正典さん。

1960年東京に生まれ、高校卒業後多摩美術大学グラフィックデザイン科に入学します。進学した多摩美術大学グラフィックデザイン科を1984年に卒業後に渡米し、ゼミの恩師でもある咽原省三氏の出身校であるアートセンター・カレッジ・オブ・デザインで、グラフィックデザインとパッケージデザインを学び、首席で卒業します。

 


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卒業後ランドーアソシエイツに入社しデザイナーとなりますが、転勤希望を出して1992年に東京支社へ異動。1993年に長野オリンピックのシンボルマーク(オリンピックエンブレム)をデザインしました。

1995年4月にランドーアソシエイツを退社し、同年7月にブランディングデザインとパッケージデザインのデザイン会社「株式会社イデアクレント(IDEA CRENT)」を設立します。

2015年7月、オリンピックエンブレムについて、「見る人が共感できるデザインをしなくてはいけない」「説明なしで直感的に感じてもらえるデザインでなければいけない」との考えを明かしたそうです。

長野オリンピック(オリンピックエンブレム)の他にも、ダイナブック(東芝)、プラチナサライ(小学館)などのブランドロゴをはじめ、モニュメントデザインや商品の監修デザイナーなども勤めています。

 

田中好子『いつもいっしょだよ』モニュメント(イラストはさくらももこさん)


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11.木村祐一

童話・絵本作家


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木村祐一さんは1948年東京都に生まれ、高校卒業後多摩美術大学に入学しています。

テレビの字幼児番組を担当するアイディアブレーンなどを経て、童話・絵本作家となります。

500冊以上の著書を持ち、海外での翻訳出版がされているものも多く、『ごあいさつあそび』にはじまる「あかちゃんのあそびえほん」シリーズは累計900万部のベストセラーとなりました。

代表作は『あらしのよるに』(講談社)で、講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞を受賞しました。同作の舞台脚本でも厚生大臣賞など、数々の賞を受賞しました。

 

代表作『あらしのよるに』


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『パッコロリン』(NHK)


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公式ブログである『きむらゆういちのアトリエ通信』では、絵本講座の受講生徒を募集中です。

絵本講座のWebサイト『ゆうゆう絵本講座』はこちら

また、きむらゆういちさんの公式サイトはこちら

 

 

12.あだちなみ

絵本作家・デザイナー


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日本の絵本作家でフリーのデザイナーでもあるあだちなみさん。

1974年岐阜県に生まれ、岐阜県立多治見高校、多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒です。玩具メーカーを経て2003年絵本作家、デザイナーとしてフリーの活動を開始します。

代表作は絵本「くまのがっこう」シリーズです。

 

代表作『くまのがっこう』(ブロンズ新社)


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2002年に発売された「くまのがっこう」シリーズの作画を担当したことが有名で、くまの女の子ジャッキーと寄宿舎に住むほかのくまの子たちの何でもない日常が描かれています。シリーズ累計180万部以上の売り上げとなっています。

物語の世界を世の中に存在させる手段として、絵を描く。
という絵本の作り方をしている。
絵本も「ものづくり」のひとつとし、
絵本に限らずその世界づくりをしていくことを目指している。
最近気付いた特技は、
いのちを吹き込んで生きたキャラクターたちをつくること。
大切にしていることは、画面構成と色のくみあわせ。

 

『くまのがっこう展』


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可愛い画像がたくさんアップされている、あだちなみさんのインスタグラムはこちら

 

 

13.小栗左多里

漫画家


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1966年12月10日 生まれ、岐阜県関市出身。岐阜県立加納高等学校美術科、多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業しています。

1995年、少女漫画誌『コーラス』(集英社)にて『空に真赤なモノレール』でデビュー。

夫のトニー・ラズロとの結婚生活を描くコミックエッセイ『ダーリンは外国人』シリーズで有名です。

漫画家になる以前はお笑いフリーペーパーのライターをしていたということで、2012年1月17日放送の『ネプ&イモトの世界番付』に出演した際、フローレンス時代の原田と堀内にインタビューをした事があると語っています。

 

代表作『ダーリンは外国人』1巻p9より「彫りは恐ろしく深い」 ((KADOKAWA)


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こちらの作品は2010年に、「花より男子ファイナル」の井上真央さん主演で映画化されています。

漫画家を夢見るイラストレーターのさおりは、漢字の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人・トニーと出会い、交際を始める。しかし、2人は日本とアメリカの文化の違いを実感し、やがて心はすれ違い始める。

 


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映画『ダーリンは外国人』予告編

 

 

14.北見けんいち

漫画家


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長年愛されている漫画『釣りバカ日誌』の作者の北見けんいちさん。

1940年満州に生まれ、高校卒業後日本ゼオンに入社するも、失敗ののちに退社。多摩芸術学園写真科に入学します。卒業後、写真店経営を経て赤塚不二夫のアシスタントになります。

1979年、少年キングで『どじょっこふなっこ』でデビューを果たしました。

 

漫画『釣りバカ日誌』


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1959年東京都立化学工業高等学校を卒業後、日本ゼオンに入社するも「家一軒建つ額の失敗」するなどして3か月で退社します。

多摩美術大学付属芸術学園写真科卒業後、写真店経営を経て、1964年1月少年サンデー編集部樺島の紹介で、赤塚不二夫のアシスタントになります。

1979年に週刊少年キング(少年画報社)にて、『どじょっこふなっこ』でデビューします。

1979年から『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に連載されている『釣りバカ日誌』は、1988年から2009年まで22年にわたる国民的映画シリーズとして実写映画化(西田敏行主演・松竹制作・配給)、2002年にはテレビアニメ化(東映アニメーション制作。テレビ朝日系で放送)されており、中でも実写映画は国民的映画として愛されています。

 

「ビッグコミック創刊50周年」インタビュー

 

 

15.五十嵐大介

漫画家


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1969年埼玉県に生まれ、高校卒業後、多摩美術大学美術学部絵画学科に入学。大学卒業後、本格的に漫画を描き始め、1993年に『月刊アフタヌーン』でデビューします。

2004年『魔女』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞し、2009年には代表作と言える『海獣のこども』により、第38回日本漫画協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました。

押井守の作品や、『となりのトトロ』『風の谷のナウシカ』『百日紅』などに影響を受けていて、画材はほとんどボールペンしか使っていないそうです。

 

代表作『海獣の子供』(小学館)


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また、奥州市衣川区に3年程暮らした経験から、自身の実体験をもとに『little forest』を描いています。

東北の小さな集落を舞台に畑仕事をして暮らしている若い女性いち子の生活を描いた作品となっており、第10回手塚治虫文化賞にノミネート、2014年8月に「little forest」夏/秋編が映画化、その翌年2015年2月には冬/春編が公開されました。

 

『リトルフォレスト』(アフタヌーン)


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映画「little forest」

 

 

16.小川彌生

漫画家


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母性をくすぐるにキャラクターにキュンキュンした方も多いのではないでしょうか。いわゆる「イケメンダメンズ」を描き人気をはくしている漫画家・小川彌生さん。

小川彌生さんは高校卒業後、多摩美術大学に入学します。大学卒業後、読売新聞社の記者をしながら、1994年講談社のmimi&Kiss秋の新人漫画賞に入選し、同年『素顔にキスして』でデビューしました。1998年に同社を退社し、漫画家として独立します。

2003年代表作『きみはペット』が第27回講談社漫画賞少女部門を受賞し、日本でも2回のドラマ化、海外でもドラマ化され累計400万部を超えるヒット作品となりました。

 

代表作『きみはペット』(講談社)


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2003年にTBS、2017年にフジテレビにてテレビドラマ化、2011年に韓国で映画化されます。単行本は数か国語にそれぞれ翻訳されており、TOKYOPOPから英語・ドイツ語版、クロカワからフランス語版、スターコミックからイタリア語版が発売されている、国内外共に人気の作品です。

その他、2006年から2009年に連載された『グルメよこんにちは』 (白泉社)や、メンタル弱く成績にムラがあるフィギュアスケート界のエース・雉子波 心(きじなみこころ)と幼なじみの猪狩千登勢(いがりちとせ)との恋愛模様を描く『銀盤騎士』(講談社)があります。

 


ソース

ドラマ『きみはペット(2017)』予告編

 

 

 

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