2017/06/27

女子美美大   
   アート    

女子美術大学出身の有名人・アーティスト7選

五美大シリーズ第3弾。今回は女子美術大学出身の有名アーティストをご紹介します。

女子美術大学はその名の通り、「女子大」なので、在学生卒業生ともに女性オンリー。

日本では唯一の美術大付属学校で、中学校、高校を併設しています。

付属中学・高校の出身者からは桃井かおり、樋口可南子、安田成美といった有名女優も多く輩出されています。

女子大だけあって、他の美大と比べると男性には描き出せないような、女性らしい幻想的な作品を発信するアーティストが多いと言われる女子美。

片岡球子、松井冬子など、女性日本画家を輩出しているイメージも強いですが、

デザインの世界においても、女性ならではの世界観や特技を生かし、活躍されている方々が多くいます。

今回はそんな女子美出身の、社会で活躍する女性たちにスポットを当てたいと思います。

 

1.片岡球子

日本画家

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日本で一番有名な女性日本画家の一人、片岡球子。

そのエレルギー溢れる画面からは女性特有の力強さを感じます。

日本らしいモチーフ、題材を描きつつ、それまでの日本画の常識を打ち破るような、オリジナルの表現を貫いた事が彼女が評価される大きな理由とも言えます。

 

経歴

1905年北海道に生まれる。

1926年、女子美術専門学校(現・女子美術大学)日本画科高等科を卒業。

卒業後は神奈川県立横浜市の小学校に教師として勤めながら絵画制作を続ける。

帝展(現在の日展)や院展に幾度となく出品するがほぼ落選し、周囲から「落選の神様」と呼ばれる。

1939年、第26回院展に「緑陰」が入選。以後は毎回入選するようになる。

1955年、女子美術大学日本画科専任講師に就任し、1960年に助教授、1965年には教授となる。

1966年、愛知県立芸術大学が開校し、日本画科主任教授に就任。1973年から客員教授を勤める。

1989年 文化勲章を受章。

 

代表作

 「幻想」

「面構 歌川国貞と四世鶴屋南北」

 

 

2.松井冬子

日本画家

幽玄な世界観の絵画を描き続ける、今一番有名な女性日本画家、松井冬子。

今では日本画家として有名ですが、女子美にいた頃は油絵を専攻していました。
精緻な描写で描き出される狂気と美の極地的な世界観は女性ならではであり、松井冬子ならではの世界観です。

 

 

経歴

1974年静岡県に生まれる。

1994年、女子美術大学短期大学部造形学科油彩画専攻を卒業し、就職。

4浪を経て東京藝術大学美術学部日本画専攻に入学。

2007年、同大学大学院美術研究科博士後期課程美術専攻日本画研究領域を修了。博士の学位を取得。

 

代表作

「世界中の子と友達になれる」

 

「無傷の標本」

 

 

3.桑島 十和子

美術監督

映画監督、中島哲也の映画作品の美術やを多くのCM等映像の美術を手がける、桑島 十和子。

『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』等の映画で、映画美術の賞を多数受賞しています。

彼女も独特の持ち味がある世界観を映像美術の分野で発揮している女性の一人です。

 

経歴

1992年 女子美術短期大学造形科絵画教室(今の短期大学部 造形学科)卒業。

卒業後、株式会社サムシングエルスで美術デザイナーとして活躍。CM作品制作の他、映画美術を手掛ける。
2004年 映画『下妻物語』 で第59回毎日映画コンクール美術賞。
2006年 映画『嫌われ松子の一生』で第30回日本アカデミー賞優秀美術賞。
2008年 映画『パコと魔法の絵本』 で第32回日本アカデミー賞最優秀美術賞。
2010年 映画『告白』で 第34回日本アカデミー賞優秀美術賞。

 

代表作

『嫌われ松子の一生』
 
 
『パコと魔法の絵本』
 
 
 

4.山口裕子

デザイナー

ハローキティの3代目デザイナーとして有名な山口裕子。

それまで下火だったハローキティの人気に革命を起こした人物です。

今やサンリオと言えば世界的に有名なハローキティですが、この人がなければ今のキティちゃんは無いと言っても過言ではありません。

 

経歴

高知県出身。

 
 

代表作

『ハローキティ』

 

 

5.コンドウアキ

デザイナー

ご存知、リラックマのキャラクターデザイン、作者として知られる、コンドウアキ。

「みかんぼうや」や「うさぎのモフィ」など、サンエックスキャラクターの中で数々のヒットを飛ばしています。

 

経歴

1977年愛媛県に生まれる。
女子美術大学短期大学部造形学科情報デザイン専攻卒業後、1997年にサンエックスに入社。
サンエックスでみかんぼうや、リラックマ、あまぐりちゃんなどの、キャラクター原案からグッズ制作までを手がける。
2003年にサンエックスを退社し独立。現在はフリーランスのイラストレーターとして活動。
女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科のヒーリング表現領域特別招聘教授に就任。
 
 

代表作

『リラックマ』
 
 
 

6.なかや みわ

絵本作家

絵本「そらまめくんのベッド」や、「くれよんのくろくん」の作者で知られる、なかや みわ。

どこか心が暖かくなるようなストーリーと、柔らかいタッチの絵が多くの子供達に愛されています。

彼女の絵本を読んで育った人も多いのではないでしょうか。

 

経歴

1971年埼玉県に生まれる。
女子美術短期大学造形科 グラフィックデザイン(今の短期大学部 造形学科)教室を卒業。
サンリオデザイナーを経てフリーランスになる。
その後、日本絵本童話美術学院に在籍し絵本作家になる。
2010年4月から2012年3月まで女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科准教授を勤める。
絵本「そらまめくんのベッド」をはじめとする「そらまめくんシリーズ」は累計300万部を突破する。
 
 

代表作

「そらまめくんのベッド」
 
 
「くれよんのくろくん」
 
 
 

7.吉田ユニ

アートディレクター

CDジャケット、PVをはじめとする様々なメディアでアートディレクターとして活躍し、現在益々その表現領域を広げている、吉田ユニ。

斬新な色使いと組み合わせからなるデザインが高く評価されており、今最も勢いのある女性とも言えるのではないでしょうか。

植物や日用品、食料品などと人体を組み合わせたデザインが特徴。一度見たら忘れられないようなインパクトを持った作品を多く手がけています。

 

経歴

女子美術大学付属中学校・高等学校、女子美術大学芸術学部デザイン科造形計画専攻卒業。
中学校と高校で絵画とデザインを学び、大学ではデザインを専攻。
女子美術大学を卒業後、大貫デザインへ入社し、大貫卓也に師事する。
ラフォーレ原宿25周年キャンペーン、新潮文庫「Yonda?」キャンペーン等の制作に携わる。
野田凪が主宰する宇宙カントリーにアートディレクターとして参加する。

2007年に独立。広告デザイン、プロダクトデザイン、装丁、CDジャケットデザイン、パッケージデザインなど、現在各方面で活躍中。

 

代表作

星野源「恋」CDジャケット

 

 

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