民藝とは?柳宗悦が興こした民藝運動・民藝館の成り立ちについて詳しく解説
最近ではセレクトショップでも見られるようになった「民藝」。
20~30代の若者の間でも、素朴な味わいのある「民藝」への注目が高まっているようです。
少しこだわって生活品を探している方なら、民藝品を買ったことがあるかもしれません。
「民藝」を一言でいえば、「民衆的で郷土色のある工芸品」のことです。
地方に行ったときに見かけるその土地ならではのお皿や、産地ごとに個性的な特徴をもつ「こけし」など、民藝にはたくさんの種類があります。
今回は「民藝」の意味から、その提唱者である柳宗悦、宗悦が先導した民藝運動、日本民藝館、実際の民藝品などを紹介します。
民藝を知る、そして民藝を楽しむきっかけになれば幸いです。
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「民藝」とは?
「民藝」とは、無名の職人の手から生み出された、日常の生活道具を指す言葉です。
1925年に柳宗悦(むねよし)と2人の陶芸家、河井寛次郎、濱田庄司が「民衆的工藝」の略称として考案。
翌年、陶芸家の富本憲吉も加わり、4人が連名で発表した「日本民藝美術館設立趣意書」(下)によって、初めて発表されました。
「民藝」が生まれたきっかけ
1925年の暮れ、柳、河井、濱田が木喰(もくじき)仏と呼ばれる仏像を調査するため、全国を巡っていた時に、「民藝」という言葉は生まれました。
すでに京都の朝市などで「下手物」(げてもの)と呼ばれる民衆の雑器を集めていた3人は、その多くに「自然から生み出された素朴な美」を見出していました。
そこで、日本各地にある民衆的かつ郷土色のある工芸を、「民衆的工藝 → 民藝」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱えました。
「民藝」に込められた意味

ソース
明治時代(1868-1912)、美術的な見た目や産業的な価値などの観点から造形品には序列がありました。
トップは、絵画・書・彫刻からなる美術。
次に、陶芸・竹細工などのうち鑑賞を目的とする工藝美術。
最下位にあったのが民藝で、日常雑器を含む上記以外の手工品すべてを指しました。
無名の職人のつくった日用品に美術品としての価値を見出した柳は、「美術→工藝美術→工藝」という国によって決められた序列とは違った価値観を提言します。
下の図のように「美術も工藝美術も民藝の一部であって、そこに上下関係なんてない」というのが、「民衆的工藝」という言葉に込めた柳の想いでした。
日本全体が近代化に突き進み、西洋の物を急速に、そして大量に取り入れた明治時代。
民藝の提唱は日本の近代化、大量生産・大量消費の時代に対するアンチテーゼであり、柳らは近代化が進むにつれて見落とされていった日用の雑器に目を向けたのです。
「民藝品」の基準は?9つの特性
柳は、民藝品は以下の9つの特性を備えたものと定義しました。
実用性 |
鑑賞するためにつくられたものではなく、実用性を供えた物 |
無銘性 | 特別な作家ではなく、無名の職人によって作られた物 |
複数性 | 民衆の要求に応えるために、数多く作られた物 |
廉価性 | 誰もが買い求められる程に値段が安い物 |
労働性 |
くり返しの激しい労働によって得られる熟練した技術をともなう物 |
地方性 |
地域の暮らしに根ざした独自の色や形など、地方色が豊かである物 |
分業性 | 数を多く作るため、複数の人間による共同作業が必要な物 |
伝統性 | 先人たちの技や知識の積み重ねにより守られている物 |
他力性 |
個人の力というより、風土や自然の恵み、 伝統などの大きな力によって支えられている物 |
上のような特性をもつ工芸品はどの国にも存在しそうですが、世界的にみても日本は民藝品を多く生み出しています。
日本は縦に長い国土を持ち、気候的にも幅広い地方があるため、各地に様々な生活様式を生み出しました。また、鎖国政策により海外との交流を取らなかった江戸時代の各藩は、自国の産業や文化の育成を行いました。
こうした背景から、柳が日本を「手仕事の国である」と呼ぶように、日本各地に地方色豊かな独自の民藝品が、数多く生まれたのです。
民藝運動の父、柳宗悦

ソース
東京に生まれた柳宗悦(1889-1961)は、学習院高等科在学中に志賀直哉らと文芸雑誌「白樺」の創刊に携わり、そこでアートディレクター的な役割を担いました。
また柳は英語とドイツ語に堪能で、「白樺」がフランスの彫刻家、オーギュスト・ロダンの特集を組んだ際、志賀が持っていた浮世絵に柳が書いた手紙を添えてロダンに送ったところ、喜ばれてブロンズ像を3つ本人から送られています(下)。
そしてこのブロンズ像が一つの大きな出会いをもたらしました。
ソウルで学校教師をしていた浅川伯教(のりたか)がロダンの彫刻を見せてほしいと訪ねてきたのです。
このときに浅川が手土産として持ってきたのが、下の「染付秋草文面取壺」で、柳はこの小さな李朝(朝鮮の王朝)の壺を見て深い感動を覚えました。
柳はそれまでも李朝のものを買ってはいましたが、浅川の訪問を皮切りに生涯にわたって21回も朝鮮半島へ行っています。
そして朝鮮への旅で柳の心をとらえたものは、仏像や陶磁器などの「造形美術」でした。
その美しさに魅了された柳は1924年、「朝鮮民族美術館」(下)をソウルに開設。日本民藝館の原点のような役割を果たしました。
そこに陳列された品物の多くは李朝時代の無名の職人によって作られた「民衆の日用雑器」で、柳は民衆の生活に関わる工芸品のなかに、美の姿があることを見出したのです。
「民藝運動」とは?
「民藝運動」とは、それまで重要視されることのなかった日用の雑器に美的価値を見出そうと、柳宗悦らによって始められた運動です。
上記の「日本民藝美術館設立趣意書」(1926)の発刊からスタートし、柳らはその審美眼によって各地の民藝品を集め、昔からその土地にある伝統的な技術の復興に努めました。
関東大震災(1923)の大被害をきっかけに京都に移住した柳は、濱田庄司、河井寛次郎らに出会いました。
京都では古くから定期的なの蚤の市が開かれており、そこには丹波、河内、近江と、近畿一帯から古道具などの生活用品が集積していました。
柳たちの眼には、そこで売られた品々が宝の山のように映ったのでしょう。
3人は、当時の美術界では無視されていた日本各地にある、「無名の工人による日常雑器・日用品」を世に広く紹介する活動に尽力し、その調査・収集のため、精力的に日本各地を旅しました。
「日本民藝館」の設立

日本民藝館の正面
1930年ごろ、柳は再建中の東京帝室博物館(現・東京国立博物館)へ、蒐集した民藝品の寄贈と展示室の設置を申しいれます。しかしこの提案は断られ、柳は国に頼らず美術館を設立する決意を固めます。
1934年、柳は民藝運動の活動母体となる「日本民藝協会」を発足させ、その後2年の準備期間をへて、1936年に「日本民藝館」を東京・駒場に開設しました。
柳は初代館長に就任し、展覧会や調査研究、日本各地への工芸調査や蒐集の旅、茶道改革などに努めます。
民藝運動家、吉田璋也
柳の民芸運動に共感し、新たな民藝品を生み出したのが、医師でもあり民藝運動家の吉田璋也(しょうや、1898-1972)です。
医院を営むと同時に、継承が困難になっていた地元・鳥取の牛ノ戸焼(うしのとやき、下)を新しくデザインし、再興します。
吉田はまず、現地の材料と職人の技によって陶芸・竹工・染織・和紙などの多様な民藝品を作る工人集団「鳥取民藝協団」設立。
そして次に、民藝品を販売するための組織「たくみ工芸店」を開店し、自らを「民藝のプロデューサー」と自認して、民藝品の販売、流通の体制をととのえました。
有名な民藝品
やちむん
そのデザインや愛くるしいフォルムが人気の、沖縄を代表する工芸品「やちむん」。
「やちむん」とは、沖縄の方言で「やきもの」という意味です。
分厚く丸みのある形状、地域で調達される原料でつくられる沖縄特有の釉薬(ゆうやく)による、南国の自然をモチーフにした力強い絵付けが特徴です。
ふだん使いしやすい素朴なデザインと、沖縄の文化を感じられる「やちむん」は、食卓を楽しく彩ってくれそうです。
棕櫚箒(しゅろほうき)
和歌山県の郷土伝統工芸品である棕櫚箒(しゅろほうき)は、江戸時代末期からつくられ始めました。
一枚の棕櫚皮から数本しか取れない鬼毛(おにげ)を用いているため、弾力性・耐久性・耐水性に優れています。また毛先がやわらかいため、畳や床を傷めにくく、長期間にわたって使用できます。
手仕事感あふれる見た目は、壁に吊るしてインテリアにしてもいいかも知れません。
何より掃除が楽しくなりそうです!
小鹿田焼
小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市(ひたし)の山あいで約300年ものあいだ受け継がれ続ける伝統的な焼き物です。
近くの山の土を原料に、そばを流れる川の力を借りて、機械を使うことなくすべての工程を手作業で行っています。
小鹿田焼のデザインは、ろくろの回転に合わせ鉋(かんな)の刃を当てる「飛び鉋」(下)や、ハケで模様を付ける「刷毛目(はけめ)」(下)などがあり、面白い幾何学模様が特徴です。
お刺身やサラダとの相性がよく、食材が映えるお皿です!
南部鉄器
南部鉄器(なんぶてっき)は、岩手県盛岡市周辺で作られている江戸時代中期に誕生した伝統工芸品で、主に茶釜や急須、鉄瓶や鍋のなどの生活雑器がつくられています。南部鉄器の特徴は保温性に優れていることです。
上質な加工が施された南部鉄瓶(上)は、日本のみならず海外でも高い評価を得ています。
南部鉄瓶の代表的な紋様である「あられ模様」は、装飾としてだけでなく、鉄器の表面積を増やして保温効果を高める働きをしています。
洗練されたデザインと実用性を兼ね備えた南部鉄器は、ご自宅用はもとより、友人へのギフトにもおすすめです!
竹細工
良質な竹の産地に恵まれている日本では、古くから、竹を組んだり編んだりして作られえる「竹細工」が、生活用具、武器、農具、漁具として発展してきました。
そのため各地に竹細工の民藝品があります。
例えば、宮城県大崎市の岩出山(いわでやま)の「篠竹細工」は、江戸時代から受け継がれている100%手作りの工藝品です。
篠竹の表皮を内側に用いて丁寧に編みこむため、指に優しく、水切れが良いのが特徴です。
竹細工は日用品としてだけでなく、竹の風合いを活かしたインテリアとしても愛用できそうです。
民藝品を買える場所
日本民藝館ミュージアムショップ
全国から集められた選りすぐりの民藝品を販売しているのが、日本民藝館の中にある「日本民藝館ミュージアムショップ」です。
小鹿田を始めとする陶磁器、手編みのかご、名刺入れ、和紙製品、民藝に関する書籍など幅広く販売されています。
日本民藝館を訪れた際には、ぜひ寄ってみましょう。
銀座たくみ
銀座にある民芸品の専門店「銀座たくみ」。
日本各地の職人の手で作られた数々の民藝品がぎっしりと並んでいて、そこにいるだけで楽しい気分になります。
取り扱っている商品は、陶磁器や茶器、手ぬぐい、和紙、玩具などで、500円ほどで購入できるものもあります。
民藝品を買う最初のステップにもってこいのお店です!
備後屋
50年以上続く民藝店「備後屋」は、1〜4階までの全フロアが民藝品で埋め尽くされています。
陶磁器、染物、織物、竹工品、木工品、漆器など、とにかく品揃えが豊富なのが特徴です。
日常品のほとんどが揃っているため「時間をかけて、たくさんの種類の民藝品を見たい」という方にオススメです。
工芸喜頓(こうげいきいとん)
東京世田谷にある「工芸喜頓」は、陶器やガラスなどの民芸品を販売している、うつわ屋さんです。
店内には日本各地の器が並べられていますが、店主の石原文子さんが現地で買い付けた海外の商品なども取り扱っています。
店内には古材で作られた小上がりがあるので、「リラックスしながら、こだわりの一品を見つけたい」方にオススメです。
器と道具 つみ草
東京の吉祥寺にあるセレクトショップ「器と道具 つみ草」。
日本各地で作られた手仕事品や若い作家の器などが取り揃えられ、代表的な民藝品から個性的な郷土玩具まで、店主によって選ばれた実用的な品々に出会えます。
伊賀の土鍋や沖縄の焼き物など、比較的オーソドックスな民藝品を探している方にオススメです。
民藝のオススメ関連書籍
にっぽんの美しい民藝
日本各地の民芸館・有名店を旅しながら、民藝の世界を紹介する本で、京都、丹波、出雲など、各地域の代表的な手仕事を紹介しています。
さらに柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介、丸山太郎、河井寛次郎、吉田璋也、バーナード・リーチ、外村吉之介などの
民藝同人のゆかりを解説しています。
旅で役立つガイドとして使うのはもちろん、民藝の入門書としても楽しめます。
柳宗悦: 民藝 美しさをもとめて
「民藝」の美を提案した柳宗悦(1889-1961)。
彼の没後60年を記念し、日本民藝館所蔵の名品を中心に、柳の眼が見出した民藝を収録した決定版といえる本です。
柳の視点から、しっかりと「民藝」を知りたい方にオススメです!
民藝の教科書① うつわ
「民藝の教科書」シリーズで、歴史的背景や思想よりも「今の民藝」を紹介しています。
第一弾のテーマは「うつわ」です。
全国40以上の窯元のつくり手、製品の紹介に加え、基礎知識や使い方・選び方のアドバイスなど、民藝を知る・見る・使うための情報を幅広くカバーした「教科書」として活用できます。
お気に入りの民藝がきっと見つかるでしょう!
まとめ
「民藝」は、無名の工人が人のために生みだす日用雑器のなかに、美的価値を見いだすものです。
柳らは近代化がすすむかなで、当時、造形品の最下位にあった「民藝」に目を向けました。
旅先でその土地固有の民藝品を見つけ、触れて、実際に使ってみる。
民藝の楽しさは、生活とともにあります。
今回の記事が、民藝を楽しむきっかけになれば幸いです。
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