ゴッホスコットランド後期印象派(ポスト印象派)
ART

ゴッホの新たな自画像がX線検査で見つかる、スコットランド国立美術館蔵「農婦の頭部」

フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh、1853~1890)の絵画の一つから、新たなゴッホの自画像が見つかったことが明らかになりました。

作品を所蔵するスコットランド国立美術館(National Galleries of Scotland)は、ゴッホの作品「農婦の頭部(Head of a Peasant Woman, 1885年)」のX線検査を行った際にこの作品を発見したと発表しています。

 

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X線検査で見つかったゴッホの自画像

スコットランド国立美術館は7月14日、ゴッホの作品「農婦の頭部(1885)」に隠された自画像を発見したと発表。

この自画像は、次の展覧会に向けて「農婦の頭部」を修復検査するためX線検査を行った際に見つかりました。

X線写真には、のど元をゆるく結んだツバのある帽子をかぶり、髭を生やした自画像が写っていました。

顔の右側が影になり、後に自身で切り落とした左耳もはっきりと描かれていることから、ゴッホの自画像であると特定されました。

 

レントゲン写真を初めて見たときは、もちろん大興奮でした。

このような大発見は、保存修復師にとって一生に一度か二度ぐらいの、とても特別なことです。

と、スコットランド国立美術館のシニア絵画保存修復師、レズリー・スティーブンソン(Lesley Stevenson)はコメントしています。

 

ゴッホはしばしばキャンバスを再利用し、裏面にも手を加えていたことで知られています。

スコットランド国立美術館は、自画像を覆っている糊の層と厚紙を、「農婦の頭部」の作品自体を傷つけずに取り除く方法を専門家と共に検討しているとのことです。

 

今回発見された自画像は、スコットランド国立美術館にて2022年7月30日から11月13日まで開催される「A Taste for Impressionism」展で公開される予定です。

 

A Taste for Impressionism

会期:
2022年7月30日~11月13日

会場:
スコットランド国立美術館

公式HP:
https://www.nationalgalleries.org/exhibition/taste-impressionism-modern-french-art-millet-matisse

 

 

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