ART -アート-

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エドゥアール・マネが変えた絵画の歴史、「草上の昼食」など代表的な5作品について詳しく解説

「近代美術の父」と称される画家、エドゥアール・マネ(1832-1883年)。 彼は19世紀半ばに、近代化するパリの情景や人物、生活風景を、それまでの伝統的な絵画技法とは異なる形で表現し、印象派の画家たちとその後の美術史に多大な影響

抽象表現主義はどのように生まれたのか?戦争・シュルレアリスムとの関係について詳しく解説

第二次世界大戦後にアメリカで誕生し、ジャクソン・ポロックやマーク・ロスコなどに代表される芸術運動「抽象表現主義」。 戦前はパリを中心としたヨーロッパが芸術の中心地でしたが、戦後、抽象表現主義の台頭とともに、アメリカのニューヨークへ

即位70周年!エリザベス2世の有名な肖像画・ポートレイトを年代順に振り返り

2022年に在位70年を迎えたイギリス君主、エリザベス2世。 彼女は世界で最も有名な女性の一人であり、紙幣や切手をはじめ、あらゆる媒体に彼女のポートレイトが掲載されています。 しかし、エリザベス女王の性格や人物像を知る人は限られ

アンディ・ウォーホル美術館が約76億円をかけた「ポップ地区」プロジェクトを開始

アメリカ・ピッツバーグにあるアンディ・ウォーホル美術館は、美術館の周辺地域をアンディ・ウォーホルの遺産を生かした文化拠点にするため、6,000万ドル(約76億円)の予算を投じて地域開発プロジェクト「ポップ地区」を開始しました。 &

フィリップス史上最高、約285億円の売上高を達成!ZOZO前澤氏のバスキアも出品

2022年5月18日、老舗オークションハウスのフィリップス(Phillips)は、「20世紀&現代美術イブニングセール」を開催し、総額2億2600万ドル(約285億円)というフィリップス社史上最高の売上を達成しました。 昨年の総売

李禹煥美術館「Lee Ufan Arles」がフランス・アルルにオープン!設計は安藤忠雄

日本(直島)と韓国(釜山)を経て、世界で3つ目となる李禹煥(リ・ウファン)の美術館「リ・ウファン・アルル(Lee Ufan Arles) 」が2022年4月15日、フランス・アルルに開館しました。 アルルの歴史地区にある17世紀の

マン・レイの代表作「アングルのバイオリン」が約16億で落札、史上最も高価な写真作品に

裸の女性の背中にバイオリンのFホールを重ねたマン・レイの代表作「Le Violon d’Ingres(アングルのバイオリン)」(1924)が、2022年5月14日、老舗オークションハウス・クリスティーズがニューヨークで開催したオーク

BeepleとマドンナがコラボしたNFTプロジェクトを公開!落札額は約8140万円

2022年5月9日、世界で最も有名なNFTアーティストBeeple(ビープル)とポップス界の女王マドンナがコラボレーションし、3つのNFT作品を発表しました。 スーパースターのマドンナを「創造の母」として表現したこのプロジェクトは

2022年春 4〜5月のおすすめ展覧会!モネからリヒターへ、THE GREATS など

今回、この春から夏にかけて開催されるオススメの展覧会をご紹介します。 モネをはじめとした印象派、初公開のゲルハルト・リヒターの抽象画、アール・デコの様式美、世界で絶大な人気を誇り続ける葛飾北斎、イギリス絵画を中心とした巨匠たちの西洋絵

李禹煥の回顧展がこの夏、国立新美術館で開催!見どころを詳しく解説

韓国出身で日本を拠点に世界で活動する現代美術家、 李禹煥(リ・ウファン)の大規模な回顧展「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」がこの夏、東京で開催されます。 横浜美術館で2005年に開催された個展以来、東京での開催は初となる待望

2022年 第59回ヴェネチア・ビエンナーレ開幕!参加アーティスト・キュレーターを国別に詳しく解説

2022年4月23日、世界最大の国際美術展「ヴェネチア・ビエンナーレ」が開幕しました。 コロナの世界的流行により開催が1年延期され、2022年に入ってからはロシア館の展示中止やウクライナ館の参加が危ぶまれたりと、全世界が行く末を見

ショーン・コネリーが所有していたピカソの肖像画が香港のオークションに登場!予想落札価格は約24億円

近年、香港を中心とするアジアのアート市場では、キュビズムの巨匠、パブロ・ピカソの需要が高まっています。 そんな潮流がさらに加速するかのように、この春、パブロ・ピカソの肖像画を含めた絵画2点が、香港のオークションに出品されることにな

ジャクソン・ポロックの「Number 31 (1949)」が5月のオークションに出品、予想落札価格は約57億円

世界三大オークションハウスのクリスティーズは、2022年5月12日にニューヨークで開催されるオークションで、ジャクソン・ポロックの抽象画が出品されると発表しました。 今回出品されるのは「Number 31 (1949)」というタイ

遺族が企画したバスキアの回顧展「King Pleasure」がNYで開催中!初公開作品や遺品も多数

故ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の遺族が企画した回顧展「King Pleasure」が、現在ニューヨークで開催されています(〜2022年6月30日終了予定)。 遺族によって企画された初の回顧

世界で開催されているアジア系アーティストの展示をまとめて紹介!河鍋暁斎、中谷芙二子など

現在、世界で開催されている、アジア系アーティストの展覧会をまとめてご紹介します。 幕末の浮世絵師、河鍋暁斎。霧の作品を長年制作する日本人芸術家、中谷芙二子。ベトナム系アメリカ人の世界的な現代アーティストであるディン・Q・レ。LGB

ピカソ作品の新発見!「青の時代」作品の下に隠された絵が赤外線調査で明らかに

パブロ・ピカソの没後50年を迎える2023年を目前にして、アメリカとヨーロッパでピカソ作品の精密調査と修復作業が進んでいます。 作品の赤外線調査を行なったところ、ピカソの「青の時代」の作品群から、その下に別の絵が描かれていたことが