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千葉県KURKKU FIELDSに「地中図書館」がオープン!農・食・自然の循環体験を提供

地中図書館

千葉県木更津市の広大な敷地で農・食・自然の循環体験を提供するサステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS」(クルックフィールズ)。

2023年2月16日、同敷地内に新たな施設「地中図書館」がオープンしました。

「土の中の微生物から植物が豊かな栄養を受け取るように、土の中に潜り込んで本を読み、知を蓄え、想像力を養い、そしてまた大地を踏みしめる。」をコンセプトとする同館の設計は、KURKKU FIELDSを手がけたNAP建築設計事務所の中村拓志が手がけました。

 

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サステナブルファーム&パーク「KURKKU FIELDS」とは?

KURKKU FIELDS2022年春、千葉県木更津市にオープンした「KURKKU FIELDS」は、約9万坪もの広大な敷地で農・食・自然の循環を体験することができるサステナブルファーム&パークです。

「育てる・作る・食べる・循環する」といった、人々が本質的に生きる心地よさと喜びを感じる場所を目指し、広大な土地を10年前からゆっくりと少しずつ育て、有機野菜の栽培と平飼い養鶏を続けてきました。

おいしく安全な食事や素材の提供はもちろんのこと、食と農業の循環や、人の手が加わることで多様な生き物の住処となるビオトープなど、さまざまな循環を敷地内で感じ取ることができます。

 

小林武史プロデュース、皆川明がディレクションを担当

KURKKU FIELDS

2022年秋には、宿泊施設の創る暮らしを体感するvilla「cocoon(コクーン)」がオープン。

cocoonは全7棟の客室に加え、キッチンラウンジやレストラン、サウナを併設し、朝から夜までゆったりとした時間を過ごすことができます。

プロデュースを手がけたのは、音楽家でありクルックフィールズの総合プロデューサーでもある小林武史。

ファッションデザイナーの皆川明がディレクターとして参加し、コンセプトデザイン、設計、デザイン監修など総合的なディレクションを担当しました。

建築設計は、京都を拠点に活動する建築と家具の設計・制作ユニットikken(イッケン)の吉田隆人によるものです。

 

併設されたダイニングレストランでは、農場で収穫した食材を使用し、ゲスト自身で料理を楽しむ「takka(タッカ)」プランと、サステナブルな食とその美味しさにこだわったレストランでの旬のコース料理「perus(ペルース)」プランが提供されています。

 

「地中図書館」が2月16日にオープン

地中図書館2023年2月16日に新たにオープンした「地中図書館」。

同館は「土の中の微生物を栄養にして植物や野菜が成長をするように、人々が地中に潜り込んで本を読み、知を蓄え、想像する力を養い、再び大地を踏み締め未来へと進む」というコンセプトのもと、訪れた人が自然の叡智を学びながら、豊かな想像力を育むことを意図して設計されました。

 

建物は地中にひっそりと隠れるように存在し、ゲストがKURKKU FIELDSの敷地内を散策する中で、地下の図書館に迷い込み、思いがけない空間と本に出会う、という体験を提供します。

 

「book pick orchestra」代表、川上洋平が企画・選書

地中図書館

館内には約3,000冊の本や書物を収容し、自然や農的な暮らしに関するものを中心に、詩・哲学・歴史・宗教・科学・経済など幅広い分野の中にも独自の広がりや、それぞれの繋がりが感じられる選書が特徴です。

企画・選書を行なったのは、選書家、「book pick orchestra」代表の川上洋平。

 

オリジナル商品「文庫本葉書」や、ひとりひとりの話を聞きながら即興で本を選ぶ「SAKE TO BOOKS」など、選書に留まらず、さまざまな場所で人が本と出会う企画を行なっているほか、近年では、京都岡崎蔦屋書店とのオンライン読書会「ほんとのはなし」、 高松の予約制ライブラリー「kotelo」ディレクションなどの活動を行ってきました。

 

中村拓志が設計した「地球を想う図書館」

地中図書館

“晴れた日には畑を耕し、雨の日には読書をする”─そんな人のために構想された地中美術館の建築設計は、NAP建築設計事務所の中村拓志が手がけました。

 

中村拓志は、隈研吾建築都市設計事務所を経て、2002年に独立。

自然現象や人々のふるまい、心の動きに寄りそう「微視的設計」による、「建築・自然・身体」の有機的関係の構築を信条とし、日本建築学会賞、ARCASIA Awards for Architecture、JCD デザインアワード大賞など数々の賞を受賞しています。

 

地中図書館

地中に埋まる建物内には、洞窟のような空間に本棚が取り囲むように配置され、農地で耕す人の休息にふさわしい、安らかな居場所を作っています。

 

「地球を想う図書館」というコンセプトのもと、本との心地よい時間を過ごすために考え尽くされた空間は、本好き、建築好きなら一度は訪れたい場所。

cocoon、TINY HOUSE VILLAGEの宿泊者のみ、閉館後の17:00以降も利用可能となっており、幻想的な地中図書館で夜の特別な時間を過ごすことができます。

農場での過ごし方や、サステナブルの形を体験することができるKURKKU FIELDSにぜひ足を運んでみてください。

 

地中図書館

住所:〒292-0812  千葉県木更津市矢那2503

開館時間:12:00–17:00 ※cocoon、TINY HOUSE VILLAGEの宿泊ゲストは17:00以降も利用可能

休館日:毎週火曜日、水曜日(祝日を除く)

入館方法:事前予約制

予約ページ:https://kurkkufields.jp/experience/library/

料金:無料(別途、KURKKU FIELDS入場時に保全料300円が必要)

 

KURKKU FIELDS

営業時間:10:00-17:00(ダイニングレストラン:11:00-16:00 L.O. ) 

定休日:毎週火曜日、水曜日(祝日を除く)

オフィシャルサイト:https://kurkkufields.jp

 

 

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