モネの作品を所蔵する日本の美術館13選
モネの「睡蓮」が見れる
美術館・アートスポットをご紹介
日本ではゴッホと並んで人気の高い印象派の画家、モネ。
モネの作品でも特に「睡蓮」が好き、という方も多いのではないでしょうか?
そんな「睡蓮」ですが、東京では国立西洋美術館でしか見られないようなイメージがありますよね。しかし、以外にも睡蓮を所蔵している美術館は全国にたくさんあります。
今回は、そんなモネの「睡蓮」を見ることができる美術館をご紹介します。
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都内・関東で「睡蓮」が見れる美術館
1.群馬県立近代美術館
群馬県 高崎
「睡蓮(1914-17)」
群馬県高崎市にある群馬県立近代美術館。
磯崎新の設計によるモダンな建物が印象的なこちらの美術館の一押し作品は「睡蓮」です。
激しい筆致で描かれた蓮の葉のリズム感、そして水面に写った緑生い茂る庭の風景が、画面いっぱいに描かれています。
群馬県立近代美術館はモネ以外にも、ピカソやルノワール、ムンクといった印象派〜近代に活躍した有名な画家の作品を多く所蔵している事でも有名です。
近くを訪れる際にはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
2.川村記念美術館
千葉県 佐倉
「睡蓮(1907)」
先ほどとは打って変わって落ち着いた印象の「睡蓮」。
こちらは千葉県佐倉市にある川村記念美術館に収蔵されています。
夕暮れ時でしょうか。光のグラデーションと木のシルエットが水面で混ざり合う様子が絵筆によって再現されています。
広い庭園や近現代アートのコレクションで有名な川村記念美術館は、幅広い年代の名作を揃えており、美術・アート好きなら一度は行きたい美術館の一つです。
3.MOA美術館
静岡県 熱海
「睡蓮(1918年)」
熱海の一押しアートスポットといえば「MOA美術館」。
多くの国宝、文化財コレクションを有する事でも有名な美術館ですが、この美術館にもモネの作品が2点所蔵されています。こちらの「睡蓮」と「ポプラ並木」です。
サイズは130×200cmと国内にある睡蓮の中でも特に大きく、印象的な構図と細かい描き込み、グラデーションが特徴な見応えのある作品です。
MOA美術館の敷地内にある池の上には、フランスにあるモネの自宅から移植した睡蓮が咲いています。
4.東京富士美術館
東京 八王子
「睡蓮(1908)」
こちらも全く印象が異なり、柔らかい筆致とパステル調の画面が印象的な「睡蓮」。
東京富士美術館は、1983年東京・八王子に創価学会の池田大作氏によって開設された美術館です。
宗教団体系の美術館は国宝や重要文化財といった名作を多く収蔵しているのが特徴ですが、富士美術館もその例に漏れず、「睡蓮」以外に多くの西洋絵画を所蔵している他、日本画、浮世絵、彫刻、刀剣といった様々なジャンルの名品を所蔵しています。
5.ポーラ美術館
神奈川県 箱根
「睡蓮の池(1899)」
箱根の観光スポットとしても有名な「ポーラ美術館」は、睡蓮以外にもモネの作品を多数所蔵しており、モネの作品を堪能できる、国内有数のアートスポットです。
初期のモネの睡蓮作品には、日本風の橋を画面の中心に描いたものが多く残っていますが、こちらの作品もその中の一枚です。
次第にモネは橋を入れた構図を描かなくなり、水面に映った四季と時間の移り変わりを描くことに熱中していきました。
「睡蓮(1907)」
ポーラ美術館に所蔵されている、もう一つの睡蓮の作品はこちら。
先ほどの作品から8年の歳月をかけて、モネは水面を題材にした作品を何点も描きました。
こちらの作品も水彩画のような透明感が印象的で、モネの努力の成果が発揮されているのがわかります。
ポーラ美術館にはこの他にも20点以上モネの作品が所蔵されていますので、モネ好きの方はぜひ足を運んでみてくださいね。
6.ブリヂストン美術館
東京都 京橋
「睡蓮(1903)」
1956年、石橋財団によって東京・京橋に開設されたブリヂストン美術館はモネの「睡蓮」作品を2点所蔵しています。
等間隔に並ぶ睡蓮と、上から垂れ下がった柳の葉。
画面の半分近くが水面という印象的な構図は、大の日本好きであったモネが浮世絵から学び取った技術でしょう。
日本人の自然観に自然と寄り添うような、叙情的な作品に仕上がっています。
「睡蓮の池(1907)」
先ほどの作品から4年後に制作された作品。
画面を撫でるような優しい筆致は、晩年にかけて次第に荒々しくなり、のちの抽象表現主義に続く、描く行為そのものを意識させるような作品に仕上がっています。
残念ながら美術館自体は2020年のリニュアールに向けて改装工事中ですが、リニューアル後に綺麗な空間で見れることを思うと今からワクワクしますね。
7.国立西洋美術館
東京 上野
「睡蓮(1916)」
国立西洋美術館といえば、ロダンの「考える人」の次にこの作品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
1916年、モネが晩年に描いた睡蓮です。荒々しい筆致と安定感のある構図が特に印象的な作品ですね。サイズも200.5 x 201 cmと、国内では比較的大きめのモネ作品になります。
国立西洋美術館では、睡蓮の他にも7点のモネ作品を見ることができます。都内でモネを見たい、という人にはまず一番におすすめできる美術館です。
九州・関西・四国で「睡蓮」が見れる美術館
8.和泉市久保惣記念美術館
大阪
「睡蓮(1907)」
和泉市久保惣記念美術館は大阪府和泉市にある市民美術館です。
久保惣株式会社及び久保家からの寄贈による古美術品のコレクションが多く収蔵されており、一般的な私立の美術館に比べて充実したコレクションと施設を有しています。
「睡蓮(1907)」は1907年に制作された縦長構図をとる約15点の睡蓮図のうちの1点。
睡蓮シリーズの中では比較的小さめのサイズですが、夕暮れの睡蓮の風景を鋭い筆致で描き起こした、非常に見応えのある作品です。
9.アサヒビール大山崎山荘美術館
京都
「睡蓮(1907)」
関西でモネ作品が見れるスポットとして有名な「アサヒビール大山崎山荘美術館」は、2009年に実業家・故加賀正太郎が収集したコレクションを元に開設された美術館です。
透き通った青空が水面で緑と融合していく様子を清々しく画面上で再現しています。
どこか春の訪れを感じる作品ですね。
「睡蓮(1914-17)」
200×200cmと、国内でも有数の大きさを誇るこちらの「睡蓮」。
同時期には睡蓮シリーズが高く評価され、モネはパリのオランジュリー 美術館で睡蓮の巨大壁画を制作することになります。
「睡蓮(1914-17)」
極端にモチーフに接近した構図や空間の描き方からは、浮世絵の影響を強く感じます。
モネは様々な色の睡蓮を鉢に入れ、好きな色の睡蓮を池に配置しました。ここで描かれている赤い睡蓮も、当時は新種の色だったそうです。
10.大原美術館
岡山県 倉敷市
「睡蓮(1906)」
倉敷の観光スポットとしても有名な「大原美術館」は、実業家・大原孫三郎日本で最初の私立美術館です。
大原孫三郎から美術館のコレクション収集の任務を授かった児島虎次郎は、睡蓮を手に入れるに当たって、モネの自宅を直接訪ねました。
熱心な交渉が実を結び、モネが気に入って15年間側に置いていたこの作品を譲り受けたのです。
11.地中美術館
香川県 直島
「睡蓮の池」 1915-26年
「睡蓮-草の茂み」 1914-17年
「睡蓮」 1914-17年
「睡蓮の池」 1917-19年
「睡蓮-柳の反映」 1916-19年
瀬戸内海に浮かぶアートの島「直島」。
安藤忠雄が設計が設計を手がけたことで有名な「地中美術館」には、日本最大級の「睡蓮」作品を自然光の下で鑑賞できる部屋が公開されています。
展示されているのはモネが最晩年に手がけた5作品。
うち3枚は200×600 cmの「装飾壁画」と呼ばれる大型の絵画で、まるで睡蓮の庭を目の前にしているようなスケール感を味わうことができます。
モネ好きなら一度は訪れたいスポットです。
12.北九州市立美術館
福岡 北九州市
「睡蓮、柳の反影」
地中美術館の作品と同じく、晩年の1916-1919年頃に描かれた「睡蓮、柳の反影」。
暗い色調で塗り込められた本作は、それまでの睡蓮作品とは印象が大きく異なります。
晩年、モネは老化に伴い次第に視力を失っていきました。妻や長男の死といった度重なる不幸に見舞われ、絵の具の色が識別できなくなってもモネ描くことをやめませんでした。
13.鹿児島市立美術館
鹿児島
「睡蓮(1897-98)」
こちらは反対に、モネが睡蓮を描き始めた最初期に描かれた作品。
この頃はまだ古典的な陰影表現を用いて写実的に睡蓮を描いていますが、所々新しい描き方を探っている気配を感じます。
鹿児島市美術館には他にも、ルノアール、セザンヌ、ボナールといった西洋画家の作品が所蔵されています。
まとめ
いかがでしたか?
モネが生涯描き続けた「睡蓮」。
そのどれをとっても時や心境によって表現が少しずつ異なることが分かるのではないでしょうか。
モネの生涯について知ると、より具体的に作品の世界観を楽しむことができると思います。
皆さんもぜひ、モネの「睡蓮」を見に行ってみてくださいね。
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