猫映画のおすすめ20選!「ボブという名の猫」「メインインキャット」「レンタネコ」など人気の猫映画を紹介
「猫映画」と聞いて、あなたはどんな映画のタイトルが思い浮かびますか?
柔らかいフォルムと自由気ままな性格で、国を問わず人々に愛される動物、猫。
邦画だけでなく世界には猫をテーマにした映画がたくさんあります。
今回は、猫をテーマに描いた映画20選をご紹介。
猫好きにはたまらない可愛いシーンはもちろんのこと、猫の人生を通して命の重さ、人との関わりについて考えらせられる作品も。
あなたもぜひお気に入りの猫映画を見つけてみてください。
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猫映画おすすめ20選
猫が教えてくれたこと(2017)
イスタンブールで暮らす
個性豊かな猫たちの日常
トルコ、イスタンブールを象徴する動物といえば「猫」。
本作は、イスタンブールの街で生活する野良猫たちと、人々の関わりを描いたドキュメンタリー映画です。
猫とかかわる地域の人々のインタビューを交えて物語は展開します。
都市開発が進む中で「猫との共存」「人間本来の喜びとは何か」など、癒しだけではなく深く考えさせられる要素も詰まった作品です。
\ ここが見どころ /
本作品に登場するのは「タレント猫」ではないので、とにかく自由気ままな猫の姿に癒されます。また監督が開発した、地上10cmのねこの視線から撮影できる「猫カメラ」で捉えられた猫たちの日常&表情も必見です。
2017年公開 監督:ジェイダ・トルン
ネコを探して(2010)
世界の猫と歴史を目撃する旅へ
良質ネコメンタリー
物語は主人公の飼い猫・クロが行方不明になってしまうところからスタートします。
クロを探し回って辿り着いたのは、猫を愛する芸術家たちが暮らす19世紀のフランス。
クロの行方を尋ねながら、時空と世界の垣根を超えた旅が始まります。
イギリスの鉄道、日本の駅、アメリカの病院など、世界の猫と歴史にフォーカスした良質ドキュメンタリー映画。
日本では猫駅長「たま」、公園や路地裏の猫や猫カフェの猫などが登場します。
\ ここが見どころ /
フランスのドキュメンタリー作家が監督を務めた作品です。ストーリーに乗せつつも、世界中の様々な猫たちと出会う様子をアニメーションと実写を交えて描き出しました。 日本の猫駅長としても有名な「たま」も出演しています。 猫と人間のかかわりを通して見える社会の問題点が浮き彫りにされ、考えさせられる重厚なドキュメンタリー作品です。
2010年公開 監督:ミリアム・トネロット
ねことじいちゃん(2018)
同名コミックの映画版
切なくて泣けると話題に!
立川志の輔演じる大吉は、生まれ育った小さな島で猫と2人暮らしをしています。
多くの友人や地域の猫たちと過ごすゆったりとした日常に満足していましたが、やがて友人の死や自分の体調の悪化など、生活は少しづつ、確実に変わりはじめました。
このまま大吉は高齢化社会のなかで、穏やかな日常を送るれるのでしょうか。
柴咲コウ、小林薫、田中裕子、柄本佑など実力派俳優たちがリアルな世界を描き出します。
\ ここが見どころ /
世界的にも有名な動物写真家の岩合光明がメガホンを取った、ヒューマンドラマです。 猫写真を多く取り続けてきた監督ならではの視点で、猫の生き生きとした姿やふるまいをストーリーの中に落とし込みました。猫の視点に合わせたローアングルからの情景も見どころの一つです。
2019年公開 監督:岩合光昭
レンタネコ(2012)
賛否両論を集めた話題作
「猫をレンタルする意味」とは?
のどかな平屋で、たくさんの猫たちに囲まれて自由気ままにゆったりと暮らすサヨコ(市川実日子)は、リヤカーに猫たちを載せて「レンタネコ」という猫を貸し出す仕事をしています。
夫と飼い猫に先立たれた老婦人、単身赴任のサラリーマンなど孤独な人たちと巡り合い、猫を通して人が癒されていく様を描き出した映画です。
キャッチコピーは「さみしいままなんて、ゼッタイいけません。」それがじんわりと心にしみこむラストは必見です。
\ ここが見どころ /
「レンタル猫」という仕事を思いついた女性が、寂しさを抱える人達との交流をしていく様を描いた作品です。 光石研や田中圭、草村礼子など実力のある俳優人たちが、猫に癒されていく様子を丁寧に描き出しています。 『かもめ食堂』を撮った荻上直子監督のかもしだすゆったりとした雰囲気の中、「やっぱり猫っていいな」と思える作品です。
2012年公開 監督:荻上直子
旅猫リポート(2018)
人気作家有川ひろが描く
「猫を手放す」物語
野良猫だったナナは、交通事故に合ったところを悟(福士蒼汰)に助けられ、それ以来5年間、一緒に暮らしていました。
しかしある事情により、悟はナナを手放さなければならず…
新しい飼い主を探す旅に出る中で、悟とナナはかつての親友や初恋など、さまざまな人たちとの交流が始まります。手放すことが決まっているナナとの旅はどのように終結するのでしょうか。
涙なくしては見られない本作は、感動作を探している方におすすめです。
\ ここが見どころ /
主役の一人でもある猫のナナを演じた「トム」はCMなどでも活躍するタレント猫です。そのしぐさや表情は、しっかりと自分の中で演技プランを立てているのではないかと思うほどと評判になりました。凛とした姿や、もの言いたげなまなざし、そして豊かな表情にもぜひ注目してみてください。
2018年公開 監督:三木康一郎
猫なんかよんでもこない(2016)
話題のエッセイ漫画を
風間俊介主演で実写化
プロボクサーのミツオ(風間俊介)の同居人かつ漫画家の兄が、ある日猫を2匹拾ってきます。
最初は猫を飼うことを拒否するミツオでしたが、ある事情から猫を飼い始めるとどんどん猫に愛着がわいてきます。
時は流れ、ミツオはボクサーを引退し、兄は結婚のために同居を解消。ミツオに残ったものは2匹の猫だけでした。
成長する2匹の個性や日々の様子がミツオに活力を与え、ミツオは漫画家としての修業をはじめます。
そんな中、ある出来事が起こり──。
\ ここが見どころ /
猫漫画の金字塔『クロ號』のモデルとなった実在の猫2匹のエピソードをもとに作られた、エッセイ漫画が原作です。 多頭飼いの猫あるあるエピソード満載のストーリー展開ですが、心震えるラストが話題となりました。 主演の風間俊介ほか、つるの剛士、松岡茉優など、役者陣の演技も必見です。
2016年公開 監督:山本透
ペットセメタリー(2019 )
スティーヴン・キング原作
戦慄のホラームービー
一家で猫とともに引っ越してきた医師ルイスのもとに青年の亡霊が現れ、森の中にあるペット・セメタリー(ペットの墓場)の先には行ってはいけないと忠告を授けます。
そんな中、ルイスは突如死んでしまったペットの猫を、隣人に言われるままペット・セメタリーの先に埋めます。すると翌朝、なんとその猫は生き返っていました。
時は過ぎ、ルイスの息子のゲイジが車にはねられて死んでしまいます。
ルイスは周囲の制止も聞かず、死んだ者が生き返るペット・セメタリーに息子を埋葬し…
親の深い愛情はハッピーエンドへとつながるのでしょうか?
\ ここが見どころ /
ペットとして登場する猫は、CGではなく生身の猫が演じています。 本物の猫が演じることで、不気味さや奇妙さに拍車がかかった作品です。かわいく弱いもの(子供や猫)を失う怖さ、そしてそれから襲われる恐怖も見どころの一つ。 鑑賞後は子供や猫を怖くなってしまうかもしれませんね。
2020年公開 監督:デニス ウィドマイヤー, ケヴィン コルシュ
ギフテッド(2017)
猫にしか心を開かない
天才少女の物語
7歳の少女メアリーは、数学の天才的な才能を持つ「ギフテッド」。
通常の学校で問題を起こしてしまったメアリーは、ギフテッド教育を受けさせたい祖母と通常学級に通わせたい養父との間で板挟みに。そんな彼女にそっと寄り添うのが片目の猫、フレッドです。
親権争いに巻き込まれたメアリーとフレッドは、2人そろって里親のもとへ行くことになり、 メアリーは養父と合えなくなってしまいます。
そんな中、フレッドの里親募集が出され──。
\ ここが見どころ /
フレッドが主人公ではないものの、キーパーソンとして活躍する映画です。 ギフテッドである女の子と、それに寄り添う片目の猫の信頼関係を細やかに描き出しました。 脚本家が実際に飼っていた片目の猫をモデルにして書かれた作品というだけあり、「ねこ(フレッド)をあて書きしたのでは?」と推測されるほど、猫がストーリーになじんでいます。
2017年公開 監督:マーク・ウェブ
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016)
ホームレス寸前のミュージシャンと
野良猫の奇跡的な出会い
ドラッグ中毒でホームレス寸前のミュージシャンであるジェームズは、ソーシャルワーカーからアパートを提供されます。そこに迷い込んできたのが茶トラの猫・ボブ。
ボブはジェームズになつき、路上演奏や雑誌販売にも付いてくるようになります。
ボブとの暮らしで精神が安定するようになったジェームズは、やがてボブのために断薬を決意します。
実話に基づいたベストセラー小説を映画化した本作は、世界中に感動を巻き起こしました。
\ ここが見どころ /
世界的ベストセラー『ボブという名のストリート・キャット』が映画化されました。キャサリン妃とハイタッチしたボブが実際に映画に登場しているのも見どころの一つ。売れないミュージシャンと野良猫が寄り添って生きる様や、猫を活力に立ち直っていく様子には感動します。
2016年公開 監督:ロジャー・スポティスウッド
世界から猫が消えたなら(2016)
世界から猫が消えたら…?
川村元気の小説を映画化
余命宣告を受けた僕(佐藤健)のもとに自分と同じ姿をした悪魔が現れ、「明日死ぬ」と告げられます。
しかし、「この世界から一つだけ、何かを消せば一日延命できる。その代わり世界中の人はそれに関する記憶もなくなる」という条件を提示されました。
チョコレートや電話、映画、そして世界から猫が消えたら…?
僕はどのような選択をするのでしょうか。鑑賞後に温かい気持ちになれる映画を探している方におすすめです。
\ ここが見どころ /
佐藤健、宮崎あおい、濱田岳と実力派若手俳優が終結した作品は、ポップでありながら、重厚なテーマで見る人に迫ります。飼い猫がもしも消えたなら、と葛藤する主人公と無邪気な猫のギャップも見どころの一つ。キャッチコピー「世界は愛であふれてた。」を実感することになる、温かい感動作です。
2016年公開 監督: 永井聡
キミとボク(2011)
青年とアメリカンショートヘアの
猫が過ごした10年の軌跡
漫画家を夢見て上京した青年(中村蒼)はある日、迷子になったアメリカンショートヘアの子猫を見つけて飼うことにしました。
猫の名前は銀王号。 2人は生活する中で、お互いがなくてはならない存在になっていくことを実感します。
そんな中、青年が描いた里親募集の張り紙を見て、銀王号を引き取りたいという女性が現れ…
猫の声を人気声優である坂本真綾が担当し、青年と猫の心情を細やかに描き出します。
\ ここが見どころ /
実体験を基に制作し、感動を巻き起こしたFlashアニメを実写映画に落とし込んだ中編作品です。猫と青年の10年分の交流が心を温かくしてくれます。静かで淡々とした猫との生活、主演の中村蒼のナチュラルな演技に注目です。
2011年公開 監督:窪田崇
グーグーだって猫である(2008)
大島由美子の人気漫画を、
主演・小泉今日子で映画化!
人気漫画家である麻子(小泉今日子)は徹夜続きの締め切りあけに、愛猫のサバが亡くなったことに気が付きます。
今までの苦楽を共にしてきたサバの死に麻子は打ちのめされ、何も手につかない状態に。そんな麻子のもとにやってきたのが1匹の猫グーグー。
グーグーとの生活や麻子の恋愛を描きながら、ストーリーは展開していきます。
ある日、恋愛相手の男性の浮気現場を目撃し、追いかけた麻子は路上で倒れてしまい…
\ ここが見どころ /
漫画家大島由美子の自伝的漫画ともいわれる作品の映画化です。愛猫を失ってペットロスに陥る主人公を、新しくやってきた猫が救う、感動の再生ストーリーです。「猫待ち」して人間が猫に合わせて撮影されるシーンもあったと言われる映画で、猫の自然な姿も見どころの一つとなっています。
2008年公開 監督:犬童一心
猫は抱くもの(2018)
元アイドルとロシアンブルーが送る
ハートウォーミングな映画
スーパーで働く30代の沙織(沢尻エリカ)は元アイドルで、飼い猫の良男(吉沢亮)だけに心を開いています。
猫である良男は実は自分を沙織の恋人だと思っていて、2人の楽しい生活は続いていました。
そんなある日、売れない画家である後藤が現れ、2人きりの生活は徐々に変化していきます。
後藤に心惹かれる沙織を目の当たりにした良男は些細なきっかけから外に飛び出して迷子になってしまい…
\ ここが見どころ /
大山淳子の同名連作短編集を、犬童一心監督が映画化した作品です。 ロシアンブルーの子猫・良男のナチュラルでかわいらしいしぐさが人気を博しました。水曜日のカンパネラが担当したスタイリッシュな音楽が、ただかわいいだけじゃない猫映画に華を添えます。
2018年公開 監督:犬童一心
ルドルフとイッパイアッテナ(2016)
名作児童文学をCGアニメ化
岐阜県で飼い猫として生きていたルドルフは、長距離トラックの荷台に迷い込んだことから東京へ送られ、迷子になってしまいます。
そこで出会ったのは、人間の文字が読めるボス猫。「俺の名前はいっぱいあってな…」と言ったことから、ルドルフは彼の名前がイッパイアッテナだと思い込みます。
どうにかして家に帰りたいルドルフでしたが、住んでいたところも分からないため、イッパイアッテナからは家に帰れないと告げられます。
ルドルフとイッパイアッテナはどのようにこれから生きていくのでしょうか?
\ ここが見どころ /
キャラクター化された野良猫たちが、猫の視点で見る世界をコミカルに描いた作品です。 イッパイアッテナとともに猫の世界に飛び込み、飼い猫から急に野良猫になったルドルフが真摯に生きようとする姿に胸打たれます。ルドルフの成長や個性豊かな猫たちとの冒険譚もあり、子供も一緒に楽しめる作品です。
2016年公開 監督:湯山邦彦、榊原幹典
こねこ(1996)
子猫の冒険物語
猫好き必見のロシア映画
モスクワのある音楽一家のもとにペット市場から1匹の子猫がもらわれてきます。名前はチグラーシャ(とらちゃん)。
一家の子供たちと楽しく過ごしていたチグラーシャでしたが、ひょんなことから見知らぬ場所に迷い込み、たどり着いた先は雑役夫のフージェンが住む古アパートの屋根裏でした。そしてそこには、迷い猫がたくさんいたのです。
アパートの追い立て屋との一幕や、フージェンの入院など、さまざまな困難を猫たちが力を合わせて乗り越えます。チグラーシャは懐かしいお家に帰ることができるのでしょうか?
\ ここが見どころ /
主人公でもある雑役夫のフージェンを演じるのは、ボリショイサーカスの天才調教師として名をはせたアンドレイ・クズネツォフです。猫の自然でありつつも統制された演技は必見ですよ。ロシア特有の街並みや、映画全体を通して伝わるノスタルジックな雰囲気も見どころの一つです。
1999年公開 監督:イワン・ポポフ
ねこタクシー(2010)
猫好きに圧倒的支持を得た
人気ドラマを映画化!
タクシー運転手に転職したばかりの間瀬垣勤。人生がうまくいかず落ち込む中、休憩のときに1匹の三毛猫に出会い、三毛猫は休憩後にタクシーに戻った間瀬垣についてきてしまいました。
成り行きでタクシーに猫を乗せたまま走り出してしまいましたが、猫のおかげで乗客とのトラブルが回避されます。
猫を乗せて営業を始めた間瀬垣でしたが、同僚の裏切りや保健所の注意など次々に災難が降り掛かります。
ほのぼのした雰囲気と見せかけてヘビーなストーリーへと展開する物語からは目が離せません。
\ ここが見どころ /
出演しているのは珍しいオスの三毛猫「みーすけ」。タクシー運転手の間瀬垣(カンニング竹山)の言葉が分かるのでは?と思うほど絶妙な表情を見せてくれます。キャッチコピーは「やっかいなこともあるけれど、それでも人生はステキです」。 猫の映画でほっこりと心が温かくなりたい方におすすめです。
2010年公開 監督:亀井亨
猫侍(2013)
人気のコメディドラマが
劇場版で復活!
江戸で出稼ぎをしている浪人の斑目久太郎(北村一輝)は、猫派の相川一家で飼われている白猫の玉之丞の暗殺を命じられます。
お金が欲しかった班目は引き受けますが、玉之丞には専属の用心棒までついている深窓の猫でした。
班目は「猫を暗殺した」と報告しますが、実は切っておらずこっそりと連れて帰っていたのです。
玉之丞は班目になつきはしましたが、エサを全く受け付けてくれません。これから、玉之丞はどうなってしまうのでしょうか?
\ ここが見どころ /
『ねこタクシー』や『幼獣マメシバ』など動物×ドラマを手掛けてきたスタッフが作った時代劇です。動物の見せ方が上手なのはもちろん、特筆すべきは玉之丞を演じた天才猫あなごちゃんの可愛さ。しぐさや目つきの演技が秀逸な彼女の演技は必見です。
2014年公開 監督:山口義高
ねこあつめの家(2016)
スマホアプリ「ねこあつめ」を映画化
小説家と猫たちの古民家生活
スランプ中の作家・佐久本(伊藤淳史)は、ある田舎町に引っ越して心機一転を図ります。そんな中、引っ越してきた家に猫がいるのを見つけた佐久本は、どうにかして猫を手なずけようと必死になります。
ついに作家としての仕事にあぶれ、ペットショップの店員としてバイトをすることになった佐久本は初心に帰り、新作を書き始めます。
猫を通して自分をもう一度見つめ直す彼に、好機は訪れるのでしょうか?
\ ここが見どころ /
伊藤淳史主演の本作には、ゲームと同じくさまざまな猫がたくさん登場します。ただただ猫を眺めたい方やまったりとした雰囲気の中、何も考えずにぼーっと映画を見たい方におすすめです。脇を固める忽那汐里、大久保佳代子、田口トモロヲ、木村多江など猫好きな雰囲気がつたわる俳優陣の演技も必見です。
2017年公開 監督:蔵方政俊
ネコナデ(2008)
厳しい人事部長と子猫の対比が楽しい
人気ドラマを映画化
自他に厳しい一流企業の人事部長・鬼塚(大杉漣)は、ある日公園で子猫が捨てられているところに遭遇します。子猫の可愛さに一瞬で心を奪われた鬼塚は、家で飼えないからと会社の一室で猫を飼うことに!
会社では鬼部長で通っている鬼塚でしたが、やりたい放題のトラに振り回されます。
いつしかトラは鬼塚にとって癒しの存在となり、会社での鬼塚に対する評価も変化していきます。
子猫×おじさんの心温まる物語です。
\ ここが見どころ /
「300の顔を持つ男」と呼ばれ、惜しまれつつも急逝した名バイプレーヤーである大杉漣の演技が光る映画です。こっそりと猫をめでる主人公の悲哀が、映画をぐっと魅力的にします。もちろん、子猫の愛くるしさも必見のハートウォーミングなストーリーで、子供から大人まで楽しめる人気作ですよ。
2008年公開 監督:大森美香
メン・イン・キャット(2016)
かわいい猫の中身は
傲慢なおじさん社長!?
大企業の社長として日々を送るトムは、典型的な仕事人間で、家庭も顧みず傲慢さが目立つ人物。
ある日トムは娘の誕生日プレゼントとして猫を買いますが、猫を買った帰り道にトムと猫はある事故に遭い、なんとトムの意識は猫の中に閉じ込められてしまいます。
トム自身の肉体は意識不明の重体となっていますが、戻れるまでにはどうやらタイムリミットがあるようで…
トムの意識は自分の肉体に戻れるのでしょうか?!
\ ここが見どころ /
2016年に公開された、フランスと中国の合作映画です。猫とおじさんが入れ替わるというストーリーは、単純明快なので子供でも楽しんで見ることができます。猫の演技も自然で、「それでこそ猫!」というしぐさに満ち溢れていると、猫好きの間でも評判になりました。
2016年公開 監督:バリー・ソネンフェルド
まとめ
気になる猫映画は見つかりましたか?
今回は、猫が登場する映画を20作ご紹介しました。
猫が可愛いのはもちろんのこと、ストーリーでも魅せる映画ばかりです。
ぜひお気に入りの猫映画を見つけてみてください。
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