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家族映画のおすすめランキング20選!「パラサイト」「クレイマー、クレイマー」「万引き家族」などの名作を紹介

「家族映画」と聞いて、あなたはどんな映画のタイトルが思い浮かびますか?

純粋な家族愛を描いた名作や、社会問題を描いた問題作、ユーモア溢れる家族の日常を描いたコメディ映画など、これまで家族をテーマに様々な作品が生まれてきました。

今回は、父と息子の絆を描いた名作「クレイマー、クレイマー」や、韓国の格差社会を描いた「パラサイト」、是枝裕和監督の話題作「万引き家族」など、家族をテーマに描いた名作20選をご紹介。

作品を通して、自分の家族や大切な人、人生について考えるきっかけになれば幸いです。

 

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家族がテーマの映画ランキング20

20位 グエムル 漢江の怪物(2006)

ドキドキと笑いが詰まった
パニック・ホラー
 

『パラサイト』のポン・ジュノ監督とソン・ガンボがタッグを組んだ大ヒット韓国映画です。

汚染物質が流出した漢江。穏やかな暮らしが破壊され、魚のような怪物が出現!

屋台の店主カンドゥは娘ヒョンソの手を引いて逃げたつもりが別の子の手を引いており、娘は父親の目の前で怪物に襲われます。

しかし深夜に死んだはずのヒョンソから着信があり生存が明らかに。

隔離されていたカンドゥ一家は娘奪還に乗り出します。

\ ここが見どころ /

設定は限りなくシリアスでありながら、ポン・ジュノ監督特有のシニカルな笑いが全体にちりばめられています。娘を必死で奪還しようとする家族の深い愛が見どころのパニック・ホラー作品です。

2007年公開 監督:ポン・ジュノ、ハ・ジュノン、ペク・チョリョン

『グエムル-漢江の怪物』を観る

 

19位 アダムスファミリー(1992)

奇妙で愉快なおばけ一家の
大人気ホラーコメディー

身体能力が突出した父ゴメス、何度も生き返る母モーティシア、そして悪意に満ちた子供たちウエンズデーとパグズリー。彼らは、不気味な洋館に暮らす資産家一家のアダムス・ファミリー。

そんな一家の資産を、顧問弁護士のタリーと、知り合いのクレイブン婦人が狙いはじめます。

タリーは、クレイブン婦人の息子ゴードンをゴメスの生き別れの兄フェスターに仕立て、家や資産の乗っ取るを計画を立てるのです。

\ ここが見どころ /

大女優クリスティーナ・リッチ、そして『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で天才科学者のドクを演じたクリストファー・ロイドの奇妙な演技に注目です。怖さよりも面白さを前面に出したホラーコメディーなので、子供も一緒に楽しめますよ。

1992年公開 監督:バリー ソネンフェルド

『アダムス・ファミリー 』を観る

 

18位 ギフテッド(2017)

特別な才能(ギフテッド)を持つ
少女と家族の物語

独身の叔父フランクと片目の猫、そして一人の少女メアリー。

平穏に暮らしていた一家でしたが、少女の天才的な数学の才能(ギフテッド)が周囲に知れ渡るに連れて、環境は大きく変化していきます。

特殊教育を受けさせたいフランクの母エブリンは、普通の子と同じように育てようとするフランクからメアリーを引き離そうとするのでした。

天才児と暮らす人々の悩みや欲望が、「家族」の本質をあぶりだします。

\ ここが見どころ /

天才少女メアリーを演じるマッケナ・グレイス(公開当時11歳)の引き込まれるような演技に注目です。家族映画でありながら、「子供にとって本当に必要な教育とは?」という教育テーマも同時に提示している映画です。

2017年公開 監督:マーク・ウェブ

『gifted/ギフテッド 』を観る

 

17位 みんな元気(2009)

子供たちが帰省しないなら、
お父さんから会いに行く!

妻に先立たれたフランク(ロバート・デニーロ)は、4人の子供たちが帰省してくることを楽しみに暮らしていました。

しかし、子供たちがそれぞれの理由で一人も帰ってこないことに。

一時は落ち込むフランクでしたが、逆に自分から子供たちのもとへ訪ねようと決心します。

父と子の「愛と葛藤」がぐっと胸に刺さる作品です。

\ ここが見どころ /

ロバート・デニーロの切ない演技が絶賛された映画です。タイトル『みんな元気』の意味が終盤で回収され場面は、涙なくして見ることができません。家族が健康に幸せでいてくれることがどんなに大切なことか、改めて確認できる作品です。

2009年公開 監督:カーク ジョーンズ

『みんな元気』を観る

 

16位 アイアムサム(2001)

知的障害を持つ父親と
娘のハートフルな感動物語

7歳程度の知能しかない父親サムと、娘のルーシーは周囲の人たちに助けられながら幸せに暮らしていました。

7歳の頃になると、自分が父親よりも賢くなっていること、他の父親とはどこかが違うことに気づき始めたルーシーは、サムを気遣い難しい字を読むことを止めてしまいます。

やがて、周囲の目や友達とのトラブルをきっかけに、サムにはルーシーを育てるだけの能力が無いと判断され、ルーシーを引き離されてしまうのです。

\ ここが見どころ /

一人親で知的障害を持っていることなど、多くのハンデを抱えながら懸命にお互いを思いあう二人の深い絆に、世界中で大きな感動を巻き起こした作品です。

2002年公開 監督:ジェシー・ネルソン

『I am Sam アイ・アム・サム』を観る

 

15位 はじまりへの旅(2017)

10年間を森の中で暮らした
家族のコメディーストーリー

雄大なアメリカ北西部、見渡す限りが森林の土地に父ベン・キャッシュと6人の子供が暮らしていました。

電気やガスはもちろんのこと、携帯の電波も届かないような大森林の中で、自給自足のサバイバル生活。

ベンの熱血指導で、子供たちは6ヶ国語をマスターする程の秀才に育っていました。

ある日、入院中の母レスリーが亡くなってしまい、一家は葬儀に出席するため2400キロ離れたニューメキシコを目指して旅に出ます。

世間を全く知らない子どもたちは、現代社会とのギャップに戸惑いながらも、自分らしさを失わずに生きようとしますが…

\ ここが見どころ /

カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で監督賞を受賞した作品です。都会に出たことで変わる子供たちに苦悩する父親の姿が描かれています。アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたヴィゴ・モーテンセンの一風変わった演技にも注目です。

2017年公開 監督:マット・ロス

『はじまりへの旅』を観る

 

14位 ステップ(2020)

シングルファーザーと
娘の愛に満ちた10年間

妻を亡くしたトップセールスマンの健一は、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事を両立させるため、時短勤務が許される部署へ異動します。

育児に困惑する健一の姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれましたが、男手一つで育てることを決意した健一。

妻と夢見た幸せな家庭を、天国から見ている彼女と一緒に作ることを心に誓い、前に進み始めるのでした。

しかしそんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたとの連絡があり…

\ ここが見どころ /

妻に先立たれた主人公が、男手一つで娘を育てる10年間の軌跡を描いています。カメレオン俳優と知られる山田孝之の演技に引き込まれること間違いなしです。

2020年公開 監督:飯塚健

『ステップ』を観る

 

13位 ルーム(2016)

監禁された親子の脱出劇
葛藤と絆の物語

17歳の時から施錠された部屋に監禁されているジョイは、その部屋で出産した息子ジャックととも暮らしていました。

外の世界は天窓からしかわからず、毎週日曜日に生活物資をもってやってくる犯人を待つだけの日々。

ジャックが5歳になり、部屋のなかだけが世界だと思っている息子のためにも、ジョイは脱出を試みます。

外の世界へと飛び出したふたりに待ち受ける運命とは?!

\ ここが見どころ /

息子役のジェイコブ・トレンブレイの真摯な演技に注目です。お互いの絆を確かめ合いながら生きる姿に感動を巻き起こした作品です。

2016年公開 監督:レニー・アブラハムソン

『ルーム』を観る

 

12位 万引き家族(2018)

血の繋がりでは定義しきれない
「家族」の本質を問いかける

年金と万引きによって生計を立てる柴田一家は、自分たちの存在を公にできないある事情があり、社会の底辺で暮らしています。

そんな中、家から閉め出されて凍えている女の子「ゆり」を見つけ、家族として迎えることに。

厳しい状況ですが、笑顔を忘れず感謝して過ごす日々を続けていた一家でしたが、ある事件をきっかけに取り巻く環境が一変します。

「家族」そして「善悪」の意味を深く問いかけてくる作品です。

\ ここが見どころ /

家族をテーマに多くの作品を手掛けている是枝裕和監督の作品です。カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞しました。樹木希林をはじめ、安藤サクラ、松岡茉優など豪華俳優陣が共演しています。

2018年公開 監督:是枝裕和

『万引き家族』を観る

 

11位 ワンダー 君は太陽(2018)

「僕は普通じゃないけれど…」
心に残る台詞からみえる家族愛

主人公の少年オギーは、遺伝子疾患により生まれた時から、顔が変形していました。

10歳になり、初めて一般の小学校へ通い始めた彼は、他の子どもたちからのいじめや偏見を受けてしまいます。

しかし家族の支えでオギーは登校し続け、周囲のクラスメイトもオギーの中身を知っていくうちに少しづつ近寄ってくるのでした。

\ ここが見どころ /

全世界で300万部を売り上げた児童書『ワンダー』を原作に映画化された本作。オギーの姉ヴィアを演じたイザベラ・ヴィドヴィッチの「きょうだい児」(障害を持つ子の兄弟)としての演技も圧巻です。オギーを愛し見守る家族、そしてオギーによって変わっていく周囲の子供たちに「人と人との関わり」を考えさせられます。

2018年公開 監督:スティーヴン・チョボスキー

『ワンダー 君は太陽』を観る

 

10位 東京物語(1953)

老親と現役世代の子供たちの
すれ違いから「家族」を考える

広島県の尾道市で暮らす平山周吉と妻とみは、久しぶりに息子や娘と会うため、彼らがいる東京へ向かいます。

長男で開業医の幸一の家にまず厄介になりますが、急患や子供の世話で忙しい長男夫婦は周吉たちの相手が出来ません。

長女である志げの家を訪ねても、美容室を営む彼女は亭主に彼らの世話を任せ、両親を相手にしないのです。

そんな中、老夫婦を手厚くもてなしてくれたのは、戦争で亡くなった次男の嫁・紀子でした。

やがて夫婦は尾道に戻りますが、とみの具合が悪くなり…

\ ここが見どころ /

心優しい次男の嫁を演じるのは、日本映画を代表する大女優の原悦子です。たおやかな雰囲気が内面からにじみ出るような美しさは必見です。描かれているストーリーは、現代でも同じようなことが起こりうるのではないかと考えさせられがら鑑賞してしまいます。

1953年公開 監督:Yasujirō Ozu

『東京物語』を観る

 

9位 マンチェスター・バイ・ザ・シー(2017 )

過去にとらわれる主人公
等身大の人間を描き出す

不愛想な便利屋リー・チャンドラーは、ボストン郊外で孤独な人生を送っていました。

ある日、リーの兄・ジョーが倒れたという知らせが届き、故郷であるマンチェスター・バイ・ザ・シーへと向かうもジョーは亡くなってしまいました。

遺言でジョーの16歳の息子パトリックの後見人を任されたリーでしたが、故郷の町に留まることはリーにとって忘れられない過去の悲劇と向き合うことでした。

\ ここが見どころ /

米アカデミー賞で主演男優賞と脚本賞を受賞した本作は、物語全体に流れるアンニュイな雰囲気が魅力です。深い後悔にとらわれながらも生きていく一人の男、そして父を失った少年が紡ぐ「人生」を描き出します。

2017年公開 監督:ケネス・ロナーガン

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』を観る

 

8位 家族を想うとき(2019)

幸せに暮らしたいだけなのに、
何もかも上手くいかない。

イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。

フランチャイズの宅配ドライバーとして独立した父のリッキーは、時間に追われながらもマイホーム購入の夢を叶えるため懸命に働いていました。

そんな夫をサポートする妻のアビーもまた、パートタイムの介護福祉士として時間外まで働く日々。

「家族の幸せ」を思っての仕事が、いつしか家族が一緒に顔を合わせる時間さえも奪い、高校生のセブと小学生のライザ・ジェーンは寂しさを募らせていきます。

そんな中、リッキーがある事件に巻き込まれてしまうのでした。

\ ここが見どころ /

カンヌ映画祭で二度のパルムドールを獲得したケン・ローチ監督が、引退宣言を撤回して3年ぶりに制作したヒューマンドラマです。リアルなカメラワークが作り出す臨場感に引き込まれます。

2020年公開 監督:ケン・ローチ

『家族を想うとき』を観る

 

7位 メリー・ポピンズリターンズ(2018)

名作「メリー・ポピンズ」
の世界が2D×3Dで帰ってくる!

物語の舞台は前作から20年後、バンクス家の長男マイケル・バンクスは、今では家族を持つ父親となり、ロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていました。

しかし大恐慌で金銭的な余裕がなく、妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題――追い打ちをかけるように融資の返済期限切れで家を失う大ピンチに。

そのとき、あの魔法使いメリー・ポピンズが風に乗って彼らのもとに舞い降ります!

バンクス家に再び明るさと楽しさを取り戻すため、メリー・ポピンズの魔法が花開きます。

\ ここが見どころ /

アニメーションと実写の融合はディズニー映画では『魔法にかけられて』以来です。アニメーションの部分は手書きにこだわっており、古き良きディズニーの世界観が味わえます。前作『メリー・ポピンズ』を見ていなくても、子供と一緒に楽しめること間違いなしの作品です。

2018年公開 監督:ロブ・マーシャル

『メリー・ポピンズ リターンズ』を観る

 

6位 パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020)

パパが女性として生きていく!?
パパが大好きな娘の葛藤と愛

デンマークの郊外で暮らすエマは、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子で、幸せな家庭で充実した日々を送っていました。

ところがある日、突然両親から離婚すると告げられ彼女の日常が一変します。

離婚の理由は「パパが女性として生きていきたいから」という彼女にとっては衝撃的なものでした。

愛するパパが次第に女性らしくなり、名前も変え、性適合手術へとすすむにつれて、エマの感情は大きく揺れ動きます。

\ ここが見どころ /

デンマークのアカデミー賞ともいわれるロバート賞で「メイクアップ賞」、「児童青少年映画賞」を受賞しました。マルー・ライマン監督は、自身が11歳の頃に父親が女性になるという経験をしています。エマの葛藤や自分自身のアイデンティティの揺らぎが絶妙に描かれています。

2021年公開 監督:マルー・ライマン

『パーフェクト・ノーマル・ファミリー』を観る

 

5位 ファイティングファミリー(2019)

レスラー一家の娘がWWEで
スターの座を掴むまでの実話を映画化!

イギリス北部ノーウィッチでレスリング・ジムを営むナイト一家。

中1の時からリングに立っていた18才のサラヤは、特にレスリングを愛しており、いつかはWWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)の試合に出たいと願っていました。

そんな時、プロレス命であった兄のザックと共にWWEのトライアウトに参加することに。

大喜びでトレーニングに勤しむ二人でしたが、サラヤだけが次のステージに進み、フロリダ行きが決まります。

兄と二人で渡米したいと言い張るサラヤをザックは渋々説得し、彼女は兄の思いを胸にアメリカに一人旅立つのでした。

\ ここが見どころ /

プロレスファンでなくても楽しめる、プロレスと家族愛のサクセスストーリーです。追いかけたい夢がある人は、本作で勇気づけられること間違いなし!

2019年公開 監督:スティーヴン・マーチャント

『ファイティングファミリー』を観る

 

4位 パラサイト 半地下の家族(2019)

格差社会が生み出した
パラサイト(寄生)という生き方

半地下に住み、全員失業中のキム一家。長男ギウは、ひょんなことからIT企業のCEOである大富豪パク氏の娘の家庭教師を請け負うことになります。

自身の経歴を偽りパク一家の信頼を得たギウは、パク氏の息子の家庭教師にと、自分の妹を紹介します。

兄妹でパク一家に取り入り始めた二人は、父や母も働き手として紹介し、少しづつ一家に寄生し始めるのでした。

\ ここが見どころ /

コメディタッチで描かれる一家の乗っ取りは、中盤に向かいシリアスに、終盤にはサスペンスの要素も交えるなど、表情を変えながら展開していきます。ドキドキ感を味わいたい方にぴったりな作品です。

2019年公開 監督:ポン・ジュノ

『パラサイト 半地下の家族』を観る

 

3位 フロリダ・プロジェクト(2017)

夢の国のすぐ横で暮らす、
貧しくも明るい母娘の物語

定住する家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らししています。

ヘイリーは売春で生計を立て、暴力などの犯罪に巻き込まれることもしばしば。

そんなことはつゆも知らないムーニーは、同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人ボビーはそんな子どもたちを厳しくも温かく見守っていました。

ところがある出来事を機に、ムーニーの日常は一変し…

\ ここが見どころ /

新進気鋭のショーン・ベイカー監督が、全編35ミリフィルムで撮ったノスタルジックな雰囲気が独特です。逆境の中で懸命に生きようとする二人の姿に、静かな感動を呼ぶ作品です。

2017年公開 監督:ショーン・ベイカー

『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を観る

 

2位 ゴッドファーザー(1972)

粋なダンディズムが溢れる
言わずと知れたマフィア映画

1945年のニューヨーク、イタリア系アメリカ人ドン・ビト・コルレオーネの屋敷では、娘コニーの盛大な結婚式が行われていました。

そこへ、海兵隊帰りの三男・マイケルが、恋人のケイとともに帰宅します。

パーティーに人気歌手ジョニー・フォンテーンが登場したのを見て驚くケイに対し、マイケルは家族がみな非合法組織の幹部であることを告白します。

とはいえ、マイケルはあくまでも真面目に生きていくつもりで、家族はそれを認めていました。

がしかし、父が他の組織によって銃撃されたことをきっかけに、マイケルは徐々に組織の活動に足を踏み入れるのです。

\ ここが見どころ /

マリオ・プーゾの同名小説を名匠フランシス・フォード・コッポラ監督が映画化した不朽の名作です。俳優陣の一挙手一投足に色気を感じるほどの圧倒的な世界観に呑み込まれますよ。

1972年公開 監督:フランシス フォード コッポラ

『ゴッド・ファーザー』を観る

 

1位 クレイマー、クレイマー(1980)

家族を顧みなかった父親と
息子が織りなすハートフルな物語

仕事ばかりで家庭を顧みないテッドが深夜に帰宅すると、荷物をまとめた妻ジョアンナが家を出ると彼を待ち受けていました。

相手にしなかったテッドでしたが、ジョアンナは息子のビリーを残して本当に家を出て行き、テッドは、失意のなか家事に育児に奮闘することになります。

最初は距離があったものの、一緒に生活するなかで心が通い始める二人。

テッドとビリーの間に深い絆が生まれた頃、息子の養育権を主張するジョアンナがテッドの前に現れ、二人はビリーの親権をめぐり裁判で争うことになるのでした。

\ ここが見どころ /

ワンオペ育児・女性の社会進出・離婚など、現代にも通じるテーマが詰め込まれています。空中分解する家族の困難を描きながらもハートフルな印象を与えるのは、名優ぞろいだからでしょう。映画初出演であったジャスティン・ヘンリーは、ゴールデン・グローブ賞の助演男優部門と、アカデミー助演男優賞に当時史上最年少でノミネートされました。

1979年公開 監督: ロバート・ベントン

『クレイマー、クレイマー』を観る

 

まとめ

今回は、家族をテーマにオススメの映画を20選ご紹介しました。

感動モノや号泣モノから笑ってみられる作品まで、幅広く楽しめるのが家族映画の特徴です。

紹介した作品はレンタルだけでなく、映画配信サイトでも手軽に見られるので、本記事を参考にぜひ鑑賞してみてください。

 

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